【ハンバーガーチェーン】ウェンディーズ

　ハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」にて、カレーチキンサンド、280円。
　柔らかいチキンフィレ肉の上に、挽き肉の入ったカレーソースがたっぷり載っている。濃厚なカレーの風味とフライドチキンのスパイシーな風味がマッチして美味。
　ウェンディーズには他にもカツカレーサンド、チーズカレーバーガー、フライドポテトにカレーとチーズが載ったキーマカレーフライ＆チーズなど、多数のカレーメニューがある。

「ウェンディーズ」
http://www.nihon-wendies.co.jp/
★★★

【カレーうどんチェーン】カレーうどん「千吉」

　都内を中心に数店舗を展開しているカレーうどんチェーン「千吉」渋谷店にて、辛吉カレーうどん、ご飯とお新香がついて730円。トッピングメニューも豊富。
　カウンターとテーブルが３卓ほどの小さなお店だが、和のテイストが前面に出た落ち着いた雰囲気。看板の「千吉カレーうどん」を中心に、カレーうどんやカレー雑炊などのメニューが楽しめる。

　辛吉カレーうどんが到着。こちらは、オリジナルの千吉カレーうどんに特製ラー油がかかった辛口のカレーうどん。
　カレースープは、古奈屋のカレーうどんに似た、ほんのりとスパイシーなカレーの風味を、牛乳の風味が目立つスープで包み込んだような、独特のスープ。豚肉、油揚げ、ねぎなどがたっぷり入っており、それらの甘味も相まって、なんとも優しい味になっている。一方、ラー油はフレッシュな酸味と辛味がしっかり主張しており、スープにほどよい刺激を与えている。
　また、お店では、うどんを食べきった後、残ったスープにごはんを入れて、雑炊風にして食べることを勧めている。すべてのメニューに基本的にごはんがセットになっているのも、このためだそうだ。もちろん、これが美味しくないわけがない。


カレーうどん「千吉」
http://www.yoshinoya-dc.com/senkichi/
★★★

【チェーン】インデアンカレー

　大阪を中心に数店舗、最近は東京・丸の内への出店が話題を呼んだ「インデアンカレー」丸の内店にて、インデアンカレー、730円。
　「自由軒」と並び“大阪名物”と呼ばれることも多い、独特な風味が評判の大阪の老舗店。その創業は1947年だそうで、60年近く経つ今なお、オリジナリティ溢れるカレーを提供し続けている。このカレーが東京でもいただけるのは、なんとも不思議な気分だ。
　店舗によりメニュー構成が異なるが、丸の内店では、インデアンカレーのほか、インデアンスパゲッティとハヤシライスがいただける。

　大きなカウンターが横に広がる綺麗な店内。注文してほどなくして、カレーと付け合せのキャベツのピクルスが、ほぼ同時に供される。
　たっぷり全面を覆うようにかけられたカレーは、小麦粉のとろみがしっかりついて、欧風カレーを思わせる。そのカレーを一口ほおばると、まるで砂糖を舐めたかのような、ガツンとくる甘さに驚くことだろう。　なんて甘いカレーなんだ、などと思うのも束の間、そのすぐ後を追うように、ピリピリと唐辛子の辛さがやってきて、口の中の甘さを一気に覆い尽くす。これも、かなりガツンとくる辛さだ。その甘さと辛さの大波が押し寄せた後、それらが調和した後味が、口の中に穏やかに残る。
　2口目以降は、舌が甘さに少し慣れてきて、最初の衝撃は薄くなる。それでも、口の中では甘さと辛さのせめぎ合いが続き、その奥にじわりとコクのある旨味も感じられるようになる。あとは、無心に食べ進めるのみだ。
　付け合せで提供されるピクルスも、このインデアンカレーには欠かせないパートナーだ。カレーの第一印象と同じく、砂糖のような甘さと酸味を伴ったキャベツのピクルスは、合間にいただくと、カレーの甘さの衝撃を鮮やかに呼び起こしてくれる。

　その独創的な味は、好みが大きく分かれる。アナタのお口に合うかどうかはわからないが、カレーに対する価値観が少し変わるのは間違いないだろう。
　なお、大阪のせんば自由軒でも、看板メニューの混ぜカレーライスを「インディアンカレー」と称しているが、同じ大阪の個性的なカレーでありながら、この２つは異なるものなので注意。


「インデアンカレー」
http://www.indiancurry.jp/
★★★★

【ピザチェーン】PIZZA-LA

　宅配ピザのピザーラより、この夏の期間限定サイドメニュー、ナンピザカレー、630円。
　特徴は、なんと言っても、チーズとパセリが載って焼かれたナンピザ。これ自体はカレー味じゃないです。ナンはふっくらとした肉厚のナンで、ピザのパン生地に近い食感がある。
　カレーは、コーンがどっさりと入った甘口焼きカレー。チキンも少し入っている。辛さは無いものの、しっかりとろみのついたカレーで、ビーフでも入ってるんじゃないかというくらいに濃厚なコクがある。この濃厚カレーと、チーズがたっぷり載ったナンピザは相性ばっちり。サイドメニューにしておくにはもったいないくらい、なかなかの完成度のカレーです。


「PIZZA-LA（ピザーラ）」
http://www.pizza-la.co.jp/
★★★

【ハンバーガー】マクドナルド

　ハンバーガーチェーンの最大手、マクドナルドより、期間限定、フルーツカレーソースのチキンナゲット、5個入りで220円。
　フルーツカレーソースというだけあって、フルーツの甘味がかなり前面に出たソース。爽やかな酸味と甘味と共に、カレーの風味とほんのりスパイスの香りもある。


「マクドナルド」
http://www.mcdonalds.co.jp/
★★☆

【ハンバーガーチェーン】モスバーガー

　モスバーガーから、期間限定で販売中の「ナン・カリー」、360円。
　写真はあんまり綺麗には撮れていないですが、もっちりしたナンの上に、レタス、チキンケバブ、そしてカレーソースが載っております。
　チキンケバブは、板状のチキンナゲットといった感じだが、胡椒などのスパイスが効いている。カレーソースは、辛さこそ控えめだが、フルーティーな甘さとスパイスの風味が効いた、コクのあるかなり本格的なインド風カレーで美味。
　唯一の難点は、具材はすべてナンの上に載っているだけで、挟んであるわけではないので、食べにくいというところか。他に期間限定メニューで、ナン・タコス、ナン・タコス・アボガド（緑モス限定）もあり。


「モスバーガー」
http://www.mos.co.jp/
★★★

【うどんチェーン】はなまるうどん

　ここんとこ、外出してもカレーを食べる（正確にはライスやナンを食べる）元気が無くって、こりゃ毎年恒例の夏バテでしょうか、ホント体力はつけなくちゃイカンですな。
　そんなわけで、そんな状況でもいただけるカレーを探した結果、辿り着いたのが、本場の讃岐うどんが１杯105円からでお馴染みのはなまるうどんの、カレーうどん(小)、399円。

　注文するやいなや、さっとうどんを湯にくぐらせ、あっという間にうどんが供される。
　カレーうどんは、関西風のだしの効いた透明度の高いつゆの上から、大きめの具材が入ったカレーがかけてあるタイプ。カレーは甘味が前面に出ていて、ゴロンゴロンと入ったじゃがいもやにんじんが、家庭風のカレーを思い起こさせる。適度なとろみがあり、コシのあるうどんとよくからまる。


「はなまるうどん」
http://www.hanamaruudon.com/index.html
★★☆

【カレーチェーン】サンマルコ

　関西を中心に全国展開しているカレーハウス「サンマルコ」新幹線新大阪駅店にて、ナスとイタリアントマトのカレーライス、630円。
　カレーは、コクの中にピリッとした辛さを感じる、スタンダードなタイプの欧風カレー。新幹線利用客のニーズに応えるべく、注文するとあっという間に出てくるカレースタンドということで、チェーンらしく万人向けの印象だが、なかなかのコクと旨みを感じる本格的な味で、コストパフォーマンスは高めか。フレッシュなトマトと、甘味がしっかりと出たナスのコントラストが良い。


カレーハウス「サンマルコ」
http://www.tonkatu-kyk.co.jp/sanmarco/
★★★

【そばチェーン】富士そば

　関東だけなのかしら？ あらゆる駅の前で見かけるチェーンのそば屋さんとして、そして店内に演歌が流れていることでも有名な「富士そば」にて、カレーそば、430円。
　待つこと数十秒、さっと出てきたカレーそばは、かけそばにカレーをかけたスタイル。
　カレー、そばとも、スタンダードなスタイルで、コメントに窮してしまいますが、カレーそばは選択肢が少ないので重宝するかも。やや甘口のカレーを濃厚なそばつゆと混ぜていただくと、和風だしの中にカレーの香りが立つ濃厚カレーつゆで、美味しくお蕎麦がいただけます。


「富士そば」
★★☆

【牛丼チェーン】すき家

　牛丼とカレーのチェーン店「すき家」にて、牛丼・カレーのどちらもトッピングメニューが豊富で、様々な変り種牛丼・変り種カレーがいただけることで有名なお店ですが、本日は、基本メニューの２種類が一緒にいただける豚あいがけカレーを注文、480円。辛さは選択可能ですが、どうやら後からかけるチリソースの量で辛さを調節しているようです。
　単品なら380円のカレーは、なかなかフルーティーな玉ねぎの甘さがあるスタンド風カレー。なかなかにコクもあり、牛丼チェーンとしては、けっこう頑張っているほうだろう。
　豚丼（とんどん）のほうは、牛丼チェーン店各社で牛丼の代わりに提供している牛丼風の豚肉丼。こちらもイケます。


「すき家」
http://www.zensho.com/
★★★