今日はクリスマスイベントでカンテレ演奏。毎年各国をテーマにしている集まりが、今年は北欧がテーマ。午後のひととき、26弦カンテレでフィンランドのクリスマス曲を演奏。
サンタさんと記念撮影。このサンタさんは、アメリカから飛行機に乗ってやってきた方。サンタクロースはアメリカのクリスマスセールから生まれたので、そういう意味では「元祖」。トナカイのそりに乗ったフィンランドのサンタさんは、二番手?
私が小さく見えるほど大きなサンタさん、オペラ歌手のように響くバリトンで「メリークリスマス!」
今日はクリスマスイベントでカンテレ演奏。毎年各国をテーマにしている集まりが、今年は北欧がテーマ。午後のひととき、26弦カンテレでフィンランドのクリスマス曲を演奏。
サンタさんと記念撮影。このサンタさんは、アメリカから飛行機に乗ってやってきた方。サンタクロースはアメリカのクリスマスセールから生まれたので、そういう意味では「元祖」。トナカイのそりに乗ったフィンランドのサンタさんは、二番手?
私が小さく見えるほど大きなサンタさん、オペラ歌手のように響くバリトンで「メリークリスマス!」
北と南の音楽コラボ。フィンランドのカンテレと奄美の三味線(=沖縄のサンシン)、そして沖縄の唄。
北の果ての音色が、南の風に聴こえる。厳しい寒さの雪の中ではなく、暖かいビーチでまどろんでいる。
三味線と唄はえぐさゆうこさん、ボーカルは篠原章さん、カンテレでポロポロ・・・。<食を楽しむ会>のオープンハウスにて。
まだ11月前半というのに、街中はクリスマスデコレーションや音楽がいっぱい。カンテレクラスも11月はクリスマス曲に取り組む。
クラスにあわせて、今年もクリスマス曲を作った。<pikkujoulu>の題名はフィンランド語で、pikku=小さな、joulu=クリスマス。クリスマス前に友人たちと集まり、ひと足はやいクリスマスをお祝いする。留学時代は近所の小学校に招かれ、子どもたちとクッキーを作り、劇や音楽を楽しんだこともある。
(Pekka Lovikkaのカンテレ)
①5弦メロディー、②メロディーと5弦2声アンサンブル、③5弦4声アンサンブル、そして④はダイナミックな大編成(5弦+11弦+15弦+19弦+26弦)。シンプルなメロディーだが、鐘の音や雪のイメージを織り込んだ。PCソフトで演奏してみたが、「なかなかのでき!」と密かに自画自賛。
早速今週のクラスの課題に。最近は曲に歌詞をつけてくださる生徒さんがいるので、この曲もステキな歌になるかしら。
Ida Elina (Paivi Ollikainen) のカンテレコンサートを聴く。
「ポップ・ジャズカンテレ」という新しい分野を作り上げた彼女の演奏は、パワフルでアグレッシブ。カンテレの音色が、ギターのように、パーカッションのように、そしてもちろん伝統民族楽器の音色も醸しだす。こんなにいろいろできるのだと感動の連続だった。クラシックを弾いても、フィンランドの伝統的な曲を弾いても、そしてポップスでも、なんでも弾きこなしている。その卓越したテクニックはすごい! 北海道に留学中だった2年前に聴いた演奏より、はるかにレベルアップしていた。
カンテレをパーカッションにように弾きこなすテクニックは、彼女が札幌で生み出した独特の奏法で、「私は日本に来て大きくかわった」と何度も話していた。ゴスペルを歌いながら、指は素早く動き、弦を弾く&ふちを叩く。そして聴衆も一緒に参加。楽しい~。
日本の名曲もアレンジしながら、オリジナルの曲を演奏。美しい歌声と音楽性に酔いしれた、代官山の夜。
国連NGOのWFWP(世界平和女性連合)主催のチャリティーコンサートでカンテレを演奏。
収益はモンゴル&エチオピアの子どもたちの教育に捧げられる。演奏に先立ち、エチオピアの教育支援の現状が紹介された。「学校に行きたい、教育を受けたい、そして人の役にたちたい」と願う子どもたちの瞳はキラキラ輝いている。勉強できて嬉しいと心から喜んでいる子どもたち、涙が溢れる。
音楽をとおしてアジア、アフリカ、そして北ヨーロッパのフィンランドがひとつになる。プログラムは「フィンランドの音楽、日本の秋、そして3・11を通しての世界とのつながり」から選曲した。♪赤とんぼ、♪故郷を合唱し、その想いを会場一同で共有する。音楽で手をつなぎ、心を広げる、そんなすばらしい歌声だった。
会員のみなさんと。小田原に支部がある「神奈川第8連合会」はこの春、新しく立ち上がったばかり。皆さんの大切なお働きに感動している。音楽家の友人たちはこの話を聞いて、「私もいつでも協力するわ」と口々に言っているが、それぞれがもてる力の支援を、長く地道にしていきたいと思う。
数年前から少しずつ書きためている『カレワラ』を題材にした曲がいくつかある。フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』から、適当にシーンを選び、曲をつける。あるいは歌い継がれているものをカンテレ曲にアレンジする・・・。かなり自分勝手な思いで曲をつけている。
CDを整理していて、『カレワラ』関係をいくつか見つけた。聴いてみる。1900年代初めの録音もあり、音も言葉も明確でなく、その解説にもところどころ「不明」と明記されているが、充分雰囲気は伝わってくる。
私なりの『カレワラ』、急がず焦らず、じっくり研究してためていきたいと思う。
国連NGO世界平和女性連合主催による<チャリティーコンサート>のご案内。
カンテレ&歌、トークでお楽しみください。曲目はフィンランド民謡、日本の歌メドレーなどを演奏します。
日時:2012年9月16日(日)午後2時開演 会場:かふぇ・えりむ(小田原クリスチャンセンター内)
収益はモンゴル、エチオピアの教育支援におくられます。
8月のカンテレクラスは<ヴァラモの鐘>をとりあげている。
ヴァラモは北カレリアにあるロシア正教の修道院。1978年、各国からの留学生仲間たちのワークキャンプで滞在したことがある。今ある新しい建物は、その頃私たちがお手伝いしたところ。修道院にはイコンがたくさんあり、また教会音楽も礼拝もはじめて経験することばかりだった。
ヴァラモの鐘の音色はすばらしい。数年前にカンテレ仲間のYちゃんが訪れた時に、「カンテレで弾いている鐘の音」と皆にケータイ動画で送ってくれた。
ヴァラモの鐘を題材にした曲はたくさんあり、演奏も聴く。今回クラスで取り上げた曲は5弦+11弦、フィンランドのカンテレ奏者Minna Raskinenの曲。さらにイメージをふくらませ、自作<ヴァラモの鐘>を創作した。5弦と10(11、15、16、19)弦アンサンブルを基本に、大きな鐘は低音が響くバスカンテレ、小さな鐘は高音のピッコロカンテレ、さらに高音のピッコリーノカンテレを入れる。また26弦、36弦が加わると、壮大な曲になる。一人では弾けないから、PCのソフトに入れて試奏(試聴)。
アンサンブル・プオルッカによるカンテレオーケストラ、お披露目はいつにしようかとその日を夢見ている。
フィンランドの戦没者慰霊碑にカンテレが刻まれている!
今夏フィンランドを訪れているカンテレ仲間の速報。ブログ記事には、
「第2次世界大戦の終戦から67年。
フィンランドもロシアと壮絶な戦いが歴史に刻まれています。最も大きな戦いがあったのは、カレリア地方。フィンランド中から若者たちが召集され、悲しくも命を落としました。
フィンランドの教会には、戦争で亡くなった兵士たちを埋葬した墓地があり、いつも赤いベコニアなどが手向けられています。
遠く離れた北のカレリアへの戦いへと送られた人々の慰霊碑にカンテレが刻まれています。このような慰霊碑は、フィンランドのほとんどの教会に設置され、その全てにカンテレが刻まれています」
と紹介されている。
知らなかった! 毎回知人友人の墓参には行くが、戦没者慰霊碑があるのは知っているが素通りしていた。今年は秋に行くので、丁寧に回ってみようと思う。
宇都宮美術館で開催中の<フィンランドくらしとデザイン>展覧会のイベントのひとつ、「カンテレコンサート&ワークショップ」
フィンランドの伝統曲、民謡を中心に、16弦と5弦カンテレを演奏。
その後、ワークショップ。
ワークショップに集まったカンテレたち。朝早く東京、神奈川を出発して宇都宮にやってきた。
「どっちのむき?」「指は・・・」と熱心なみなさん。「弾けた!」「いい音色」とそれぞれに感想。「カンテレを弾いてみたくて埼玉からきました」という方、仙台から泊りがけでいらした母娘さんも。
フィンランドの子どもの歌は、会場の皆さんも歌で参加。フィンランド語で歌い「ライライライ~」と手拍子も入って楽しそう・・・。
この日の開館時間は夏休みのナイトミュージアム。100名以上のお客様が遅くまで参加。閉館時間ギリギリまでカンテレを楽しんでいただき、最後は16弦で「おやすみなさい」の曲をお届けした。
神部恭久さんの写真展でカンテレライブ。
神部さんが数年前に旅行したキリバスは南太平洋に浮かぶ島々。その写真展で、フィンランドの伝統民族楽器カンテレを演奏させていただいた。赤道の国と北極圏の国、その共通点は? そうね、どちらも楽園かな~・・・時間も決めずに人が集まれば演奏というスタンスで、4回ミニコンサート。
カンテレ仲間のユキオさん&トモコさんご夫妻は「フィンランド族」。フィンランドの話で盛り上がり、トナカイのお味にワイワイ。カンテレワークショップも行いながら、キリバスの夕焼け写真に、まるでオーロラみたいと拍手!
最後の会は7時過ぎから。楽器と一緒に持参した手料理。音楽療法庭の緑のカーテン初収穫のゴーヤで<ペンネアラビアータ>(トマトソースも完熟トマトで自家製)、ケークサレ2種(きのこいろいろ、自家製ベーコンと野菜)、サラダ(リコッタチーズも自家製、ゆで卵はこの日を目論んで塩麹に1週間漬け込んだチーズのようなお味)。重いけど頑張ると持っていったワイン2本もあっという間で、追加を買いに走る。5本の空き瓶・・・。
人との出会いに感謝の一日。ギャラリーのオーナーさんはカンテレが気に入ったようで、最終日までおかしすることになった。「クリスマスライブ、どう?」とお声かけいただき、「もちろん喜んで!」
アンサンブル・ピーラッカの<七夕コンサート>。2009年のアンサンブル・プオルッカのフィンランド演奏旅行 で意気投合した二人、ユニットとしてデビューコンサートでもある。
26弦(ソロ、アンサンブル)、11弦(ソロ)、5弦(ソロ) 11弦+10弦(アンサンブル)、11弦+10弦+5弦(アンサンブル)、5弦×3(アンサンブル)・・・。何曲かは私もお手伝いし、カンテレの魅力三昧のコンサートだった。
aurinkoさん。渡邊陽子さんは、フィンランド名で太陽のアウリンコさん。カンテレと真摯に向き合い、ますますカンテレが好きになった、と。
kukkaちゃん。滝川華子さんは、フィンランド語で花のkukka、なんともいえないかわいらしい響き。七夕コンサートにちなみ、私が作曲した「七夕によせて」はkukkaちゃんが11弦で演奏。
二人の衣装はkukkaちゃんお手製のmarimekkoマリメッコ。ユニット名ピーラッカはフィンランド語でパイのこと。食いしん坊の二人らしい命名!
私は5弦でアンサンブル、11弦ソロではフィンランドの白夜を想い描いた自作を演奏。
お手伝いやお客様として遠路はるばる小田原まで足を運んだり・・・と生徒さん方が応援し、あたたかいコンサートになった。仲間の演奏に大いに刺激を受け、「ますます頑張ろう」発言、新たなユニットの動き、コンサート計画など、楽しい余韻と希望のひとときだった。
伊是名中学校(沖縄の離島)でのフィンランドミュージックイベントの後半は、カンテレワークショップ。「カンテレは打楽器だと思った」という生徒たち。興味深そうに、熱心にさわっている。
「いい音じゃん」「軽いね」「早くこっちにもよこせよ!」
「誰か弾いてみる?」にでてきた生徒たち。アシスタントのフィンランド人レーッタさんはクラリネット奏者だが、来日直前に開催されたカンテレキャンプ(講習)に参加していた。「うん、上手。もう一度」と促す。男子「かっこいいじゃん。皆、注目しろよ!」、女子「すてきな音です」
南の島の中学生たちのフィンランド初体験。日本カンテレ友の会からはCD2枚プレゼント。「いやされるさ~」との沖縄表現に、ゆったりしたほのぼの感がある。北の国のフィンランドのテンポとそう違わない。とてもステキなカンテレ時間!
伊是名中学校で開催する、フィンランドミュージックイベント&カンテレ・ワークショップで伊是名島へ向かう。那覇から2時間バスに揺られ、さらに船で1時間。伊是名は美しい海と真っ青な空に先にある離島。
沖縄本島・運天港を出航。古宇利島大橋はみえる。ここは珊瑚礁の美しい海。
向こうに見えるのは本島の最北端、辺戸岬。
海がきらきら耀いている!
バタバタと沖縄へ。今夜は那覇に泊まり、明日伊是名へ。那覇から名護経由で運天港まで2時間半、フェリーに1時間乗って、やっと伊是名島。カンテレ4台持って、行ってきます!