鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

富士山の日フェスタ2024開催

2024年02月25日 | 議会活動
令和6年2月25日(日) 

 2月23日の祝日は天皇誕生日ではありますが、同時に「富士山の日」でもあります。静岡県では、国民の財産であり、日本のシンボルである富士山は、その類まれなる美しい自然景観により、人の心を打ち、芸術や信仰を生み出してきました。
 こうした偉大なる富士山を抱く静岡県において、すべての県民が富士山について学び、考え、想いを寄せ、富士山憲章の理念に基づき、後世に引き継ぐことを期する日として、2月23日を「富士山の日」とする条例を制定しました。
 「富士山の日」の制定を契機として、富士山環境保全活動や富士山世界文化遺産登録等の取組に対する県民の理解を深めることなどにより、富士山を後世に引き継ぐための県民運動の促進に努めています。








(富士山の日フェスタ2024から)

 富士山は静岡県と山梨県にまたがることから、両県とも同様の趣旨で2月23日を「富士山の日」と制定したことから、毎年、2月23日には交互で会場を設置し、記念行事を開催しています。
 今年は、山梨県甲府市にある山梨県立文学館講堂を会場に、両県知事や正副議長および富士山世界文化遺産協議会、国・県・市町議会などの関係者のほか、一般の方も参加して盛大に開催されました。

 開催内容は、両県知事・議長のあいさつや担当県である山梨県の伝統文化財の紹介などのほか、「富士山と芸術」をテーマに、パネルディスカッションが開催されました。

 昨年は富士山が「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産に登録されてから10年目を迎えました。その大きな節目となる記念式典は東京でも開催され、私も出席してきましたが、「富士山を後世に引き継ぐための県民運動」は、地元である両県がこれからも継承していかねばなりません。

 「富士山の日」フェスタは、毎年の恒例行事となりますが、私はこれまでほぼ全てに出席してきました。そのたびに感じたことは、常に富士山にまつわる新しい発見があることです。私自身にとっては、富士山の麓に住む一人であり、生まれた時から毎日富士山の姿を仰ぎ見ることができる立場ですが、同じ山なのに見る度に感動があります。そこに、「信仰の対象と芸術の源泉」は、富士山と人との関わりで多様な文化を育んできた証しであり、富士山は景観だけでなく奥深い魅力のある山であることを知る機会となっています。
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