鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

富士市国際交流フェア開催

2024年02月08日 | 議会活動
令和6年2月8日(木) 

 第36回富士市国際交流フェアが「ふじさんめっせ」にて開催されました。開催のコンセプトは、「『心通い合う多文化共生のまちふじ』に向けて今こそ世界を一つに」です。

 例年開催されているこのイベントは、ステージアトラクションや展示販売、体験コーナーや世界の料理コーナーなどがあり、市民と外国人の触れあいを通じて多文化共生を相互理解する催しとなっています。市民には外国籍の方も多く、国籍の異なる市民同士の触れあいの場とも言えます。


(購入したウクライナの民芸品)


(ラオスの民芸品)

 毎回参加していますが、今年は開催規模が少し小さくなっているようで、コロナ禍後半の昨年と比べても少ないように感じました。ステージアトラクションでは、外国の文化に関するものは、インド舞踊やポリネシアンダンス、中国の歌と踊り、その他は日本文化を伝えるものでした。

 私にとって今回の国際交流フェアは、いつもと違う目線で会場を訪れました。その背景には、県の地域外交や文化観光振興などの施策と関連した国への関心が高まっていたからです。

 インド舞踊に関しては、本県が令和6年度からインドとの交流を深める方針を打ち出しており、県議会も交流推進議員連盟を立ち上げ、12月にはインド訪問も検討していますので、より関心を持って見学させていただきました。

 韓国を紹介するブースでは、以前より懇意にさせていただいている静岡県富士日韓協会に所属する市内在住のご夫婦とそのお仲間達との会話は、予定していた時間をかなり超えて話が弾みました。その背景には、昨年1年間、静岡県が日本を代表して「東アジア文化都市2023」に選ばれ、韓国との交流が盛んに行われたことがあり、私はそのほとんどに県議会代表として参加していたことから、多くの韓国政府をはじめ訪問団など多くの韓国関係者との交流があったからです。
 本県が忠清南道と友好都市提携を結んでいることや、韓国の東アジア文化都市に選ばれた全州市などとの具体的な交流事例について触れると、たまたま忠清南道出身の方がいて、より親しく接していただきました。

 ロシアによるウクライナ侵攻は世界を巻き込んだ惨事に発展しています。特に経済への打撃は計り知れません。早く平和が訪れることを願うばかりです。
 この会場では両国を紹介するブースが隣り合っていたのは偶然なのか。混乱を感じさせる資料も一部にありましたが、双方の民芸品を展示し文化を発信していました。この光景は本来あるべき平和の姿です。

 いくつかのブースを回り、多くの方々と会話を楽しみました。できればその国々に行ってみたいと思いますが、この会場でお会いできた方々との会話だけでも、十分にその国の素晴らしさを味わえたようにも感じました。
コメント
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