鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

要望する側から受ける側へ

2023年08月05日 | 議会活動
令和5年8月5日(土)
 
 8月に入り、県内各地の自治体からは、県の次年度予算編成に向けた要望活動が活発化しています。
 私の地元富士市でも、週明けには市長をはじめとする市幹部が県庁に来られ、次年度要望を説明する予定になっています。

 市町から県に対する要望活動は、執行権のある知事および要望内容を所管する部署の部長等に面会するほか、同様に県議会にも要望活動が行われています。私もこれまでに、県に対する地元要望は市幹部に同行し県執行部と議会を訪れてきました。

 今期は私が副議長であることから、これまでの要望する側から要望を受ける側になって、県内各市町や業界団体からの要望をお聞きする立場になりました。
 議長の代わりに私だけで要望をお聞きするケースもあり、要望者の思いをどのように受け止めていくか、単なるセレモニーにならないよう心掛けているつもりです。

 先日、県中部地域の道路整備に関する複数の自治体関係者から、2つのケースの要望活動を受ける機会がありました。御前崎奥大井連絡道路整備促進期成同盟と藤枝天竜線道路整備促進期成同盟です。
 それぞれの沿線の市長・町長と所管する部署の職員の皆さんで、多い場合は20名ほどが会議室に入り、要望活動が行われました。




御前崎奥大井連絡道路整備促進期成同盟の要望活動)




(藤枝天竜線道路整備促進期成同盟の要望活動)

 今回は、私が1人で要望をお聞きすることから、事前にそれぞれの要望内容を取り寄せ、これまでの経緯や進捗状況など下調べして臨みました。先ほど、要望活動先は県執行部と県議会と書きましたが、その他に県議会の政党会派にも要望活動があり、その状況も確認しています。

 要望者の来訪時には、その下調べ内容を参考に意見を交わし、また関連する国の施策などにも触れ、その状況を伝えるとともに、県議会としてできること、役割などを確認しています。要望活動にはそれぞれの地元選出県議も同席しており、今後、彼らがこの要望内容に沿って機会ある毎に声を上げていくことでフォローし、議会としてもそれをさらに後押しすることが望ましいことをお伝えしています。

 要望を受ける側になって、要望する側の気持ちに沿って受け答えできることは当然のことですが、その思いが要望者と共有できたときの喜びを糧に、その職務を続けていきたいと思います。
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