GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

きょうも停電

2014-01-28 21:08:15 | 生活

「留守にする時は井戸のポンプを家の中に仕舞わないと盗まれる」との大家さんの忠告を無視して2週間ちょっと家を空けましたがポンプは無事でした。しかし先週の日曜日、ポンプを回して井戸水を汲み上げていると途中でストップ。センサーが付いていて自動で止まる、などという代物ではないのでトラブル発生です。井戸を除くとポンプが水面上に見えました。乾期で暫く雨が降らないため水位が下がったようです。ロープを伸ばしてポンプを水の中に下ろし、再び電源を入れても何故か汲み上げません。

早々と中国製ノーブランドのポンプが故障したのかと思いポンプを井戸から引き揚げました。こらが結構面倒な作業です。ポンプを吊るしているロープと同時に電気コ―ドとホースを一緒に引き上げねばならずホースがよじれると水が汲み上がりません。井戸からポンプを出して電源を入れてみました。しかしモーターは回らず仕舞い。家の中に戻り、ブレーカーを見るとパイロットランプが消えていました。ポンプを引き上げている途中で停電になったようです。

その後も夕方の入浴時に停電があり、今週日曜日の昼間も停電。そして今日は入浴後に再び停電です。一度、入浴時に頭を洗ってる最中に停電した時は焦りました。バケツ2つとタライ1つを用意しそれぞれに熱めのお湯と水を入れておいてお湯の温度を水を入れて調整しつつ使うわけですが、何処にバケツがあるのかもわからず寒さに震えました。隣の家では日が落ちる前に水浴びしているようです。明るいうちならば気温も高いので寒くなさそうとはわかっているものの夕食後に入浴するという習慣から抜けきれません。

と、書いてる間に電気が復旧しました。モンドルキ州サエンモノロム市の電力はJICAの無償援助によって2008年から初めて24時間の電力供給が可能となったそうで、その辺の事情は日本語で読むことができました。電力供給のお蔭で観光も増え、また国内からの移住者も増えたのだとか。2012年の1月からはベトナムからの電力供給が開始され、電力公社の人から聞いた話ではベトナムからの供給が電力需要の7割を占めているとのことなのでここ1年余りの間に随分と使用量が増えたようです。

25日に請求書が届き納付期限は2月3日まで。土日を除くと6日間しかありません。2011年段階で1,795世帯中電力契約は1,444世帯だそうです。口座振替での納付ができないため、少なくても1日平均240人、1時間30人が料金納付に訪れる筈なのですが・・・。

今回の電力使用量は6kWh、料金は7,800リエル(約200円)でした。この月は半分以下しかここに居なかったせいもありますが、それにしても何かの間違いではないかと思える少なさ。冷蔵庫と洗濯機がないお蔭でしょうか?或は頻発する停電のためなのでしょうか?