この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

オタワ滞在記(2/27)

2008-02-28 11:25:58 | 仕事の話

本日のオタワは晴れ。朝8時の気温はマイナス14度。外に出ると顔と耳が痛い朝でした。こういう寒い日は帽子が必要ですね。

朝の通勤経路が分かりましたので、本日から独力での通勤で、8時半にホテルを出ました。でも結局朝のバスはフェルナンド君と一緒になり、途中からもう一人の同僚のギレルモ君も加わって、研究所に出勤しました。

今日は午前中は仕事をした後、手早くランチを取って、パウエル研究室の有志6名でクロスカントリースキーに出かけました。研究室として行くのはこれがこの冬3回目だそうです。研究所から車で10分くらいのグリーン・クリークという川の付近まで移動し、その周りで滑ることになりました。こういう風に、午後の散歩がてらに手軽にスキーに行けるっていうのは羨ましい環境です。

スキー板と靴はパウエル先生が貸してくれました。靴はつま先が出っ張っており、その出っ張りを板の留め金に挟む仕組みです。


(写真: スキー板を履いた状態)

まずは駐車場から林の中に入ってゆきます。


(写真: 出発する一行。先頭はパウエル先生)

カービングスキー板とは違って、クロスカントリー用のスキー板は幅は細く、かかとが固定されていないということもあって、始めは非常にバランスが取りにくかったです。体の使い方も、テレビで見ていたようなクロカン選手の真似をしてみたのですが、これまた効率悪くて全然スキーが滑らないし進まないし(笑)。

途中からグリーン・クリークに出ました。完全に凍っています。安全のため間隔を開けながら凍結した川の上を滑ってゆきました。それにしてもみんな滑るの速い! 私はついて行くのがやっと。有酸素運動が苦手だということを改めて思い出しました。


(写真: 凍結したグリーン・クリークの上を滑る一行)

ところどころ坂がありましたので、みんなで奇声を上げながら滑りました。ダウンヒル・スキーなら得意だぜ!のはずですが、当然のことながら板が曲がらない...

カービングスキーとは違い、角付けしても全然曲がらないことはよく分かっていたので、プルークボーゲンで滑ったら安定して坂を下りられますし、そこそこ曲がれます。さすがプルーク、万能技術です(笑)。


(写真: 斜面を滑り降りる私 なんかシルエットがSAJチックだな~ ^^;)

滑っているうちに、だんだんクロカンのコツが分かってきました。足を前に振り出す時にスケートのようにただ滑らすよりは、振り出した方の足に体重をかけて乗り込むようにすると、かけた荷重の勢いでスキーが効率よく前へ滑ってゆく感覚が得られました。

って、こういうときにもいろいろ試して考えちゃうのは悲しい性だな...

最後にオタワ川に出て、だいたい1時間くらい滑ったでしょうか。クロカン初体験ツアーはおしまい。あまり景色をみる余裕がありませんでしたが、それでも楽しいひとときでした。

そして車でまたオフィスに戻って午後の仕事。「昼飯あと、ちょっと散歩」ってな感覚と同じように、彼らにとっては「腹ごなしにちょっとスキー」っていうところが、本当に贅沢で羨ましかったです。



(写真: 凍結していないオタワ川)


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2 コメント

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Unknown (k2hiko)
2008-02-28 23:36:10
早速、雪上トレーニングですか!いいなぁ。

しかも、ラングラウフを経験されたんですね。最近は、ハニカミ王子もオフトレに取り入れているとか。

それにしても、クラシカル競技みたいに、先頭の人のスキー跡を行くんですね。
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そうです!...? (スマシカオ)
2008-02-29 11:10:28
ラングラウフ!!・・・・・って何???
調べたら、「歩くスキー」のことですね。
その用語は全くの初耳(初目?)でした(汗)。

ちなみに、あの場面で先頭の人の跡を進んでいくのは、
単にそれが一番楽であるからと思われます(爆)。

私は遅かったので後ろからついて行くのがやっとでした。
ラングラウフは有酸素運動になるので、同じスキーながら
ダウンヒル・スキーとは違う運動要素だなあと実感しました。
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