夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

女房が 食事を 作ってくれない

2016年09月06日 | 俺の女房は- - -

女房が食事を作ってくれない

女房がお昼の用意をするのが面倒だから、今日は食べないことにすると、突然言い出した。

「毎日毎日、三度三度、食事の用意をしてきたが、今日はお昼作りをしない」と言うのだ。

俺は驚いた。そして困ったことになったと思った。

女房は最近、お昼は手料理をやめて、スーパーから助六寿司や煮物のおかずや、時には弁当を買って来るようになった。

食事を作るのが面倒なのだろう。

俺が用事で出かけて外食し、お昼に帰らないときは、食べていないそうだ。

結婚以来50年余り、食事は女房が作ってきたが、突然の宣言に困ってしまった。

止むを得ん。

今日のお昼は俺が作ることにした。

俺は料理の勉強を始めたが、ほとんどが失敗している。

ほぼ失敗しないのは「スパゲッティ」だけだ。

俺はスパゲッテイを作って女房にも食べさせることにした。

茹でたスパゲッテイを、市販のソースにからめるだけだから簡単だ。

これなら失敗しないで作れるのだ。

ああ!明日もまた、女房が食事を作らなかったらどうしよう。