村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

自然に教わる

2024年02月21日 | Weblog
門坂の紅梅がようやく咲き出した・・
いままであまりに暖かい日が続いたので。てっきり開花の時期を間違えて咲かないのではないかと思っていたが・・・

人間と違って、自然界の植物はちゃんと季節を読んでいる・・・
勝手に気をもんでいた私が愚かだったようである・・・

思えば・・まだ2月だ・・・

幾ら暖かい日が続いたと言っても・・・本来なら寒の最中ではないか・・・
もっと・・地に足の着いた心で日々を過ごすことが大切だ・・・
年取ってもまだ庭の木々に教えられるようでは・・情けない

私達の短歌会へ他団体から記念歌集の贈呈があった・・・
明日の月例会での披露の前に目を通して置いたが・・・・
私達の会より歴史があるだけに立派なものである・・・

毎年正月に一つだけ一年の計を考えていたが・・・今年はまだ何も立てていなかった・・・
頂いた歌集から目標が浮かんだ・・・

私が短歌会に加入の頃は・・まだ・・・
短歌と言えば文語体が主流だった・・先輩会員に教わりながら慣れない文語体に悪戦苦闘していたものである・・
時代も変わり・・俵万智さんのサラダ日記がミリオンセラーになってからは・・口語体短歌も大手を振って歩けるようになった・・

私はまだ・・文語体、口語体がごちゃ混ぜになったような奇妙な短歌を作り続けていたが・・・最早、厳しかった先輩たちも鬼籍に入られて遠慮が無くなった・・・
これからは口語体短歌に特化しよう・・・
今時、小説でも手紙でも、メールでも役所からの連絡でも・・
文語体での文章など見たことも無い・・
短歌人口がだんだん減って行くのも・・特に若い人の入会がほとんど無くなったのも・・・時代の変化に対応できなかったことが一因かもしれない・・

よし・・明日から私の新しい短歌の世界への旅立ちだ・・・

(なにを大げさな)(とっくの昔から口語体短歌も認められていた

 夕日の中を 変な男が歩いていった 俗名 山崎方代である




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
文語体と口語体の違いを知りました。 (飛行機大好きおじいさん。)
2024-02-22 10:29:29
(畑の未だに2年生です が、
怪我をしてから茶畑を縮小しました)
 驚くほど気温だけは進み
先が心配ですね。
知り合いの方のブログでは
奥出雲の街にも雪は見当たりません。
 紅梅きれいですね。
いつも、楽しき拝見しております。
 短歌長らく続けられ羨ましいです。
--------------
山崎方代 とは、ネットで調べました。
 どの世界でも変わるから
進化する、継続してゆくかとも。
 それますが、私たちのバンドは
17名 曲の基本は有りますが
個々の好みにある程度は
合わせる必要を感じます。
 書かれた サラダ記念日 
あれで、短歌を知った方も多いだろうし
何より 書籍が売れて書店が助かった
と、お門違いの思いも。
----------------- 
 文語体 調べたら
花の色はうつりにけり、、、が
出ました。 
おもわず あーいいなと思います。
が、格調高く一般には
わかりにくいですかね。
村の水車番さんは これを楽しんで
居られるのですね。
  山崎方代氏の事がFC2に有り
 熾2018年10月号掲載 
https://kouetsusaito.web.fc2.com/houdai.html
 それぞれに 解説がつき分かりました。
--------
桜を愛でて 一句 文語体でとゆきたいが、
浮かびません。
 今後 水車番さんの歌に変化が
あればメンバーの方々には
心配されますね。
 ---------
漬物から 農作業
楽しみにしております。


 
花の色は移りにけりな~ (村の水車番)
2024-02-26 18:10:47
畑の未だに2年生さん
コメントありがとうございます、
お怪我は大変でしたね・・お大事に・・
私のブログも・・今の山間部はどこも同じのようですが・・だんだんと何もかもが小さくなり、やがては消えて行くかもしれない、山村の生活記録と思っていただければ・・続ける意味もあるでしょう・・
齢82・・父の行年迄あと3年・・
花の色は移りにけりな~小野小町は容色の衰えでしょうが私なら年齢の衰えを嘆くところです・・・

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