イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

また同伴、夫のチェスの試合のお付き合い、短時間で見てきたチューダー様式の街並みが見事にのこるシュルーズベリー

2019年02月10日 22時58分22秒 | イングランド中部
先週の土曜日、イギリス中部のテルフォード Telford のホテルに一泊しました。



ホテルのあるエリアと高速道路や一般道をまたいで駅プラットフォームを結ぶものすごく長いガラスの歩道橋の内部です。

交差する高速道路に囲まれた町はずれのビジネス・パークの敷地にあるホテルでチェスの試合が開催されました。
例によって出場する夫について行って一緒のホテルに宿泊、ひとりで観光してきました。

モダンな都市計画で知られるテルフォードの町そのものは見ずに帰ってきました。
(テルフォードは大都市、バーミンガムの近郊です。)

私の観光の目的は、戦後に開発された新興ビジネス・住宅街、テルフォードそのものではなく、電車で18分ほどの場所にあるチューダー様式(16世紀ごろ)の街並みが見事に残る中世に発達したまち、シュルーズベリー Shrewsburry




ゴシック風の壮麗な駅舎。


降り立って振り返ってみたらあまりに立派なのでちょっとびっくり。

.....車でテルフォードのホテルに到着したのは午後12時過ぎ。

ストックポートの自宅を出発して休憩なしで1時間45分ほどかかりました。
昼食をとり 夫が出場する1時からのチェスの試合がはじまったあと、歩道橋を渡ってテルフォード・セントラル駅から電車に乗りました。
週末は電車の本数が少なく、シュルーズベリーについたときはすでに3時を過ぎていました。

約2時間ほどで街並みはすべて歩いてみて回れる規模の町です。

とくに観光アトラクションのようなものは街なかにはないようなのですがとにかく素晴らしい街並みなのです







ガイドブックのようなものは手元になく、とにかく駅からぶらぶら町の中心を目指して歩いてショッピングエリアを通り抜けて駅に帰っただけなのですが、古い建物好きの私が歓喜でくらくらめまいを起こすほどあちらにもこちらにも16、17世紀にかけて建てられたハーフ・チンバーの建物がわんさか目につきます。

それに調和するように19世紀から20世紀初めに建てられたらしい「ニセ・チューダー」っぽいものもちらほら......

シュルーズベリーは日本人にはイギリスの観光地としてあまり知られていないように思うのですがどうでしょうか。



ストックポートからはあまり離れていない日本人にも大人気の訪問先、チェスターよりもずうっと「ホンモノ・チューダー」の密度が高いと見たのですが観光関係のかた、どうお考えでしょうか。








写真は駅の周辺、急な坂を上がって大通りから無数に伸びる脇道で見かけたチューダー建築の数々です。

私が勝手に「本物チューダー」と決めつけたいくつか。



(いただき繕と日本語で書いてある日本料理屋のバナーが写っています。ショッピング街にも本格的なお寿司屋がありましたよ)




写真を撮っていると「俺の写真を撮ったか、撮ってない?じゃあ、今撮ってくれ!ポーズ」をやる地元男性群。☝ ☟



生粋の観光地ではなさそうです。

土曜日の午後にはイギリスのほかの町と同じで、夕方からのナイト・アウト(週末の飲み会)ににぎやかに繰り出す男女が少しずつ街にあふれはじめます。
店が閉まり始める土曜日の午後5時過ぎにナイト・アウト目的でない女性観光客(私)が一人で町をうろうろするのはちょっと居心地が悪いものです。

(ぜんぜん危険ではありません)

夕方の5時を過ぎたころ駅に戻りました。


ライトアップされた駅舎にまたびっくり。

右側の赤っぽい要塞のような建物はシュルーズベリー・カースル Shrewsbury Castle です。
12世紀の城塞が小規模な地元連隊を記念する軍事博物館として使われています。

次回は迫力のあるチューダー建築(ニセ・チューダー疑惑を含む)のずらりと並ぶショッピングエリアと、建物の地上階にあいたくぐり門を抜けたところにある、建物に囲まれた中庭など中世の都市計画が残る街の写真をテーマごとにお見せします。

(あまり評判の良くない建築解説は割愛します!)


今回のチェスの大会はサッカーで言えば「プレミア・リーグ」級の出場者が招待された国際クラスの上級大会だったそうです。



スター選手のインターネットでのライブ中継もありました。
(うちの夫は今回の出場者の最下ランクのうちの一人です)



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連合王国で一番みっともない建築物内で映画鑑賞、眺望のない高層駐車場最上階、劇場内の怪しげな赤い照明他

2019年02月09日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
ストックポートのタウンセンターに去年オープンしたレジャーセンター、レッドロック・ストックポート Redrock Stockport


月曜日の午後、映画を見に行きました。
昨日、一昨日の続きです。

いくつか撮った写真を載せます。

立体駐車場はガラガラでしたが景色が見たくてわざわざ一番上の階に車をとめました。


5th floor/ floor 5 というのは日本語で言う「6階」です。


一階が ground floor あるいは floor 0、2階が first floor あるいは floor 1.....。
というわけで、けっこうな高さなのですが、駐車場の周りは高い柵で囲ってあって眺望ががほとんどききません。
目の前にストックポート・ヴァイアダクトが長くのびてあるのですが目の前の細かい目の鉄柵のせいでよく見えません。

よく見えるのは頭上の青空と白い雲、そしてストックポート上空名物の飛行機ぐらい。

エレベーター乗り場の窓ガラス越しに下の通りがよく見えます。




早めに到着したので時間つぶしに通りをぶらぶらしました。

角に位置する、植物がびっしり植えこまれた緑の壁を近くで撮りました。


クリスマス・ローズがポツンぽつんと花を咲かせていました。



映画館ロビーにずらっと並ぶすべての窓の外に高速道路とレッドロックの名前の由来になった、と思われる赤い(オレンジの)崖が見えています。


防音窓なので音がほとんど聞こえません。
次々と目の前を流れるように通り過ぎていく車をぼーっとながめているのはちょっとした癒しになりますね。

11あるスクリーンのうちの一つ、かなり小さめの劇場はガラガラでした。


私たちのほかにもうひとカップルがいただけでした。

上映が始まる前に撮った写真です。
身長183センチのうちの夫が座席を前にずらしてリクライニング体勢で座っても脚がぶつからない広々とした座席です。

平日の午後、9ポンド50ペンス(1350円)はかなり高めの料金です。(曜日と時間によって値段が変わります)

え、1350円の映画料金がたかいとはおもえないけど?!と思われるかもしれませんが、円高ポンド安です。
イギリスで生活する感覚ではちょっとした金額です。

映画が終わって車に戻った時、同じ窓から目線を上にしてストックポートの眺望を撮りました。


ストックポート・ヴァイアダクトは残念、ぎりぎり見えませんでした。画面の外右端にあります。

4時半ごろ、日暮れまえの晴天です。

日が少しずつ長くなってきています。

ちなみに、観た映画は重くて長ーい歴史大作「Mary, Gueen of Scots 」です。

昨日、一昨日の記事のリンクを張りました。「連合王国で一番みっともない...レッドロック」シリーズ、これでおしまいです。

連合王国で一番みっともないと権威ある建築専門誌のお墨付き、ストックポートが誇る現代建築は景気の悪い商店街にお尻を向けられている



連合王国で一番みっともないと権威ある建築専門誌のお墨付き、ストックポートが誇る現代建築は景気の悪い商店街にお尻を向けられている その2


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年を取ればネコにも生える白髪!黒猫ホレイシオの場合

2019年02月08日 23時53分01秒 | うちのネコ、よそのネコ
うちのネコ、ホレイシオ15歳、の後頭部に白髪発見!


自分の白髪を初めて見た時よりショックです。




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季節のイベントは書き入れ時!伝統行事も異国のお祭りもビジネスに結びつくスーパーの商魂

2019年02月07日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
ほんとうは一昨日投稿するつもりだった記事を今日お送りします。記事の予約投稿がダブったりして混同しています!更新したつもりで手続きが完了していない日が続きました。(写真は先週撮りました)

新年あけましておめでとうございます!


スーパー、セインズベリーの店内写真でおおくりする新年のごあいさつ。今週の火曜日は旧暦の1月1日、お正月でした。

イギリスではチャイニーズ・ニューイヤー Chinese New Year として知られています。



私のうちでは何もしません。
たいていのイギリス人にとっても大して重要でない行事だと思います。

多民族国家イギリスでは移民が持ち込んだ多彩な文化を国民の行事として受け入れて尊重する、祝う、楽しむ態度が「インクルーシヴ inclusive 」で正しいとされています。

緊密で大きな中国人コミュニティーを有する大都市、ロンドン、マンチェスター、リバプール、バーミンガム、エジンバラなどでは自治体をあげて盛大に祝ったはずです。
中国系の住人が爆竹を鳴らしライオン・プロセッション(銅鑼の音に合わせて長いライオンが踊り狂う中国の獅子舞)を繰り広げ観光客やイギリス人の喝采を浴びていたはずです。


毎年、どのスーパーでも出来合いの中華料理やインスタントのクッキングソースなどが中国産ビールやおみくじクッキーなどとともに大きなスペースを割いて売られています。
買うのはイギリス人だと思うのですが、どうでしょうか。
中国系の家庭がスーパーのチャイニーズ・ニュー・イヤー便乗プロモーション売り場で出来合いの中華料理を買って新年を祝うとはちょっと思えません。

何かきっかけを作って家に人を呼んで食べて飲んで騒ぎたいイギリス人もたくさんいるのでしょう。

同時進行でヴァレンタインデイ St.Valentine's Day の大プロモーションが繰り広げられています。


写真を見たらおわかりでしょう。女性向きのプレゼントがずらり。
イギリスのヴァレンタインディはおもに男性が恋人や妻にかわいいものやロマンチックなものを贈る日なのです。

バラの花、香水、セクシーな下着、装身具、きれいな箱に入ったチョコレート、プロセッコ(発泡酒)などなどが定番です。
男性にプレゼントを贈る女性ももちろんいます。アフターシェービングローションや靴下、ウィスキー....ほかにも工夫次第でいろいろ....



女性だけプレゼントをもらうカップルも、必ずヴァレンタインカードを交換しあいます。

片思いの女性に無記名のカード(ひそかな信奉者より、という署名入り)を添えてこっそりプレゼント(主に豪華な花束)を送り付ける習慣もあるらしいのです。
1950年ごろまでは無記名のカードを女性に贈るのが一般的だったらしいです。

映画やドラマで見ることがありますが今実際にやっている人はあまりいないような。

日本のように片思いの男性に女性から好意を打ち明ける、という習慣はないようです。
ヴァレンタインディは男性が女性に求婚するのに一番適した日であるというのは昔から変わりません。



メッセージの書いてあるマグカップ、抱きしめられるぬいぐるみ、身体につけてもらうお手頃アクセサリー、キーホルダー(....鍵はセックスのシンボルなのです♡)などがスーパーのヴァレンタインプロモーションの古典です。いい匂いのするろうそく、エプロン、鍋つかみ、スポーツジムで使用する水筒まで...
様々な女性向きヴァレンタインバージョンの製品が売られています。


シーズナル(季節もの)売り場の隣の列はあろうことかイースター easter のプロモーション!2か月先だってば!ぞっとします。


クリスマス、ハロウィーンに次ぐ小売業界の書き入れ時、イースター・エッグが売れまくるイースターの前には母の日 Mothering Sunday があります。


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連合王国で一番みっともないと権威ある建築専門誌のお墨付き、ストックポートが誇る現代建築は景気の悪い商店街にお尻を向けられている その2

2019年02月06日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
昨日の続きです。



ストックポートのタウンセンターに去年新築オープンした総合レジャーセンター、レッドロック・ストックポート Redrock Stockport のある通りを歩いてみた記事です。

リンクを下に貼りましたので、開けて読んでください。☟

連合王国で一番みっともないと権威ある建築専門誌のお墨付き、ストックポートが誇る現代建築は景気の悪い商店街にお尻を向けられている


....すぐまた右側が開けて「景気の悪い通り」へのアクセスとして機能するこぎれいなスクエア(建物に囲まれた広場)があります。


ネイルサロンが集中する(隣り合って2軒、向かいに一軒)驚きのスクエアです。

そして単色に滑らかに塗りたくった壁と新しくたてられたこぎれいな塀......



「景気の悪い通り」の商店の裏側が整然と塗りたくられてレジャー施設 レッドロックに向かって並んでいます。






で、壁の途切れたところにあるのが.....


ストックポートの名物パブ、スワン・ウィズ・トゥー・ネックス Swan with Two Necks の裏庭(ビア・ガーデン)。


パブの屋外飲食スペースが禁煙区域になっているのが衝撃的な驚きです。


ご存知の方も多いと思いますが、イギリスは2007年に世界で初めて「屋内完全禁煙法」の施行にふみきりました。以来、喫煙は屋外で、が徹底されています。
日本と違って、屋外であればたいていの場所の喫煙が認められています。

飲食店、特にパブは敷地内に屋外席を設けて喫煙者も飲食が楽しめるスペースを設けているのが普通です。

それにしてもいつの間にこんなにおしゃれなアレンジになったのか。



前回も書きましたが、レッドロックがオープンするまではこの通りは「景気の悪い通り」のうらびれた裏通りで、この小粋にすすけたイギリス伝統のパブの裏庭は塀に囲まれた喫煙者のための陰気な飲酒スペースだったはずです。



今ではレッドロックのある通りから気楽にビア・ガーデンを通って裏口からパブに入れるようになっています。

先週撮った、スワン・ウィズ・トゥー・ネックスの正面です。


正面いりぐちがあるのが「景気の悪い通り」プリンセスィス・ストーリートです。



レッドロックのオープンを機に裏庭を新装しただけではなく、屋号のサインも変えたようです。

窓から中を覗いてみたら、名物の「戦前からほぼ変わらない(メインの)内装」は固守されているようです。(ホッと胸をなでおろす)

去年の4月に書いたこのパブに関する記事をぜひ読んでください。リンクです。☟

町の中にある昔ながらのパブ!完璧に保存された戦前の内装、今では貴重なイギリス伝統のパブ




昨日、月曜日にレッドロックの映画館、ライト・シネマ Light Cinema で映画を見ました。
車をとめた立体駐車場のてっぺんのエレベーター乗り場から「景気の悪い通り」の店舗をみおろしました。



通りに面してこぎれいに塗りたくっても上から見ると薄汚いですね!


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連合王国で一番みっともないと権威ある建築専門誌のお墨付き、ストックポートが誇る現代建築は景気の悪い商店街にお尻を向けられている

2019年02月03日 19時55分40秒 | ストックポートとその周辺
よく晴れた先週金曜日に撮った写真です。


国道A6からみおろした、ハトのたまり場、マージ―・スクエア Mersey Square です。
左側奥に Red Rock と書かれた 赤いネオンサインが小さく写っています。

レッドロック Redrockはストックポートが誇る新築の総合レジャーセンターです。


昨年の「連合王国で一番みっともない建築物大賞」カーバンクル杯の栄冠に輝いたレッドロックについて書いた記事のリンクです!☟
タウンセンターの現代建築に輝く栄冠!王国で一番見苦しい建築物がストックポートにあり!!!

ストックポートのタウンセンターのど真ん中にある景気の悪いしょぼいシャッター街がレッドロックの隣に平行に走っているのは以前の記事に書きました☟

先月20日に書いたストックポートのしょぼいシャッター街についての記事です。
イギリス近郊都市の典型的な縮図、美しい街並みを誇るストックポートのしょぼいシャッター街、イギリスの真実

レッドロックのある通り(ブリッジヘルド・ストリート Bridgeheld Street といいます)がどうなっているのか興味をもってくださった方がいたので、写真を撮ってきました。
景気の悪いシャッター街、プリンセスィス・ストーリート prince's Street の店舗の裏側が面する、元は裏通りだったのです。

マージ―・スクエアからデべナムス Debenhams(デパート)と角の大きな空き店舗(美容院だと思っていたら、美容師養成学校だったようです)の間を通ってレッドロックのある角に回ります。


上の写真の右端に写っている緑の看板が、私がボランティアをしているチャリティショップ、オックスファム Oxfam です。






ゴミ捨て場などがあって見苦しい プリンセスィス・ストリートの店舗群の裏側を隠すためにたてられた塀に土が埋め込まれ、観葉植物がびっしり植えられているのです。
(逆光で暗かったので写真を不自然に明るく加工しました)

地面に植えた蔦が塀をおおっているんじゃなくて壁に植物が植えてあるのです。
この「町の緑化プロジェクト」近頃いろいろなところで見かけますが、こんなに高い密度で真冬の常緑を保っている成功例(しかもあっという間に繁茂した)は珍しいのでは?




プラタナスが間隔を置いてて植樹されています。



ひとどおりはあるものの、無機質で整然とした、別世界.....

この通りは、レッドロックが完成するまでは正真正銘の「不景気な通りの裏通り」だったのです。

用事もないのでめったに通ったことがありませんが、ごみ捨て場や不用品を積み上げたり店の従業員がたばこを吸ったりするスペースあったように記憶しています。



地元商店街の振興プロジェクトも兼ねている総合レジャーセンターの誘致です。
道の右手が突然開けてプリンセスィス・ストリートの商店街とのアクセスとして機能する小さなスクエアになっています。


.....いきなり右手に開ける雑然とした生活感あふれる風景....


続きがあります。

無機質で静謐な「規格外れな街並み塗り込め都市計画」がこの先パワーアップします。残りの写真はまたあした。

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雪解けを告げる初春の花、スノードロップを発見。ストックポートのバミューダ・トライアングルは変化なし?

2019年02月02日 21時49分27秒 | 英国の木々と草花
火曜日の夜間に降った雪が昨日土曜日の午後になってもシャクシャクしたシャーベット状になってまだ残っています。


冬咲きのパンジーが元気に雪の間から顔を出しています。
10月から咲き続け、雪の下でも生き残る生命力には驚かされます。

道のわきの花壇にスノードロップが咲いているのを発見!


日本語で「雪待草」というそうですね。え、雪の下でうんざりしてやっと出てきて咲き出す花なのに?

どけを待ちかねて咲く花」という意味なのだそうです。じゃあそう言えばいいのに。優しい響きの日本名、意味があいまいです。

英語名は、しずく型の真珠をスノードロップというところからつけられたそうです。

毎日通る道ですが、気が付かなかっただけで雪が降る前から咲いていたのかもしれません。



残り雪の中で可憐に咲くスノードロップが見られて幸せな気分になりました。
まだ寒い日が続くはずですが、春の訪れの第一報、雪どけといえば、スノードロップ!


しばらく歩いてストックポート日報ではもうすっかりおなじみの、不気味な木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる空き地、「ケールグリーン自然保護区域」の前を通りました。



なーんだ、ここではもう開花直前のスノードロップがこんなにたくさん!


これだけどっさりあるとありがたみが薄れる感じ。

天気が良いので、ストックポートタウンセンターまで、1時間近くかけてゆっくり歩いていく途中です。
いつもはバスで通り過ぎるので気が付きませんでした。

フクロウのヴェーラ、防腐剤を塗りたくられて(いつまでたっても見なれません)酒焼けしたように赤茶けています。



もしかして、積雪による照り返しで雪焼け?

ストックポートのショッピングセンターにまだ残る残り雪 バミューダ・トライアングル。


☟昨日の記事に載せた、一昨日金曜日の同じ場所の写真です。


1日たっても減っていない!

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ストックポートの雪どけ、ちょこっと残った積雪のなごり

2019年02月02日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
イギリス中、雪で混乱しています。
イングランド南部(特にコーンウォール)ウェールズ、北アイルランドでは積雪量が7年ぶりの記録更新、いずれもめったに雪の降らない地域です。...道路は閉鎖、学校は休校、飛行機や電車は運休.....

ここ、ストックポートはじめイギリス北西部は火曜日の夜以来、降雪はありません。そこら中、ドロドロびちょびちょ。

昨日ストックポートのショッピングエリアに行って見つけたわずかな残り雪。


イギリス人は雪かきをしません!
さすがにショッピングセンターの雪は一か所にかき集められたように見受けられますが。
三角に物々しくに囲い込まれた残雪の量がしょぼい。溶けちゃったんですね。



ある程度の人通りのある歩道は雪が降った日の夕方までには溶け切りました。
「根雪」のように凍り付き歩行者がすべる、ということは今回あまりなかったようです。
雪の後、日中氷点下の気温が続く、ということもイングランドではめったにありません。


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