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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

年寄りネコのホレイシオ、おなかの下に毛100%、一斤のパンを決め込む老後の贅沢

2019年02月23日 09時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ
うちの高齢ネコ、ホレイシオ16歳。


高貴な生まれのせいかソファーやベッドに直にのってくつろぐようなことはありません。
(とか言っておいて、上の写真では直のりですが)

お腹の下に何か敷かれていないと満足できない、心地よく感じられない贅沢に慣れた育ちなのです。




私の編み物やモヘヤのショールなど毛100%の贅沢な肌触りが好みなようです。

私がうっかりウール製品を置き忘れた時など機会は決して逃しません。

夫は羊毛アレルギーでセーターのみならず毛織もダメ、息子もウール製品を持っていなかったような…?

そういうわけで、お気に入りはもっぱら私の衣類です。




あら、昨日ベッドの上に広げたコーディロイのスカートの上にも目を離すなり ちゃっかり のられてしまいました。


材質は関係なくとにかく何かの上にのるのが好きなのです。
たたんだ新聞の上に載っていたこともあります。

…うちのホレイシオだけではありませんね。ネコはみんな何か敷いてある物の上でくつろぐのが好きですね。
しかも なぜか!敷いてあるものの上では 脚を体の下に折り込んで、日本語で「箱座り」というらしい姿勢で四角くすわるのが定番になっているようです。うちのホレイシオだけでしょうか。

敷いてあるものの上で体を長く伸ばしてのびのび横になっているのをみたことはない気がします。

実のところ、高貴な生まれどころか ホレイシオの出自は判然としません。

子ネコの時、高速道路「M56」の路肩にダンボール箱に1匹だけ入って捨てられていたのを運良く作業員に見つけられ、ネコ専門の救護チャリティー機関、キャット・プロテクション Cat protection に持ち込まれ保護されました。(酷い捨て方もあったものです)
キャット・プロテクションでは一時的にエム・フィフティシックス と呼ばれていたそうです。

アダプション(養子縁組み)の準備として家庭に慣れるため一時滞在したボランティア家庭(キャット・フォスター・ファミリー cat foster family )では ジェームズ・ボンドと呼ばれていたそうです。もちろん タキシードを着ている配色の毛並みから…。
ちなみに 英語で胸に白い三角のあるホレイシオのような黒いネコは「タキシードキャット taxido cat」と言います。

箱座りは「キャット・ローフ cat loaf」。
一斤のパンの如し!こっちの方がピンとくる!



黒パン。



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コメント (3)
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