イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

サクラ サクラ、初夏の陽気のイギリスの冬枯れの町に多数咲く満開サクラでお花見歩き。

2019年02月27日 09時00分00秒 | 英国の木々と草花
昨日2月26日は日中気温が22度を超えました。



(上の写真は気温が16度ほどだった一昨日撮りました)

昨日は半袖のティーシャツの上に、日がかげると突然気温が下がるイギリスのには欠かせない綿のレインコートを羽織って出かけました。

上の写真のサクラは今月20日のストックポート日報に載せた、バス通りの「ちらほら咲き」のサクラの一週間後です。(撮影は19日)
リンクを貼りました☟
おだやかな日々の続く春の近いイギリスの2月、気の早い桜のちらほら咲き

一週間後の花盛り度を比べてみてくださいな。

朝のラッシュアワーのバス通りです。

これは明らかに桜とは違う、小さめの、それでもサクラのような花びらのつき方の白い花です。遠くから見かけた時はサクラだ!と思いました。




何の花でしょうか。



晴天の昨日、青い空に映えるどう見てもサクラだと思われるピンクの花が華やかに咲きそろった、とてもたくさんの木を見かけました。写真を撮ったのはごく一部です。





大きな一軒家が立ち並ぶ高級住宅街、うちの近所に停まるバスを逃したので、自宅まで少し歩かなければならない場所につく路線のバスを利用してみました。


どこに行っても見かけます。

周りが冬枯れの木立なのですが桜の木はそんなこと知るか、といった風情で派手にピンクの花をつけています。


うちのすぐそばにこんなに控えめでかわいらしい桜の木があったとは!









去年も確かおととしも書いた気がするのですが、ヨーロッパで桜色の花をつける花木のすべてがサクラというわけではなく、その多くが実はアーモンドだ、という話を聞いたことのある方も多いと思います。

私もイギリスに来たばかりの時にあった日本人に教えてもらいました。日本から旅行で来た人もそう言っていました。
実際、素人には見た目では区別がつかないほどよく似ているそうです。グーグルして写真を見比べてみました。

決め手は、夏になって実をつける赤黒い大きなサクランボ!

3月から5月末までダラダラと潔く散ることなくなく汚く枯れるまで花をつけ続けるイギリスのサクラの木の多くは赤黒いサクランボの実をぼたぼた落として通行人や車に踏みつけられ見苦しいシミを作ります。
サクランボがなるのは正真正銘のサクラですね。

サクランボの実もアーモンドの実もならない木もけっこうたくさんあるのですがあれはどっちなのでしょうか。果実をつけない木も存在しますよね。

私はアーモンドのなる木を見たことがないのですが、「ヨーロッパの町の中でサクラのような花をつける樹木の大半は実はアーモンドなのだ!」という説は本当なの?
アーモンドの産地、カリフォルニアのような雨の少ない夏は暑いヨーロッパのどこかの話ではないのでしょうか。


昨日が気温最高潮でしたが3日ほど暖かい日続きで昨日はいよいよ郵便屋さんが半袖ポロシャツにひざ下丈のショーツ姿(夏の制服)で郵便配達に現れました。
上着は道の始まりのところに止めてある配達ヴァンのなかにおいてあるのかもしれません。


ついでです、これはモクレン?


キツい甘い香りがあたりに漂っていました。


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コメント (2)
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