イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

食べきれずに腐っていくうちの庭のラズベリーを使い切る!(目標にはまだ到達せず)まだ余っているリンゴも再び出番

2021年09月24日 01時11分38秒 | 英国のお菓子とデザート
昨日に引き続いてストックポートの古い街並みが残る景観保存地域、通称「オールドタウン Old Town 」のリトル・アンダーバンクの、カエルと壁画の話題をお届けするつもりでしたが、予定変更。



以前の記事の続報です、青リンゴとラズベリーの大収穫、その後。
私一人ではとても食べきれず、腐らせてしまうのが惜しい!ラズベリーは2瓶、ラズベリー・ソースにしました。

前回2本の記事路リンクです☟
アップル・クランブルのレシピも下の記事に載せました。

豊作!店では買えない酸っぱめのリンゴがなる宝の木と食べきれずに腐る量のラズベリーがなる勝手に増える茂みがうちにある

食べるのに飽きた、小さい酸っぱい自家栽培の青リンゴで作った(意外にも)日本でもよく知られているらしい英国の伝統的なデザート



ゼリーみたいにかたまるジャムとは違い、粘り気がありません。




夫が、自家製ラズベリー・クランブル raspberry crumble を食べてみたいというので作ってみました。

四角いパイ皿にヘタを取ったラズベリーをぎっちり敷き詰めて...




リンゴの薄切りを2段ほど載せました。


その上にまたかなりの密度でラズベリーを並べてクランブルできっちりと埋めたてました。

ラズベリー・クランブルなのにリンゴがいるのかって?
ええ、加熱するとすぐグズグズのラズベリーソースのようなたよりない柔らかさになりそうなのでリンゴは必要だと夫がアドバイスしてくれましたので。
子供の時から数えきれないほどの自家製アップル・クランブルを食べ続け、自分でも作ってみたことがある夫は、長いこと自家製ラズベリーのパイやクランブルを食べてみたかったと言っています。
夏の果実として売られているラズベリーは、お菓子作りに買って使うには昔から高価で、なかなか手が出なかったそうです。

英国伝統のお菓子作りにはイチゴよりもラズベリーのほうがよく使われます。
ジャムドーナツのなかみやアイスクリームにかける甘いソースなども皆、ラズベリーなのですが。

市販のお菓子のラズベリーソースは人工的な甘みが強く、添加物や人工の風味など混ぜ物の割合があんがい高いのかもしれませんね。

うちの庭の邪魔な場所に勝手にニョキニョキ生えて食べきれずに腐らせているラズベリーで夫の希望がかなえられて満足です。

うちだけではなくどこの庭でも一度植えたらニョキニョキでやっかいもののラズベリーは決して希少な果物ではないはずなのですが...
案外産業としてはラズベリー栽培は割に合わないのかもしれません。
収穫に手間がかかるし、とても脆いし、輸入は無理そうなので英国で栽培収穫すると人件費もバカにならないと思います。

あらまぁ、たっぷりのリンゴが中までラズベリー色にしっかり染まりました!


噛んでもスプーンでつぶしてもどこを切ってもワイン色。



レシピのウェッブサイトを見てみたら、ラズベリーだけで作ったラズベリー・クランブルの作り方がとてもたくさん出てきました。
グズグズでも、サクサクのクランブルとの組み合わせがおいしそうです。

ラズベリー500gや600gを買って来たらけっこう高くつきそうです...

大手スーパーマーケット、セインズベリーのウェッブサイトを今見てみたら、ラズベリー100gあたり1ポンド(151円)でした。

私はタダで手に入れることができます!

庭にニョキニョキ、伐採に忙しく食べるそばから腐っていくラズベリーだけで今度は「贅沢な」パイでも焼いてみるつもりです。
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