イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

スコットランド原産の腹にさらしを巻いた牛をピーク・ディストリクトに見に行く

2015年09月21日 09時00分00秒 | 英国の動物

見た目が強烈な、ベルテッド・ギャロウェイ Belted Galloway

スコットランド原産の肉牛です 。

ピーク・ディストリクトの美しい町、カースルトン Castleton に行く途中にベルテッド・ギャロウェイがたくさん放牧されてる広大な丘陵地があります。


カースルトンはハイキング客で大賑わいの有名な観光地です。

6月に訪ねた記事のリンクを下に貼りました。↓ぜひ読んでください。

ピークディストリクトの古城のある小さな町、カースルトン その1

ピークディストリクトの蜜の壷、キャスルトン その2

ピークディストリクトの丘陵をうろついて、羊のふわふわを拾いあさる、キャスルトン その3



さて、ベルテッド・ギャロウェイに戻ります。とつぜん見たくなり見に行くことにしました。


時に、ベルテッド・ギャロウェイを無性に見たくていても立ってもいられなくなることがあります。

カースルトンに通じる道路からもよく見えます。

道の脇に車をとめて、ものすごいぬかるみを歩いて行くと、すぐそばで見られるスポットがあります。


スコットランドのギャロウェイという地域が原産だそうです。


気候が厳しいからでしょうか、スコットランド産のウシは毛足の長い種類が多いですね。

名前のとおり白いベルトをしています。


腹巻だったり帯だったり、あるいはさらしを巻いているようだったり、白い部分の幅はさまざまです。

一巻きしていないのもベルトのないのもよく見ればいるようですね。


小牛もちゃんと巻いています。


この丘のはるか向こうまで牧草地が続いています。

道路からも、私たちが入って歩いたわき道からもこれほどたくさん集まってるのが見られることはあまりなく、今回はラッキーでした。


圧倒的な造形美!!!
肉牛なのが悲しいです。

ベルテッド・ギャロウェイのステーキ肉は高級牛肉としてスーパーマーケットでも売られているそうです。

カースルトンにも近くなのでよっていきました。

せっかく来たので、観光客でにぎわうカフェでコーヒーを飲んでかえりました。






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3 コメント

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おおっ! (kakowaka)
2015-09-21 17:59:44
ほんっと!さらし巻いてる!
こうゆう牛の絵、描いてたっけ?

牛によって一巻してないのもいるんだ。でも真っ黒のはいないんでしょ?どこかしらお腹のあたりが白いのかな?
これが高級お肉になっちゃうのね。
牛舎に閉じ込められてほとんど外にでられない牛たちと比べたら、この牛達は幸せだなあ。
しかし、ほんと-に見渡すかぎりの丘陵地ですね~。
日本ではお目にかかれない光景ですね。
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さらし巻き牛のいる光景 (江里)
2015-09-22 14:20:44
のどかです。
でもこのさらし巻き、ちょっと珍しい。
丘陵地のモダンなアクセント。
牛舎に牛を閉じ込めて飼うのはイギリスでは法律で禁止されてるはずです。
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禁止ね (kakowaka)
2015-09-22 20:48:09
それはいいことです。
ろくに外に出られずビールなんかのまされてぶくぶくに太らされる牛なんて憐れです。
返信する

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