イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

パンデミックはほぼ終息(ということにして)ストックポートに活気が戻るか、人気の町おこしイベント復活二階建てカエル

2021年07月26日 06時49分54秒 | ストックポートとその周辺
ストックポートの町おこしアート・イベント、トータリー・ストックポーツ・ジャイアント・リープ STOCKPORT'S GIANT LEAP が帰ってきました。



ストックポートのタウンセンター各地に設置した、21体の巨大なカエルを見つけてまわるいわゆる「アート・トレイル art trail 」の企画です。
パンデミック前の2019年に続いて今年で2年目。

土曜日が初日でした。

前回の大成功をうけての、またパンデミックで大打撃を受けた商業、観光産業の復興をかけた希望と躍進のイベントらしいのです。




前回はカエルの表面に施されたアートにスポットを当てた記事を連載したストックポート日報ですが、私の私評が...ちょっとくどかった...ですね。

今回は、アート解説は割愛、カエルにむらがる地元の善男善女、周りの観光物件などの写真を中心に紹介します。

上の写真2枚はニンテンドーの人気ゲームキャラクター、マリオとルイジ をデザインした Frogtendo

アート・トレイルは夏休み中の子供たちにうってつけのアクティビティです。

このスーパー・マリオ・ブラザーズのキャラクターは子供たちに喜ばれていましたが、そもそも、ほとんどのカエルめぐりの人々はあまりカエルのデザインは気に留めないようです。

カエルの台座ひとつひとつに取り付けられたアルファベットの1文字をガイド・マップに書きつけて(カエルを見つけた証拠です)、記念写真を撮るとすぐ次のカエル目指して移動します。

大型の店舗が集結したもうひとつのショッピング・センター、The Peel Centre の Gulp Oil Racin Frog


レーシング・カーのデザインです。

すべてのカエルと飼い犬の記念写真を撮ってまわっている男性がいました。


飼い主の指示に従い、カエルと同じポーズでピシッと正座する賢いイヌでした。

前回のカエルよりもディスプレイがパワーアップ!
木製デッキを前面に設けて、座って記念写真が撮れるようになっています。
デッキの奥の小さな花壇スペースには観葉植物が植えられています。

カエルの上に子ガエルが載った「ダブルデッカー(2階だて)」になりました。

ランカシャー・ブリッジ Lancashire Bridge の Isafrog Kingdom Brunel


このイサフロッグは19世紀に橋やトンネルを数多く設計した英国が世界に誇る建築エンジニア、Isambard Kingdom Brunel のいとこだそうです。



赤いティーシャツの2人の女性はトータリー・ストックポーツ・ジャイアント・リープのプロモーションをしていました。
ガイド・マップと缶バッジ、子供には旗を配っていました。

撮った写真をソーシャルメディアに投稿する際、忘れずに #stockportfrogs のキーワードを添えるように写真を撮った1人1人に念押ししていました。

暗渠になってショッピング・センターの下を流れるマージー河が、ここだけちょっぴり見えるようになっています。


1930年代に建設された、有名なランカシャー・ブリッジの橋脚のごく一部を数年前に発掘したのです。
向こう側にカエルのイサフロッグがちょっとだけ見えています。

ショッピングセンター、マージーウェイを1970年代に建設した際、橋の高さに道路で覆われてしまったマージー河は、大河となってリバプール湾からアイルランド海に流れ込む長大な河川です。


ショッピング・アーケード、マージィウェイ Merseyway の入り口があるマージィ・スクエア Mersey Square にある、Joy


オーストラリアのロックバンドからインスピレーションを得た作品のようです。
(背景は、ストックポートに残っていたデパートの最後の一軒、デべナムスです。パンデミックを生き抜くことがかなわず倒産、買収されました )

奥さんがカエルにチュッするところをご主人が撮影する仲の良い年配のご夫婦をこっそり写真に撮りました。


今回は、これまで。



コメント (5)
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