千里眼の松岡圭祐によるホームズパスティーシュ。
タイトルからはトンデモ作に思えるが、いい意味で期待を裏切り真面目にリアリティを持たせた良作。
最後の事件の後、身を隠すために日本に来たホームズが、欧州留学時代に知り合った伊藤博文と共に、ロシア皇太子を切りつけた大津事件の真相に挑む。
ホームズらしい推理術と、松岡圭祐流の伏線を張り巡らせたどんでん返しとがうまく絡み合い、ところどころ挟まれるホームズシリーズに関する細かいウンチクがいい味を出している。
タイトルからはトンデモ作に思えるが、いい意味で期待を裏切り真面目にリアリティを持たせた良作。
最後の事件の後、身を隠すために日本に来たホームズが、欧州留学時代に知り合った伊藤博文と共に、ロシア皇太子を切りつけた大津事件の真相に挑む。
ホームズらしい推理術と、松岡圭祐流の伏線を張り巡らせたどんでん返しとがうまく絡み合い、ところどころ挟まれるホームズシリーズに関する細かいウンチクがいい味を出している。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)
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松岡 圭祐
講談社 (2017-06-15)
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