ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ―

幕府方軍事顧問として日本に渡り、函館戦争で蝦夷共和国の一員として戦ったフランス人の物語。
戊辰戦争に始まる明治維新は、幕府と薩長と戦いだけでなく、背後にイギリス、フランスを初めとする諸外国の思惑も絡んでいたのだろう。
自分の訓練したサムライ達が戦って死んでいくのをただ見ていることはできず、敗色濃厚な幕府軍に祖国を捨ててでも助力する姿は、まさにラストサムライ。
戦争には、どうしてもヒロイックな部分が常に付きまとってしまうところが、なかなか無くせない遠因なのだろうか。

ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ―
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