ハゲタカの鷲津シリーズ第4段。リーマン・ショック前後のアメリカを舞台に老舗投資銀行とエジソンが設立したアメリカの魂と呼ばれる伝統ある企業の買収を図るが、シリーズを重ねる毎にどんどんとつまらなくなる。
第一作では、常識人でありながら信念を持つ芝野と、アウトローである鷲津との時代を先取りした戦いが面白かったのだが、シリーズを重ねるにつけ、無敵の鷲津が、無能な連中をひたすら叩きのめすというワンパターンで、登場人物に全く魅力がない。
また、ストーリーのベースも過去に起きた出来ことになっており、時代を先取りする意欲もなく、いったいどうしてしまったのか。
第一作では、常識人でありながら信念を持つ芝野と、アウトローである鷲津との時代を先取りした戦いが面白かったのだが、シリーズを重ねるにつけ、無敵の鷲津が、無能な連中をひたすら叩きのめすというワンパターンで、登場人物に全く魅力がない。
また、ストーリーのベースも過去に起きた出来ことになっており、時代を先取りする意欲もなく、いったいどうしてしまったのか。
グリード 上 | |
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