朝ドラで劇中に出版された作品が、自宅の本題に埋もれていることを発見したので読んでみた。
顔がそっくりの王子と乞食が入れ替わるプロットだけはしっていたが、今回初めてきちんと読んだ。
どちらかというと主人公は、乞食と入れ替わった王子の方で、豊かな王室で育った王子が、かなり悲惨な目に遭いながらも、心優しい騎士マイルス・ヘンドンに助けられながら、当時のイギリスの悲惨な社会の現状を身を持って体験する過程で人間的に成長していき立派な王様になるという、まさに児童文学の王道を行く作品だった。マーク・トウェインが1881年に発表し、村岡花子が1927年に翻訳した古い作品だが、今でも当別違和感がなく普通に読めることが素晴らしい。
顔がそっくりの王子と乞食が入れ替わるプロットだけはしっていたが、今回初めてきちんと読んだ。
どちらかというと主人公は、乞食と入れ替わった王子の方で、豊かな王室で育った王子が、かなり悲惨な目に遭いながらも、心優しい騎士マイルス・ヘンドンに助けられながら、当時のイギリスの悲惨な社会の現状を身を持って体験する過程で人間的に成長していき立派な王様になるという、まさに児童文学の王道を行く作品だった。マーク・トウェインが1881年に発表し、村岡花子が1927年に翻訳した古い作品だが、今でも当別違和感がなく普通に読めることが素晴らしい。
王子と乞食 (岩波文庫 赤 311-2) | |
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