新文芸坐にて「あゝ声なき友」とともに鑑賞。
オープニングでは8/14に至るまでのポツダム宣言を受諾するまでの関係者の動き、本編では、8/14から8/15にかけての一日を、前半は終戦の詔の調整、後半で宮城事件をドキュメンタリータッチで描いている。
実際のどこまでが真実なのかはわからないが、負けると判っているのに原爆が落とされるまでポツダム宣言受諾の決断ができず、最後には天皇の判断を仰ぐという指導者層はいったい何なのか。そして、ポツダム宣言受託を天皇が決断し、閣議で総理を始め陸軍大臣を含めた全大臣が認めたにも関わらず、天皇を守る立場だった近衛兵がクーデターを起こすという陸軍の暴走は、まさにトチ狂っており、万が一、このクーデーターが成功し日本の降伏が諸外国に認められなかったら、本土が戦場になっていたかもしれない。この狂気を植えつけたのは一体誰なのだろうか。
宮城事件自体は知識としては知っていたが、映像として見ることで8/15の終戦はかなり際どかったことがリアルにわかり、結末を知っているにも関わらず観ていて非常に緊張した。全国民が見るべき映画である。
オープニングでは8/14に至るまでのポツダム宣言を受諾するまでの関係者の動き、本編では、8/14から8/15にかけての一日を、前半は終戦の詔の調整、後半で宮城事件をドキュメンタリータッチで描いている。
実際のどこまでが真実なのかはわからないが、負けると判っているのに原爆が落とされるまでポツダム宣言受諾の決断ができず、最後には天皇の判断を仰ぐという指導者層はいったい何なのか。そして、ポツダム宣言受託を天皇が決断し、閣議で総理を始め陸軍大臣を含めた全大臣が認めたにも関わらず、天皇を守る立場だった近衛兵がクーデターを起こすという陸軍の暴走は、まさにトチ狂っており、万が一、このクーデーターが成功し日本の降伏が諸外国に認められなかったら、本土が戦場になっていたかもしれない。この狂気を植えつけたのは一体誰なのだろうか。
宮城事件自体は知識としては知っていたが、映像として見ることで8/15の終戦はかなり際どかったことがリアルにわかり、結末を知っているにも関わらず観ていて非常に緊張した。全国民が見るべき映画である。