大阪のユニバーサルスタジオ・ジャパンが年間パスポート(年間スタジオパス)を発行している。見た目はただのチケットであるが、東京ディズニーランドなどのそれと違い、このパスポートにはNECが開発したハイテクな仕掛けが施されていることがわかった。
家族が持っているものを眺めてみると、年間パスポートというイメージとは何か違う。裏面に名前の記入欄はあるが、表は普通のバーコードが印刷されているだけで、何より年間パスポートに付きものの顔写真が印刷されていない。これでは持参人はだれでも入場できるのではないだろうかと思う。
ところが、ゲートで「顔認証」があるのだそうだ。1回目の入場の際、顔写真がコンピュータに記録され、2回目以降の入場では、バーコードをスキャンすると、カメラに映った顔とコンピュータに保存されている顔写真が照合され、合致すれば入場できるとのことである。(このあたりは伝聞です。)
これが本当の「顔パス」である。たばこの自動販売機「タスポ」の顔認証は大人と子どもを判別するだけで、しかも実験してみると大人でも買えない人がいるなど結構いい加減だったが、たぶんこちらはもっと精度が高いのだろう。兄弟で使い回しとかされると困るからね。
いずれにしても、これで12500円とは安い。1日券が6200円なので、2回でだいたいモトがとれる。と思ったら、これは10周年記念の期間限定パスで、今はなんと22000円であった。4回行かないとモトがとれない。ユニバは福井から近いが、ディズニーと違ってあまりヘビーにリピートする感じではないので、利用価値を感じる人は限定されるだろうな。
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