先日、名古屋に行った際に、栄の三越の隣にあるラシックというファッションビルで、偶然、「MASUNAGA1905」という眼鏡ショップを発見した。ディスプレイも新鮮だし、ミニチュアの眼鏡など、めがね素材を使ったおしゃれな小物も並んでいる。ラシック自体、感度の高いショップが並んでいるが、この店もそれに十分なじんでいる。
この「MASUNAGA」という名前、福井には増永眼鏡という会社があるが、違うとは思うけどもしかしたらと思って確認してみると、どうもまさにその増永眼鏡のアンテナショップのようである。メガネスーパーや眼鏡市場など、格安メガネ店があふれている中、こんなところで福井メイドのショップに出会えるとは驚きである。
調べてみると、青山に1店、秋葉原と御徒町の間の新しい職人街「2k540」にも1店あり、なかなか意欲的である。考えてみると、金子眼鏡も、羽田空港国際線ターミナルをはじめ、首都圏に多くの店舗を構えているし、ほかにもたくさんあるのだろう。探してみると、増永眼鏡は昨年末のDIMEにも紹介されていた。
ただし、この手のショップに共通するのは、福井らしさは微塵もないこと。よく探してみると、片隅にサバエとか出ていたりするだけである。残念なことに「松雪泰子も佐賀、公表してねえ♪」の世界である。まあ、海外の高級ブランドの眼鏡の多くが鯖江をはじめ福井県内で人知れず作られているのは福井県民ならたいてい知っている話であるが。(写真は撮れなかったので同社ホームページより)
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