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つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

初秋の琵琶湖クルーズ

2011-09-27 | 旅行・交通




前回書いた2900円の「関西1デイパス」のおまけ(?)として付いている「湖都・びわこチケット」で、琵琶湖のクルーズ船「ミシガン」に乗ってきた。琵琶湖汽船は125年の歴史があるそうだ。

前回書いたように往復だけで十分モトをとっているのだが、船にタダで乗れるのならば乗らない手はないということで、山科から京阪電車で浜大津まで行って大津港から乗船した。ターミナルはやや場末の雰囲気で、そんなに混むはずはないだろうとちょっと油断していたらかなりの行列になっていた。夕方近くというのになかなかの人気である。

この関西1デイパスはなかなか太っ腹で、1ドリンクとポップコーンまで付いている。しかもドリンクはビールも可。見渡すとポップコーンを持っている客が多いので、たぶん1デイパスの客だろう。乗客は子供連れなどかなり多く、外国人もいる。

「ミシガン」は、クルーズ船としての売りで、ダイニングやカフェのスペースもあり、乗船料2000円ちょっと(時間により異なる。)のほか、ランチ3000円と食事代もそこそこ取るのであるが、東京湾のシンフォニーや神戸のルミナスなどと違い、ちょっと大きな「遊覧船」の香りが強く、中途半端な気がする。なぜだろうか。

いちおうエンタテインメントもあり、MCの中途半端なノリがちょっと悲しい。ステージではオーストラリア(なぜミシガンでない?)から来たという歌手(たぶん英会話学校の講師)がギター1本で弾き語りをしている。ちょっとチープだ。しかも歌はビートルズで、ミシガンとも琵琶湖とも関係がない。

景色は琵琶湖であるからして美しく、天気のいい日はさわやかではある。とはいえ、東京などと違い建造物などは少なく、見どころはちょっと寂しい。これなら敦賀湾クルーズ(ないけど)とあまり変わらない。自分は2000円以上払って乗る気は正直あまりおきないが、無料であれば十分楽しめる。この秋は2900円で関西の旅と琵琶湖クルーズを楽しみましょう。

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秋の関西1デイパスでまた関西へ

2011-09-25 | 旅行・交通

前に夏の関西1デイパスのことを書いたが、このたび、秋の関西1デイパスが発売された。料金は同じく2900円で、自由周遊区間も同じく敦賀から上郡や和歌山までと広い。相変わらず料金を払えば特急も利用できるため、敦賀から使うと京都往復でも得になり、ありがたい。上郡まで往復すると乗車券だけでも8620円である。

変わったのは、おまけで附属している私鉄のきっぷで、前は高野山チケット(これはかなり得なのだが福井から遠すぎて往復が難しかった。)か鞍馬・祇園チケットのチョイスだったが、今回は、湖都・びわこチケットか堺・住吉チケットのチョイスになった。

中でも湖都・びわこチケットは、琵琶湖の「ミシガン」乗船券(しかも1ドリンクとポップコーン付き)も付いており、これだけで通常は2500円以上するため、これに乗るだけでもほぼ元がとれる。大津や浜大津でなくいったん京阪山科まで行かないと乗船券に引換えができないのがちょっとネックであるが。

ところで、敦賀市役所の知り合いに聞くと、最近新快速電車の乗車人数がかなり増えており喜んでいたらしいが、よく調べてみると、福井方面からの客がこのきっぷを利用しているため増えた可能性が高いとのこと。敦賀は単なる乗継地点で、あまりうれしくないようだ。

確かに、福井駅でもこのきっぷは買え、敦賀まで別に乗車券(往復1900円)を買うことになるが(特急券は通しで買えばよい。)、やはり京都から先だと往復するだけで得になる。福井から大阪往復で1720円、神戸市内往復だと2980円の得である。

ということで、実際に福井から使って大阪方面に買い物に行ってきた。特急利用区間も絞ったため、何となく得をした気分である。特急街道の敦賀が自由周遊区間に入ったのは不思議で、それなら距離からいうと南紀白浜や福知山なども入るはずである。新快速が乗り入れているためやむを得ずというところだろう。ちょっとJRが意図していない使い方と思われ、いずれ見直しされなければいいのだが。

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豪華客船飛鳥Ⅱが敦賀港にやってきた

2011-09-13 | 旅行・交通




敦賀港に「飛鳥Ⅱ」がやってきた。飛鳥Ⅱは、日本郵船が所有する日本最大の豪華客船である。総トン数5万トンといわれてもよくわからないが、長さ240メートルあり、800人が乗船できるそうだ。先日敦賀に寄港した「ぱしふぃっくびいなす」が2万5千トン、180メートルなので、飛鳥Ⅱはそれをはるかにしのぐ大きさである。

巨大な船なので、敦賀市内なら少し高いビルだと遠くからでも見えるのだが、どこに接岸しているかがわからない。海沿いに出ると、沖合いに停泊しているようにも見える。立派な岸壁があるので沖留めのはずはないと思うが、敦賀港は意外に広くて、立入り禁止区域も多く、なかなか近づけない。あとで調べると鞠山南岸壁というところだったらしい。そこは近くまで行ったが検問があり、関係者以外通行禁止になっていた。

まあ、1日1~2便のフェリーとたまに客船が来るものの、やはり敦賀港は貨物のためのものだということがわかる。案内表示などほとんどなく、観光バスもうろうろしていた。安全のため一般人を近づけたくないのもわかるが、せっかくの豪華客船、近くで見たい人もいるはずで、もう少し配慮していただけないだろうか。たとえば神戸だとメリケンパークオリエンタルホテルの真横にある中突堤に入港し、観光客も間近に見ることができるのだ。

それと、北海道行きのフェリーが出る別の岸壁には乗客用の立派な(立派すぎる)ターミナルがあるが、ほかの岸壁にはない。フェリー専用ではもったいない。せっかく豪華客船に乗るのなら、ターミナルから乗りたいものだし、美しいランドマークの横に停泊する豪華客船は絵になり、観光客も呼ぶことができる。単なる広場から階段で乗船しても今ひとつ気分が盛り上がらないと思う。いずれにしても、貨物は喜んでいると思うが、旅客や観光客の目から見ると、残念ながらどうも敦賀港は利用しにくいと思うのである。

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山代温泉白銀屋に星野リゾートの実力を見る。(後編)

2011-08-30 | 旅行・交通






前編の続きである。
白銀屋は、キャパが小さいのでバー兼カフェと売店、エステがあるぐらいで、設備的にはあまり整っていないが、静かで落ち着いた雰囲気を楽しめる。もともと宴会などバカ騒ぎしたい向きはこの旅館は選ばないだろう。到着時には茶室で加賀棒茶とお菓子のサービス、風呂上がりにはラウンジでかき氷のサービスがある。得した感じである。

食事は、夕食、朝食とも自分の中では最上クラスであった。メニューをいちいち書いてもしょうがないが、刺身の新鮮さ(福井人ならすぐわかる。)はもちろん、ノドグロの塩焼き、あわびの昆布蒸し(あわびは昆布を食べるらしい!)などどれも絶品である。食後のデザートは5種類から選べる。素材もすばらしいが、器も九谷焼を中心に美しい盛り付けで出され、目でも楽しめる。朝食のアジも最高であった。

風呂は、新館、旧館一つずつあり、午後10時で男女入替えになる。ちなみにどうやって入れ替えるのかと思っていたら、いったんクローズにして掃除を行うということで、20分ぐらい待たされた。新館は露天風呂もあってまあまあだが、旧館の方はやや狭い感じがする。小さい旅館なのでやむを得ないのだが。

女将も仲居もおらず、少人数の若いスタッフで回しているようで、さっきフロントにいた人が食事処にいたり、売店も兼ねたり、合理化できるところは合理化している。これで料金は土曜日でも2万円台前半で、安くはないが、手が届かない料金ではない。若い人たちも結構泊まっている。星野リゾート、なかなか経営が上手である。

今度は、星野とはまったく違うコンセプトで旅館再生に取り組んでいる1泊7800円の湯快リゾートに行ってみたいと思う。旅館運営のしかたやコストパフォーマンスを見てみたい。まあ、どっちかというと、泊まる順番が逆なんだけどね。

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山代温泉白銀屋に星野リゾートの実力を見る。(前編)

2011-08-29 | 旅行・交通




家族でリラックスするため、山代温泉の白銀屋に行ってきた。結構取材費を使ったので(笑)、2回に分けて書くことにしようと思う。

白銀屋は、創業400年近くという由緒ある旅館で、紅殻格子の本館は築180年で、国の有形文化財に指定されている。はっきりとは書いてないが、経営が悪くなった名門旅館を高級旅館の再生で有名な星野リゾートが買い取り、2005年に再生させたものである。

星野リゾートは、温泉旅館やリゾートホテルなどを多数再生しており、「星のや」、「界」など新しいコンセプトの旅館もどんどん登場させている。トマムやアルツ磐梯、タラサ志摩、皆生の東光園や伊東のアンジンなども同じ仲間である。ホームページの雰囲気がどれも同じなのがご愛嬌である。

白銀屋は、山代温泉の総湯に面し、歴史を感じさせる構えである。魯山人が泊まっていたという本館は、白銀クラシックと呼んでおり、苔のある中庭に面し、古い中にも格式があり、しかもおしゃれな雰囲気が漂っている。加賀モダンという和洋融合の部屋もあるが、今回は白銀クラシックの部屋に宿泊した。

この部屋は、壁一面が加賀藩由来の群青に塗られており、群青の間とも呼ばれているそうだ。窓からは中庭や茶室が見える。建物が古いので高級ホテルのような快適さはないが、また別の日本的な、クラシカルな心地よさを感じることができる。

食事処は別にあり、最初の案内や布団を敷く以外はスタッフは部屋に入らないホテルタイプである。あまりかまわれても面倒なので、ちょうどいい距離感である。若いスタッフはみんなフレンドリーで、気持ちよく働いているようだ。ちなみにあまり関係ないが、同社ホームページによると、喫煙者は、作業効率、施設効率、職場環境の問題で採用しないらしい。すばらしい。

食事や風呂については次回に譲ることとするが、トータルで90点以上つけたい。久々にいい旅館に泊まった気がする。

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夏の関西1デイパスで関西に行ってきた。

2011-08-16 | 旅行・交通

JR西日本の「夏の関西1デイパス」を利用して関西に行ってきた。2900円で、関西一円のJR普通列車が1日乗り放題になるきっぷである。青春18きっぷの1枚当たりより少し高いが、このきっぷは、1日単位で買え、特急料金を払えば特急列車に乗れるという青春18にないメリットがある。当日でも買え、姫路の先の上郡・播州赤穂や和歌山・関西空港まで行ける。

しかも、太っ腹なことに、京阪電車の往復と叡山電車乗り放題の鞍馬・祇園チケットか、南海電車とケーブルで高野山まで行ける高野山チケットのどちらかが付いてくる。鞍馬・祇園チケットは京橋からだと1540円するため、超オトクである。高野山はもっと高いだろう。時間がなくて利用できなかったが、それでもお得である。

しかし、福井県民にとって何よりのメリットは、関西の自由周遊区間になぜか「敦賀」が含まれていることである。これはポイントが高い。順当なら近江今津あたりまでだろう。敦賀から京都まで単純に往復してもモトがとれるため、敦賀駅では特急で京都日帰りの客にも自社の利益を削ってこのきっぷを勧めているほどだ。

新快速電車の敦賀発着は形ばかりでただの普通電車であり、福井方面との接続も到着10分前に他方が出発するなどわざと利用しにくくなっている(6月にも掲載)が、それでも新快速の足は速く、工夫をすれば意外に早く京阪神に行ける。短距離でも特急を使わざるを得ない北陸とえらい違いだ。

破格であった西日本パスが廃止された今、使えるのはこのきっぷぐらいである。2000円の「北陸おでかけパス」というのもあるが、休日しか使えず、しかも当日は購入不可と使い勝手が悪い。関西1デイパスは、「夏の」となっているが、春も発売されていたので、たぶん秋も発売されると思う。しかし、特急利用者が圧倒的に多く、特急往復に使われる敦賀をエリアに入れたのは経営的には失敗だと思われる。次回からエリアから外されなければいいのだが。

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長距離通勤者の孤独と連帯

2011-07-30 | 旅行・交通

地方都市の長距離通勤の話である。電車に乗っている時間だけで片道約1時間。例によって電車は2両しかないが、出発が早朝なのに立ち客も結構いる。長距離通勤を始める前はこんな時間に電車に乗っている人ってどんな人なんだろうと思っていたが、同じように早朝から長距離を通勤している人がたくさんいることに驚く。

早朝の車内はおおむねみんな寝不足の顔で、話し声などほとんど聞こえない。景色を見続けている人、眠り続けている人、読書をしている人、新聞を読んでいる人、音楽を聴いている人、ただぼうっとしている人、さまざまである。車内観察をしているとなかなかおもしろい。自分としては、景色(福井の自然は美しい。)+読書+音楽というところであろうか。

ところで、人間だいたい毎日乗る位置は決まっているもので、たいていは同じ人と近くに座ったり立ったりして顔を合わせることになる。もちろんお互いにあいさつや世間話をするわけではないが、なんとなく、ああ彼や彼女(もちろん彼女の場合の方がより強く思うのであるが)も朝早くから大変だなという連帯感を覚える。もっとも向こうもそれを感じているかどうかはわからないが。

その距離感は、会社で言うと同じフロアのほかの課にいる社員、あるいは、いつも行く飲み屋によくいる相客というイメージだろうか。顔はよく見るがあいさつや話はしたことがないという意味で。電車が運休になったり、どこかほかの場所で偶然会ったり、何かきっかけがあると意外に話がはずんだりするのかもしれない。

そういうことで、たまに、いつも乗ってくる駅で目立つだれかが乗って来ないと、あれ、あの人、今日はいないな、どうしたのかな、という老人向け病院の待合室のような雰囲気になるし、たまに新参者(失礼)が混じっていると、あれ、そこ自分の席なのになという気分にもなるのである。都会の人にはわからないだろうが、結構社会学的に見て興味深い集団なのではないだろうか。(写真は、山の緑がきれいな夏の湯尾駅付近を走る北陸線の普通電車。福井の自然は美しい。)

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敦賀に乗り入れてはみたもののとっても不便な新快速

2011-06-05 | 旅行・交通
京阪神を走る新快速電車が1時間に1本程度はるばる北陸線の敦賀まで乗り入れている。車両や京阪神の駅のホームに「敦賀」の文字が表示されており、敦賀の知名度はかなりアップしたようで、それはそれでありがたいと思う。

ただし、新快速が敦賀に乗り入れると聞いたときは、京阪神が飛躍的に近くなると期待したのだが、ふたを開けてみると、新快速と名乗ってはいるが、途中で切り離してたったの4両、米原回りは敦賀・彦根間、湖西線回りは敦賀・近江舞子間は各駅停車で、要するにただの普通電車である。所要時間も昔とあまり変わらない。

しかも、敦賀駅の新快速乗り場は5番ホームの米原寄りの端っこに切り欠きで作った4番ホームで、階段を上がってから200mぐらい歩かなければならない。とっても不便である。どうせ4両しかないのだし、北陸線の普通電車も通常2両なのだから、5番ホームあたりに並べて停めればいいのに疎外されている。

ダイヤも、驚くことに利用が多そうな午前中は、敦賀発6時前に出た後はなぜか10時過ぎまでなく、その後はまあ1時間に1本。夕方も7時前で終了。わざわざ利用しにくくしているとしか思えない。しかも利用が多い時間帯は湖西線経由ではなくなぜか時間のかかる米原経由になる。

そもそもJR西日本とすれば敦賀乗り入れなどしたくなかったことはよくわかる。新快速がほぼ12両編成で走る中、そのまま乗り入れるわけにはいかず、どこかで切り離しが必要だし、冬に雪が降れば遅れも出て、過密ダイヤの京阪神に影響が及ぶ。でも、それにしても、イヤイヤ乗り入れしているという気持ちがいろんなところに出過ぎである。

ついでに言うと、福井方面の普通電車とはまったく接続をとっておらず、一方が到着する直前に他方が発車するダイヤが多い。なるべく利用が少なくなるような、すなわちほとんどの人に特急に乗ってもらうようなダイヤを組んでいるのがよくわかる。普通電車の乗客も立派なお客様だと思うが。(写真は敦賀駅の端っこでひっそりと発車を待つ「最終の」姫路行き新快速)

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祝・東北新幹線完全復活~はやぶさの旅

2011-05-01 | 旅行・交通






東日本大震災で50日間不通になっていた東北新幹線がついに全線復旧した。これで新青森から鹿児島中央までが新幹線で初めてつながることになった。前にも書いたが、つながる予定の1日前に地震が起き、つながらなかったのだ。

東北地方に行く機会があり、仙台から朝早く帰ることになったので、仙台早朝発の「はやぶさ」に乗ってみた。いまどきなぜ東北に行ったかはもちろん東日本大震災がらみではあるのだが、そのことはわけあって次回以降に書こうと思う。

はやぶさは、3月5日デビューだったので、地震までわずか6日間しか走っていない。再開後3日目だったのでまだ9日目のピカピカの新車である。臨時ダイヤで300キロ運転はせず、仙台・東京で2時間ちょっとかかるが、東北復興のシンボルとして期待は大きい。

はやぶさの座席は枕の位置が調節できるなど快適な座り心地で、車内誌もあって飛行機のようである。専用のコスチュームのアテンダントが回ってくる車内販売では特製のコーヒーを飲むことができるが、このコーヒーはなかなかおいしい。

震災の影響なのか、仙台発の上り列車は1両に10人程度のガラガラで、仙台では早朝ということもあってひっそりしていたが、折り返し新青森行きとなる東京では乗客もかなり多く、先頭車は写真を撮ろうとする人たちで大混雑していた。東京駅の東北新幹線のホームは連休ということもあって東北地方へ出かける客で結構混雑しており、喜ばしいことである。

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九州新幹線全線開業によせて

2011-04-05 | 旅行・交通
雷鳥最後の日と同じく、大震災の影に隠れてしまったけれど、3月12日、九州新幹線が全線開業した。新八代~鹿児島中央間は先行開業していたが、博多~新八代間が開通し、博多~鹿児島中央間が結ばれることになったのだ。

博多・熊本間はわずか30分ちょっと、九州は意外と広く、昔は夜行列車さえあった博多・鹿児島間でも1時間20分である。恐ろしい早さである。これなら福井から鹿児島まで1泊2日で十分行くことができる。ちなみに、九州の鉄道、特に特急は、革張りシートや木製の内装など、美しく上質な車両が多く、乗っていて気持ちがいい。

開通に先立ち、九州縦断ウェーブが企画された。開業前に、CM撮影用のカメラを載せた新幹線が走り、それにあわせて沿線各駅の近くでそれぞれウェーブをしてもらい、それをCMに仕立てている。残念ながら大震災のために、現在テレビでは放映中止になっているらしいが、JR九州のホームページで見ることができる。新幹線が来る喜びがあふれ、九州はひとつ、というイメージでうらやましい。

現在、九州新幹線開業の1日前に東北新幹線が被災したため、新青森と鹿児島中央は、いまだつながっていない。また、東北本線、常磐線も止まり、東北や北海道方面への輸送は、新潟から日本海縦貫線経由で長い時間をかけて行われている。今回の震災でインフラの重要性が再認識された。北陸新幹線も、東海道新幹線が不通になったときのバックアップとしての役割もあるのではと思う。(写真はサイトから引用させていただいています。)

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