気功のこと ２

この週末に気功のレベルアップのコースに出るので、
このところ真面目に練功中。
泥縄でもしないよりはいいしね。
ついでに(ごめんなさい先生）８年前に出版された先生のご著書を１冊読んだ。

于永昌著「気の養生法」春秋社
気功について、古代の文献を研究されたものに、
ご自分の修業体験から得たものを加えて、わかり易く書かれてある。

気功の起源は易と同じで、７千年以上前だと推測されている。
そして、なんと踊りから始ったのだろうと・・・ひえ～、ヒーリングダンス？
やっぱりなあ。

気の理論は何千年も前に確立されていたのだけど、
素粒子のことまでちゃんと説明できている。
それから、神（しん）は私たちが言っている神とは違って、
精と（狭義の）気によって顕れる生命現象のこと。
つまり、私たち神なんですね。
また、仙人のようになると真人なのだそうです。
つまり私たち本当の「人」ではない？
落ちこぼれには、なんだか面白くて難しい。

気功もまた悟りへの道。
修行なのです。
あ～、わたしゃ修行と努力は大嫌い。
それなのに、なんでだらだらとでも続いてたかというと、
体を巡る気感が面白いからなのだけど、
これに囚われていると横道にそれるんですよね。
たとえ神様や仏様が見えても、気に留めないで淡々と修行をしないと、
魔界に入るらしい。
そういえば、仏教の修行でも、
仏(神？）に遭ったら仏を殺して行けとか言うし。
（こんな心配は私にはまず必要ないけど。）

先生はとっても研究熱心な真摯な学者で、お医者様で、正統派の気功修行者でいらっしゃる。
こんな怠惰な私では罰が当たりそう。
とりあえずは健康法として、もう少し真面目に取り組まなくっちゃと思っている今日この頃です。