躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

彼岸花

2008-09-21 17:37:24 | Weblog
「サトイモの葉っぱをかじるアゲハ蝶の幼虫」
これは黙認(笑)
(写真:とうちゃん)


昨日畑に植え替えたキャベツとブロッコリーのご機嫌伺いに行ったら、
なんと、もう葉っぱがかじられいる~。
昨日まで綺麗だったのに~。
どのキャベツの葉っぱの裏側にも赤ちゃん青虫がいる。
ブロッコリーにも。
幾らなんでもこんな小さなキャベツのうちからかじられては大変。
青虫には罪はないのだけど・・・
仕方ない、摘まんでつぶしていった。
農薬で他の虫まで一緒に殺してしまうよりはマシと言い訳をしながら。
こんなことしてまでキャベツなんか食べたくない気分。
だけど買ってきて食べても誰かが青虫を殺しているわけで・・・
自分の手を汚さなければ良いっていうのもなあ。

結局はたくさんのたくさんの生命の犠牲の上に私が生きていることを肝に銘じて、
あと少しになった人生をどう生きるか。

なんて考えていたら、モンシロチョウが飛んで来た。
スイッチが切り替わった!
お前達のせいだ~!と、追っ払った。
もちろん無駄な抵抗だけどネ。(笑)

以前、暖かい晩秋に、畑でおじいさんが捕虫網をふりまわして、
蝶を追っかけているところを見た。
お子様おじいちゃんかと一瞬ほほえましく思ったけど、
顔つきを見て青虫の元を断とうとしているのだと解かった。
捕まえた蝶はやっぱり殺したのだろうなあ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、
彼岸花って、本当にお彼岸のころ、葉っぱも何もないところから、いきなり先端に蕾をつけた茎がひゅ~とのびてくるの。
花が終ってから細長い葉っぱがたくさん出てくる変りもの。

私の子供の頃はその地方では、「毒花」(根っこに毒がある)とか、よくお墓に咲くので縁起の悪い花と言われていた。
だから、その真っ赤な花が好きなのに、好きなことがいけないことのように思っていた。
男の子達は、棒を振り回して彼岸花を見つけるや否や長い茎を叩き切って遊ぶのが普通だった。
倒れた彼岸花ばかり見るのは悲しかった。

大人になってからは、懐かしい花のひとつ。
大好きでも良いし。(笑)
ここに越して来てすぐに近くの空き地から庭に移植した。
そして、毎年、カレンダーを忘れていてもひゅ~と伸びてきて、「お彼岸ですよ」と教えてくれる。
庭には先住者が植えたのか黄色い(白ではない)彼岸花もある。
本当は彼岸花とは種類が違うらしいけど、彼岸花そっくりで少し大きい。
そして、やっぱり同じようにお彼岸を知らせてくれます。








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