躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

菜園

2008-09-22 23:00:39 | Weblog
「透け透けがおしゃれでしょ。」
写真:とうちゃん

1区画10坪で10区画を家庭菜園用に近所の農家が貸し出しをしている畑。
ここに引越してきてすぐに2区画借りた。
家から1キロぐらい離れている。
私が借りた時は他の8区画のうち、すでに、4区画を借りているおじいちゃんと、
2区画を借りている定年後おじさんがいた。
残りは借りる人がいなくて、ずっと空き地のままだ。
おじいちゃんはよく耕し草取りをまめにして、農家の人顔負けの野菜を作る人。
私は耕さずに草ぼうぼうにする人。
定年後おじさんは野菜作りをどうしていいかわからない人で、2人の畑を見てますます解からなくなっていた。(笑)
3人は顔を合わせるのも時々で、それぞれが気ままに10年前後やってきた。

ところが、今年になって草がなかったおじいちゃんの畑に草が多くなって来て、
ついに、畑中が草に覆われた。
奥さんが亡くなったのとお歳のせいらしい。
そして、定年後おじさんの畑からも作物が消えた。
こちらは、結局作り方がイマイチわからないままだったらしい。

草茫々の空き地状態の中に私の草ぼうぼうの畑だけがある。
て、ことは全部が草ぼうぼうってことで、私の畑に行きつくまでに私より背が高い草の中を歩くことになる。
もう畑の「場」ではなくなった。

それから、
わが家に隣接するミニ分譲地の空き地。
(この分譲地はほとんどが空き地)
その1区画の持ち主が車で1時間の住まいから菜園をしにせっせと通って来ていた。
(もともとは投資目的に買った土地だったらしい)
竹で簡単に周りを囲う柵を手作りし、果樹やサクラの苗木も植えて、ベンチを置いて、
小さな楽園作りに励んでいた。
ところが、側の竹薮から竹がだんだん進出してきて、
野菜作りよりも竹の伐採に来ているような状態になっていた。
それでも頑張って8年間続いたけど、今年になってついにギブ・アップらしい。
竹薮になりつつある。

このミニ分譲地にはもう1区画、近所の働き者のおばあちゃんが借りて菜園をしていた。
それも訳があって、この夏から草に覆われた。

結局はミニ分譲地を借りて菜園をしているのは私だけになった。

なぜか今年は一斉にこういうことになってしまった。
自然に戻って行くのだけど、なんだか寂しくて・・・
大袈裟だけど、つわものどもの夢のあとのようです。

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