躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

2007-05-31 20:16:33 | Weblog
梅の実が大きくなってきました。
(写真:とうちゃん)

午前中、鶏糞をもらいにSさんの家へ、やはり家庭菜園をしている友人と行った。
鶏小屋で土の上で飼われている鶏さん達は幸せだ。
金網のマンションみたいなケージに1羽ずつ入れられて飼われているが普通なのだから。
それから、くちばしを切られるのも普通らしいけど、
Sさんはそのままで飼っている。
それで、自分で産んだ卵をつついて食べてしまう鶏もいるそうな。
有精卵なのにである。
産んだ卵を温める鶏はいないのだそうだ。
へ~、どうして?
卵を産まされるだけに生きている鶏には、その本能は失われているようだ。

この有生精卵を孵化させても親と同じ鶏になるとは限らないらしい。
アメリカが卵の品種の権利を牛耳っているらしくて、
種で言えばF1みたいなものだってSさんは言っていた。
なんだか可愛そうな鶏さん達。
国産の鶏を孵化させる会社は1社しかないんだって。

それから、魚粉を食べさせると、どんどん卵を産むから他所ではそうするけど、
自然なことではないのでSさんは魚粉は食べさせていないと言っていた。
もちろん抗生物質も使っていない。
愛情ある飼い主に育てられた鶏達は幸せだ。

鶏小屋に入っていって鶏糞をスコップですくって袋に入れた。
それから産みたての卵もいただいた。
お昼は久しぶりに卵かけご飯。
お箸でつまんでも壊れない黄身だった。
子供の頃食べた卵の味で、美味しかったよ。