躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

思うこと

2007-04-26 22:20:17 | Weblog
田んぼに映った今日の夕陽
(写真:とうちゃん)

はれたので、朝から家の敷地の隣の田んぼでは、しろかき(田植え直前に水を入れた田を、平らにならす)が始った。
ほんの少し離れた田んぼでは、田植えだ。
どちらも、大きな機械でするので、音がすごい。
家中に響く。排気ガスもあるのでイライラしてくる。
でも、機械化のお陰で、みんながお米に不自由しないのだから、ありがたい音です。

農家の人は、機械化で農作業が楽になった。
今日田植えしていた田んぼは広い。
手植えだと、10人が1日中しても終らないかもしれない。素人ではとっても無理。
それを、機械だと2時間ほどだ。
奥さんが苗運びのお手伝いをしていたけど、ご主人1人が機械にのれば出来る。

こうして、楽にたくさんお米ができるようになったけど、
値段が安くなった。
機械は全部そろえると、7,8百万円もするらしい。
(乾燥機や、籾摺り機は入っていないかも)
それを収納する大きな納屋。
ガソリン代。
一体、儲けはあるのだろうかと思ってしまう。
もちろん、苗を作る施設も、肥料代も、農薬代も、田んぼの税金もかかるのだ。

機械化といっても、人力の部分もあるから、
それでも大変な労働量だ。
田んぼの中だけではなく、畦(あぜ)や農道の草刈、
水路の整備など、作業は次々ある。
淡々と働いている姿を見ると、
有機だ無農薬だと軽軽しく要求している(私も含めて)消費者はなんだろうと思ってしまう。
もちろん環境の話は別にしてなのだけれど。