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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

スリランカへ行ってきました。

2013-10-21 19:09:13 | インポート
スリランカへ行ってきました。
2013/10/13-10/17


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富士山登頂、屋久島へ縄文杉を見に行く、
ここ数年、秋に色々動いてますが
今回はスリランカへ4つの世界遺産を見に行きました。



成田経由でコロンボの北30キロにある、
バンダーラナーヤカ国際空港に着いたのは
夜9時半、9時間のフライト
本来は7時半に到着予定だったが
成田空港で2時間の遅れで出発。


その日はニゴンボのホテルに宿泊、
ザ ゲートウェイ ホテル エアポート ガーデン コロンボ は
空港から5分ほどと近く
遅めの夕食はプールの見えるダイニングで
さっそくスリランカカレーを食べた

さすがホテルのカレーだけあって
盛り付けも、味も満足、
ただいつもの旅行だと
もっと安い所で食べるので
この旅でどんな料理が食べられるか楽しみ。



翌日は島の中央部までの移動、
4泊5日の短い旅なので
今回もツアーに申し込んだ、

日本語ガイドがホテルのロビーで
チェックアウトの手続きもしてくれる、
あとは車に乗っていれば目的地まで。

こういう旅は春のブータン旅行もそうだけど
とても楽でいいけれど
自分で色々苦労しながらの旅も好きなので
次回は自分で挑戦しようと思った。



soramove

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映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」名作の韓国リメイク、違うアプローチにまた涙

2013-10-16 07:09:42 | インポート
映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」★★★★
リュ・スンボム、イ・ヨウォン、チョ・ジヌン 出演

パン・ウンジン 監督、
119分、2013年4月20日公開
製作年:2012年
製作国:韓国
原題:容疑者Xの献身



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「日本映画のリメイクや
日本の小説を映画化と
文化的には日本と韓国は密接だ、
政治的な隔たりを見ると
どうしてお隣さんともっとうまくやれないかなぁ、
そんなふうに感じるが、
この映画のリメイクは成功している」



言わずと知れた『容疑者Xの献身』のリメイク、
原作も映画もヒットしているので
日本での公開はヒットするとは思えないが
韓国では公開10日で100万人を動員と
10月公開映画としては最短で達成し
ヒットしたようだ。



ヒットの要因は明らかだ、
原作が良いからね、
そしてこの映画は少し視点を変えて
リメイクならではの絶妙な味付けあり、
ラストは予想がつくのに
結局泣かされてしまった



真っ暗だった人生に光を与えてくれた
隣に引っ越してきた女性、
彼女の為なら自分を身代わりにしても
全く後悔なんてない、
こうやって文章にすると
現実感は乏しいが
映画の中では、その人生の光が信じられ
主人公の行動や心情に
完全に共感してしまう。



これはハッピーエンドとは言えないが
でも幸せな終わり方なんだろうな

主人公の天才数学者は
その頭の中の宇宙に遊んで
きっと幸せな日々を送る事だろう。


やんちゃな印象のリュ・スンボムが
堂々の演技で、虚構にリアルを与えてくれた、
劇場で見たかった作品だ。


★100点満点で80点

「容疑者Xの献身」この男の純情に泣け!2008年10月08日(水) ←過去記事にジャンプ!

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書籍「喪失 /モー・ヘイダー著」ミステリーファンの幸福な時間

2013-10-14 19:09:32 | インポート
書籍「喪失 /モー・ヘイダー著」★★★★
モー・ヘイダー著 ,
早川書房 、2012/12/7
(494ページ , 2.520円)





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「当初は単純な窃盗と思われたカージャック事件。
だが強奪された車の後部座席に乗っていたはずの
少女はいっこうに発見されない。
捜査の指揮を執るキャフェリー警部の
胸中に不安の雲が湧きだしたとき、
今回とよく似た手口の事件が
過去にも発生していたことが判明した。
犯人の狙いは車ではなく、少女だったのか!
MWA賞最優秀長篇賞の栄冠を射止めた力作 」

文藝春秋HPより抜粋


買い物帰りの駐車場で
車が奪われるが
その車には後部座席に少女が乗っていて
当初、犯人はそのことを知らずに
車を奪ったものと思われ
少女はすぐに返されるだろうと思われたが
なかなか帰って来ない・・・、
そして第二の事件が発生、
またも少女が乗っていた車が奪われた。


冒頭から映画を見ている様な
ミスリードと主人公達の心情が
うまく配されて読み進んでいく

誰もが何かしらの「喪失」を抱えている、
大袈裟じゃなく
自分も含めて誰もが。


それでも目の前の仕事をこなして、
しばし自分の事は忘れるが、
それらは切り離されず
折りに触れて
過去が現在と密接につながっている事を
誰もが痛感するのだ。



キャフェリー警部シリーズの5作目、
前作を読んでいないが全く問題ない、
重要な彼女の過去が
しっかりこの作品でも語られるからだ、
そして彼女以外の登場人物も
何かを抱えながら
同じ場所に集まり
一つの事件に向き合うのだ。


ミステリーとしても秀逸だ、
最後まで子供たちは助かるのか、
そして犯人は・・・、
読んでいて気が気じゃない
ページをめくるのももどかしい。


こういう瞬間が楽しみで
ミステリーを読み続けるわけで
ただなかなか面白い作品には出会えない
早く結末が知りたいのに
残り少ないページが惜しい気持ち。

サブストーリーには
女性潜水隊巡査部長フリー・マーリーの
彼女なりの事件への関わりも描かれ
何か物悲しい
人間の行動の基になるのは
やはりその人の過去が投影されている、
それが悲しく映るのは何故だろうか?


それこそが最大のミステリー。
面白かった!

★100点満点で80点

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書籍「バーニング・ワイヤー /ジェフリー・ディーヴァー,著」生活のそこらじゅうに潜む危険を考えた

2013-10-12 14:48:10 | 読書の時間
書籍「バーニング・ワイヤー /ジェフリー・ディーヴァー著」★★★★
ジェフリー・ディーヴァー著 ,
文藝春秋 、2012/10/11
(477ページ , 2.520円)






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「リンカーン・ライム・シリーズ最新作の登場です。
今回の敵は「電気」。
この目に見えぬ凶器を巧みに操って
殺戮を繰り返す犯罪者が
ニューヨークを恐怖の淵に叩きこむ。
ライムは微細な証拠から
犯人を割り出そうと苦闘する。
だが同時にメキシコで進行中の
天才犯罪者ウォッチメイカーの
逮捕作戦の支援もしなくてはならない。
今もっとも面白いミステリを書く作家ディーヴァーの
面目躍如。
今回も衝撃的なドンデン返しが待ち受けています」

文藝春秋HPより抜粋


文庫まで待てずにずっしり重い本を
その重みを楽しみつつ読んだ、
書店で新刊が平積みで並んでる様子も
それを見るだけでわくわくする。


今回の新作はシリーズ9作目というが
ディーヴァーを知ったのは
映画「ボーン・コレクター」が面白かったから、
だたし、本を読もうと思ったのは
児玉清さんがジェフリー・ディーヴァーを絶賛していたからだ、

児玉さんはこの新作を読んだのだろうか?
原書で読んでいるといつかインタビューで答えていたので
好きな作家の新作を読んでくれていたら嬉しい。

この本は重いので部屋に置いて
一週間くらいかけて読んだ、
読んでいる間中、街角の電信柱や
電線を今までと違った視線で見た、
安全を信じて疑わないが、
素人目にむき出しの電線から
この本のように自分に向かって
強力な放電が起きたら・・・・、
そんなことを考えると
そこらじゅう危険でいっぱいに感じてしまった。



原発しかり
「安全だ」と言われているものも
信じきれない時代、
一体誰が何の為にこんなことをするのか?


いつも通りの洗練されたチームで
僅かな微細証拠から
事件の全容を明らかにしようと
その過程を事細かく書いてくれているので
まるで一緒にその場で体験しているようだ、

CSIとかドラマでも色々見てるので
相当計画立ててでないと
犯罪は次第に真相が突き止められる。


ただし、犯人もその上を行き
このあたりがディーヴァーの真骨頂
「どうなる。どうなる」と
次のページをめくるのがもどかしい。


でも事件の真相が明らかになると
ちょっと出来過ぎで
もうひとつ心に迫って来なかった、

それはないだろ!って気持ちの方が勝ったか、
でもラストのラスト
このリンカーンの決断は
読者へのプレゼントでもあり
これじゃあ、次も気になるじゃないか!

傑作と言うまではもう一歩
でもレベルは高く
満足感あり、次が早く読みたい


★100点満点で80点

soramove
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映画「ポルトガル、ここに誕生す ~ギマランイス歴史地区」ギマランイス地区を全く紹介しない映画

2013-10-11 06:29:17 | ミニシアター系映画
映画「ポルトガル、ここに誕生す ~ギマランイス歴史地区」★★

アキ・カウリスマキ/第1話『バーテンダー』
ペドロ・コスタ/第2話『スウィート・エクソシスト』
ビクトル・エリセ/第3話『割れたガラス』
マノエル・ド・オリヴェイラ/第4話『征服者、征服さる』
96分、2013年9月14日より全国公開
2012,ポルトガル,ロングライド
(原題/原作:CENTRO HISTORICO)





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「古都ギマランイスはポルトガル国家発祥の地として名高く、
2001年に世界文化遺産となった。
この街の紹介をテーマに、
アキ・カウリスマキ、ペドロ・コスタ、
ビクトル・エリセ、マノエル・ド・オリヴェイラ、
4人の巨匠が4描く4つの物語。」



これがまた退屈な映画だった、
退屈なものあり、
馬鹿らしいほど幼稚な演出あり

ラストのユーモアは
それまでをしっかり見せてくれさえしたら
クスッと笑えただろうに
意味不明で力が抜けるばかり。


「この街はどんな物語を語るべきなのだろう?」
という問いかけに、
4人の映画監督がそれぞれのアプローチで
製作されたのがこの映画、
この地を紹介するという
プロジェクトの一環だそうだ。

極東の日本にあって、
ポルトガルの古都ギマランイスは
今まで聞いた事もない街、
それを劇場でみる観客がいるわけだから
その意味では成功しているが

この映画を見て、この街を
もっと知りたいと思ったかというと
それは全く感じなかったので
その意味では失敗している。



4つの作品は古都ギマランイスを
それぞれの視点で描くが
もっと分かりやすい
観光案内的な名所旧跡を巡る作品も
半分くらいはあってしかるべき、

なかにはほとんどエレベーターの中で
大袈裟なセリフを垂れ流す作品もあり、
まさに意味不明だった。


楽しみにしていた作品だっただけに
この出来にはがっかりした、
分かりにくい事は、悪い事じゃない、
でも全く初めての地のガイドブックを開く時
これらの映画世界がそこにあったら
行ってみたいという気持ちは失せてしまう

そこが一番大切だというのに。


★100点満点で40点

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