soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「オマールの壁」ほんとうに同じ空の下で

2022-01-09 14:37:04 | ミニシアター系映画
映画「オマールの壁」
2013年/パレスチナ(97分)
監督     ハニ・アブ・アサド
キャスト:アダム・バクリ、ワリード・ズエイター
リーム・リューバニ、サメール・ビシャラット

「宗教や民族的な紛争が絶えない
パレスチナの今を、庶民の視点から
見つめた社会派ヒューマン・ドラマ。

自由も人権もない社会を変えようと
するも巨大な壁に阻まれる、
若者の苛烈な状況下での青春を描き出す。

第86回アカデミー賞で
外国語映画賞にノミネートされた。」(ぴあHPより)

はるかに高い壁に垂れた
ロープを伝って
主人公オマールは壁の向こうへ



幼なじみの3人で会うため、でも
本当は友人の妹に会いたいから

壁がパレスチナ側とイスラエル側を
隔てているのではなく、
パレスチナ人同士の間も
分断されている。

以前「もうひとりの息子」という
同じような壁を隔てて
絆さえ分断されしまいそうな
家族の映画を見たが
現代の世界で
まだこんなことが
現実だと思うと
自分の想像の範囲を超えた
苦しみみたいなものが
見えてくる。

ラスト、「えっ!」と
思わず声を上げた。

この映画はセリフはわずか
視線や表情で
何かを語っている。

amazonプライムで見た。

(8メートルの高い壁)

映画「マトリックス レザレクションズ」復活に懐かしさあり、驚き無し

2022-01-03 14:50:15 | 大作映画ハリウッド系
映画「マトリックス レザレクションズ」☆☆

劇場公開日 2021年12月17日
2021年製作/148分/アメリカ
原題:The Matrix Resurrections
配給:ワーナー・ブラザース映画

監督:ラナ・ウォシャウスキー
キアヌ・リーブス主演、
キャリー・アン・モス、
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世他出演

1月1日に映画を見たのは久しぶり、
「マトリックス」は3部作で完結したはず
18年経って「復活」ということは
また少し続くのだろう。

自分たちの生きてる世界は
実は機械に支配された
仮想空間だった。

現実を取り戻す人間と機械の
戦いを描いた3部作は
映像の斬新さで
映画ってこういうことも
出来るのかとワクワクしたっけ。

今回は主人公ネオはゲームクリエイターとして
「マトリックス」という
伝説的なゲームを作ったことになっていて、
また、仮想現実の世界が舞台。

映画のオープニングは
第1作と全く同じシーンから
始まる。
「でも、トリニティじゃない」
心の中でつぶやく。
すばらくすると
懐かしい人の登場に
嬉しい気持ちになり
あれから22年も経ったのかと
驚きの方が大きい。

そう考えると「マトリックス」は
やはり最先端だったな。

旧3部作では有線電話を使ってたが
さすがに時代にそぐわない、
そんなふうに、当たり前だったものが
10年もすれば変わっていくことも
確認しつつ
またしても映画は人間と機械の戦いへ。

ラスト、
これは続編があるなと思いながら
席を立った、

最近は、アマゾンやネットフリックス
Wowowで映画や動画や
海外ドラマを見ることが多い、
でも、たまにはこんな大画面で
ただひたすら映画だけに集中して
多くの人と同じ時間を
共有するのも良い。

帰りにイーストウッドの
「クライマッチョ」のムビチケ購入。

ポップコーンも久しぶりに食べた。

コロナで打撃を受けた映画業界、
劇場公開されない映画が
アカデミー賞を獲ったり
環境もどんどん変化している。

映画って贅沢だなと
改めて感じた。

@「マトリックス レザレクションズ」☆☆(☆3つ満点)

書籍「同志少女よ、敵を撃て」逢坂 冬馬 (著) ★☆

2022-01-02 11:49:41 | 読書の時間
書籍「同志少女よ、敵を撃て」逢坂 冬馬 (著) ★☆

早川書房 (2021/11/17)
単行本 ‏ : ‎ 496ページ
@あらすじ@(HPより)
第166回直木賞候補作
独ソ戦が激化する1942年、
モスクワ近郊の農村に暮らす
少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。
おびただしい死の果てに、
彼女が目にした“真の敵"とは?(HPより)

思ってもいない事から
急にとんでもない世界へ放り込まれ
自覚もないまま戦争という
大きな渦に巻き込まれていく。

今、戦争というと
その現実味は薄い、
「忘れるな、風化させるな」と
言われても、「そうだな」と感じても
やはり遠く遠くにイメージは押しやられて。

読み始めて、ずいぶん前の映画
「スターリングラード」を思い出した。

フィクションの読み物として
情景描写や展開が巧みで
どんどん読み進めるが
深みがないというか
ゲームの仮想空間のような
なんか、敵を倒せば正義みたいな
書き方には
今を生きる自分たちには
違和感の方が大きいかな。

もしかしたら、戦争の正義を
どんなに書かれても
もうピンとこないのかもしれない。

読み物としては面白かったが
文学性というか、
考えさせられることは少なかった。

親や村人が殺されたから
銃を手にするっていうのは・・・・。

でも、次の作品や他の作品も
チェックしてみたい作家さんだ。


@表題の著者の後の★マーク@
★★★すごく良かった、オススメ
★★☆良かった。
★★読んで損なし
★☆
ただいたいこの順のオススメ度合い

新年の準備と日本のGDP転落

2021-12-31 13:45:45 | 日記
新年の準備と日本のGDP転落

休みの日には
午前と午後に犬のサマーと散歩、
今朝は雪で午前お休み
一時吹雪いていたけど、
その後,暖かい日差し
今、午後の散歩から戻った。

ほぼ毎日のように行く
近所の公園には神社もあって
おみくじを結び付けるヒモの列が
準備されていた。

正月三が日が終わりのころは
ここにビッシリ結わえられた祈りを
サマーは不思議そうに見上げる。

いつもの場所に
何か違うものがあると
不思議そうに見てるのがカワイイ


新聞の「経済気象台」というコラムに
日本のGDPが
2027年には韓国
翌年には台湾に抜かれるとあった、

中国に抜かれたあたりから
大変だ大変だと
新聞記事は踊るけれど
そのうちインドに抜かれると
記事で見てから
「待てよ」と。

ひとつの指標で見れば
相対的に上がったり下がったりは
あるのだろうけど
何かが足りない気がする。

それとも比べることの
無意味さが
だんだん分かってきたというか
自分はそう感じるということか。

家の屋上で
元気に走り回るサマーが
こっちに飛び込んでくる
そんな幸せは何とも比べられない。

(インドの遺跡の街で、クレープのような
お菓子を焼くおじさん、ここでチャイを飲んだ)

2021年の出来事/MOS 365&2019の取得

2021-12-30 11:58:03 | 日記
2021年の出来事/MOS 365&2019の取得

マイクロソフトの
オフィス・スペシャリスト(MOS)は
昨年の12月に来年は取得しようと
学習を始めて

1月にWord
2月にExcel
3月にPowerPoint
自宅から自転車で行ける距離に
試験会場があることが分かり
3か月連続で受験し
「MOS Associate」の認定証

検定会場のすぐ近くに
ベトナム料理屋さんが出来たので
11時ころの試験を受け
終わったらベトナムランチ
3回繰り返した。

レストランに入るだけで
香辛料の香りが
全く違った空間を演出し
試験のあとのリラックスタイムだ。

新聞の「声 voice」の欄は
時間が無いときでも必ず目を通す、
「四半世紀ぶり 母と布団並べた」
という投稿、
出来るときに
出来ることをすればいい

分かっているけど
なかなかね

でもそれさえ、出来ない日々がやって来る。

今朝は暖かい日差しが
部屋まで届くが
風が音を立てて吹いている。
犬のサマーは陽だまりで
寝転んでいる。

(ベトナムコーヒーはグラスの下に
コンデンスミルクが入っていて
かき混ぜて飲む、
甘いコーヒーは飲まないが、これは別)