「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

わずか?な違い

2009年06月10日 |   中2 
中2国語で『雨の日と青い鳥』という物語を読んでいます。
テキストで
「豊海(登場人物)の親切とはどんなことですか。
 文章中の言葉を使って書きなさい。」
という記述問題に取り組みました。

解答例は「鳥かごにぼろきれを入れたこと。」

ポイントは「~こと。」とまとめること
文章中の言葉を正確に使うこと。
豊海が実際にはやっていないことを書く生徒がいるので
そのへんを注意させつつ、書けた生徒の丸付けをしていたのですが…。

「鳥を温めようとしたこと。」と書いた生徒が結構多かった。
確かに本文には書いてあるのですが、実際には温めていないので×。
細かいところだけど、違いをちゃんと理解してほしいなあ~。

それから
「鳥かごにボロ切れをいれたこと。」と書いた生徒も数名。
間違いではないですが、本文の記述に倣ってほしい…。

そして
「鳥かごにぼうきれを入れたこと。」と書いた生徒1名。
それは入れてないから。

「ろ」と「う」。形は似てるけど、1文字違うとハナシが全く繋がらないよ。
すごい勘違いでビックリした~。

学校では既に終わっている単元なのに
ずっと「ぼうきれ」だと思って読んでいたのかと思うと
あきれるのを通り越して笑ってしまいました。