秋の夜長はやはり読書。

というわけで、「読書の秋」と堪能しています。

今日はコレ。
養老孟司・阿川佐和子 『男女(オスメス)の怪』 大和書房
医学者の視点から男女の間にある壁を読み解くというのが趣旨。
だと思うけど、対談形式なのでハナシがあっちこっちへとんでいて
それがかえって取っつきやすくてわかりやすくなっていると思います。

書名は「男女~」とありますが、内容はオスメスの話にとどまることなく
「蚊に刺されるとなぜかゆくなるのか」とか
なるほどねーっと思うところがたくさんありました。
阿川さんの本はテンポが良くて好きなんですが
これも養老先生との掛け合いがとても面白かったです。
虫好きの養老先生の
「『月刊虫』っていう雑誌があるんですけど、(中略)
ああいうのこそ男性誌って呼ぶべきでしょう。」
に思わず笑ってしまいました。
確かにそんな雑誌触りたくないな。
