「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

『ふたりは いつも』

2006年12月20日 | 今日の1作 
アーノルド・ロベール 作 三木卓 訳 『ふたりは いつも』

お気に入りの1冊です。
収録5話の中に『クリスマス・イブ』というお話があって
今の季節にぴったりです。

がまくんとかえるくんが登場するこのシリーズは大好きで、全作持っています。
出会いは小学生のときの教科書。
『おてがみ』というお話でした。
(こちらは「ふたりは ともだち」に収録されています)

ちょっと抜けてるがまくんと、しっかり者のかえるくんのコンビが最高にすてき。

カエルなのに、冬眠しないでスキーズボンをはいてそりすべりをしたり
カエルなのに、甘いもの(アイスやクッキー)に目がなかったり
カエルなのに、泳ぐときに水着を着たり

人間くさいところも楽しいです。
そして、どのお話を読んでも、友達って大事だなあと心が温かくなります。