鮨 みつ川
金沢市東山1-16-2
TEL 076-253-5005
定休日 水曜日
営業時間 12:00~14:00 17:00~23:00(要予約)
みつ川さんは金沢に3ヶ所ある茶屋街でも一番大きく
有名なひがし茶屋街の一角、奥に入った路地裏にある。
(2014,7,7付ブログ参照)
金沢西R・Cメンバーで日本中寿司を食べ歩いている方の
紹介で予約を取って、仲間3人で行って来た
氏曰く「金沢の鮨のレベルは日本一だ」と言っていた
オーナーの光川浩司氏は銀座「久兵衛」(5年間)
大阪や欧州で研鑽を積んできた職人だ。
ドイツで自然との共生する地方都市の暮らしに
感銘を受け、独立の地に奥方の出身地に近い金沢を迷わず、選んだと言う
ノドグロなど地の利を活かしたネタを用意
「遠路をはるばるいらっしゃる方、地元の常連さんなど
お客様にはストーリーがあります。
だからこそ、真っ当に仕事をするしかない」と
氏はあまり喋らなく、愛想も良くないが、真っ直ぐに客と向き合う
店内は古い町屋をそのまま活かした造りで
カウンター席、8席のみだ
これは大将の目がきちんと行き届き、手間をかけていただける大きさだ。
平目
絶妙の塩梅で仕上げたシャリ。ネタとの一体感が
お見事の一語に尽きる
赤いか
下に大葉を使っている、握りは小さ目
一貫一貫が実に美しく端正だ
炙りさわら
炙った香ばしさがたまらなく旨かった
右上に見えるガリはかなり厚目で歯応えがある
甘海老
ランチ握りコースは8貫と12貫の二つしかない
メニューもない。
1万円~1万5000円が予算だというが、ずっと安かった
梅貝
光川氏の弟子がやっている姉妹店「鮨 歴々」は
今年7月、リニューアルオープンした金沢駅構内にあり
カジュアル路線のお店らしい
トロ
入店すると既に若い女性が一人いた。
みつ川の味が恋しくなると来ると言う常連客だ
後から品のいい老夫婦が来た。旅人らしい。
最後に入って来た50代の男性は一語も語らず
鮨と真剣に対面、鮨と会話しているようだった。
赤身
みつ川さんは紫(醤油)がなく、全てのネタに味が付いている
適所で柚子をおろし金で散らしている
穴子
仲間3人と冷酒、ビールを飲みながら
喋りながら食べていた為、ものすごく美味しかったのは強烈に残っているが
50%は一つ一つの鮨に集中できなかったのが残念だ
蛤のお椀
そうはいっても、一貫一貫、味覚に訴えてくるものはすごい。
今まで食べた鮨店ではベスト3に入る
遠いのが残念だ
光川氏が修行した久兵衛をひょっとしたら越えているかもしれない
ウニの軍艦巻き
次に出てきたのがかんぴょう巻きだったが
撮るのを忘れてしまった
その次で12貫。充分足りた
のどぐろの手巻き寿司
金沢名物、のどぐろ。タクシーの運転手さんが言っていたのが
「子供の頃は3時のおやつで食べていた位、普通の魚だったのに
どうしてこんなに有名になったのだろう?」
食べ終わって仲間が思わず呟いた
「幸せだナー」
本当に一期一会を感じる至福の時だった
ひがし茶屋に出ると結婚式の一行に会った
やはりここは古き良き日本だ
「みつ川」さんを紹介してくれた方がもっと奨めていたお店を紹介します
ここは日本一の鮨屋だ
予約がとれたら奇跡だと言っていた
「乙女寿し」
金沢市木倉町4-10
TEL 076-231-7447