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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

世界盆栽大会(その1)

2017-05-30 05:25:44 | 自然

第8回目の世界盆栽大会がさいたま市で4月28日から4月30日の

3日間、メイン会場埼玉スーパーアリーナを中心に開催された。

この大会の誘致にあたってはそれぞれの関係者の大変な努力があったと聞いた。

世界大会を記念して祝する様な箱庭が

さいたま新都心駅改札口前のコンコースに現れた。

造園手法を用いたおもてなしの修景施設だそうで、

世界大会へのいざないとして造られた。

この箱庭は神奈川県沖浪裏、竹林そして象潟・九十九島の

3部構成になっている。コンセプトは、日本の豊かな自然風土の中で、

平安時代(794年)以来日本の庭園文化を育んできた

伝統技能と素材への思いが今・・・新たな時代を求めて創造。

俳聖松尾芭蕉「奥の細道」から「象潟や雨に西施がねぶの花」と

読まれた秋田県南部の奇景「九十九島」を景趣樹「江戸流木」にて造園された。

景趣樹の赤松と黒松が、鈴木エドワート設計の近未来的駅

「さいたま新都心駅」の大きな浪の様な意匠と相俟って

不思議な空間を造りだしている。この2枚の写真を見ても

見事にコンセプトを表現していると感じる。

この一連の写真は葛飾北斎の富嶽三十六景の中の有名な

「神奈川沖浪裏」を現わしている。波浪面で激しく浪に揉まれている

小舟にはさいたま市産の野菜、蕪と葱が積んである。

背景に富士山、白浪に小さな花などを使い大変凝った作品になっている。

世界盆栽大会が終了した時に壊してしまうのか?だとしたら、本当に勿体ない。

真ん中にはヒメアケボノモウソウ林の竹林が造られている。

そして真竹の四ッ目垣根で仕切ってあり、春日灯籠まで配している。

このおもてなし修景施設の周りにある固定ベンチの花壇には

好きなルピナスとガーベラの花が植えられていて、華やかなエリアになっている。

さいたま新都心駅より徒歩1分。来月13日に開業予定の

ホテルメトロポリタンが入居する20階建てのビル。

ホテルメトロポリタンは埼玉県では初上陸だ。ホテル開業に先だって

14テナントの商業施設(2~4階)は今月17日にオープンした。

けや木広場では浦和レッズのキャンペーン活動も行われており

マスコットゆるキャラのレディア君が市民に寄り添うなど愛嬌を振りまいていた。


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