新型コロナとの闘いは長期戦となってしまいましたね。
現在の最大のテーマは感染予防のワクチン接種が、いかに進むかとなっています。
その点では昨年あるいは今年前半とは局面が変わってきたと言えます。
時間が経過することによって、対コロナに関する医療関係器具も
色々なものが世の中に出てきております。
その中で抗原検査ペンとオキシメーターについてブログアップしてみました。
いつでもどこでも結果がすぐわかる(約15分で)抗原検査ペン。
このキットは先日、知人の経営する会社へ訪問した折、5セットいただいたもの。
貴社は対人業務が多い為、社内で徹底した感染防止策を実施。
社員の感染不安の解消の為、全社員に無償支給をしているとの事。
そこで当社も早速、貴社経由で購入し、全社員に配布した。
また、当社の協力会社にも1社10セットプレゼントすることにした。
この抗原検査ペンは口腔液(唾液)を採取して約15分で結果が出る。
その精度は99.4%以上だそうだ(検査環境が正しい場合)。
このデバイスはイムノクロマト法による抗原検試薬で使用期限は製造より2年間。
メーカーは除菌ブロッカーでも紹介した(株)東亜産業だ。(特許出願中)
これは変異株でも対応でき、本検査キットを使用して
陽性結果の方は無料でPCR検査ができるらしい。
流通経過にもよるが1セット710円(税込)くらいだ。
何か体の異常変化を感じたり、身近な人に異常を訴えているなど
PCR検査で陽性陰性を至急確認したい時には不安解消にいい。
パルスオキシメーターとは検知器(プローグ)を指先や耳たぶなどに装着し、
浸襲(外的要因によって生体内の恒常性を乱す事象)と伴わずに
脈拍数を経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)を
リアルタイムでモニターするための医療機器のこと。
わかりましたか?
なんだかわかりずらいですよね。
もうちょっと簡単に言うと、患者の指先に装着して動脈血液中の赤血球ヘモグロビンが
酸素と融合している比率を測定する機器。
これでもわかりずらいですかネ。
このパルスオキシメーターは昭和49年に日本光電工業が発明し、
ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)が特許を出願。
そしてこの発明後に全世界の患者の安全に計り知れないほどの大きな進歩をもたらした。
コロナの重症化をいち早く察知するこのパルスオキシメーターは
重症化の目安となる血中酸素飽和度について、
厚労省研究班が下記のように診療の手引きとして数値を策定した。
96~99% 正常値
96%以下 軽症
93%超~96%未満 中等症Ⅰ(呼吸不全なし)
93%以下 中等症Ⅱ(呼吸不全あり)
なお、100%になることはあまりない(過呼吸など)