いよいよ、今回のツアーのメインイベントの1つ、ボツワナの
北部にある、チョベ国立公園へと向かい、サファリドライブを満喫してきた
いかにもアフリカ大地を思わせるテーブルツリー(?)
(ガイドさんはそう言っていた)の木
ここはアフリカが誇るサファリのメッカ、チョベ国立公園
チョベ川に隣接する約1万500k㎡の広大なエリアだ
アフリカに数多く点在する国立公園のなかでも
クルーガー国立公園(南アフリカ共和国)と並ぶ
圧倒的な規模の広さと生息する動物の多さを
誇ることで有名だ
サファリツアーはこの日産製のジープに乗る。乗客席は
一列3名、3段に成っていて互々高さが違い雛壇の様にしてあり
皆の視界が見え易く作られている
チョベ国立公園のあるボツワナ共和国に入国
この国はイギリス連邦加盟国で、南を南アフリカ共和国
西と北をナミビア、東をジンバブエ、北をサンビアに
囲まれた内陸国でツアナ系の民族が多く住んでいる
人口約203万人(2011年総計)
ここからが国立公園のゲート。なぜか、ジェラシックパークへ入る様な
ワクワク、ドキドキ感を感じた
この人が園内を熟知したドライバーとガイドを
兼ねた「ラポさん」とても陽気な人で
元気に案内をしてくれた。スピードメーターを見ると
10k~20k位なのに40~50k位のスピード感で
けもの道みたいな道をガタガタ走る。決して乗り心地は
良くないがこれがゲームサファリの真髄だ
この辺から風景が一変する。低木の林みたいな
所をぬけてくると一挙に視界が開けてきた
この先がチョベ川のエリアに入る
動物の糞(ポポ)を発見。ポポの近くに
動物が居るとラポさんが説明。このポポは
キリンのだそうだ。この時からウンチ(ポポ)の
単語がジープ内で飛び交い続けた
まず、最初にインパラの群と遭遇
インパラは草食系で寿命は約12年位
1回のジャンプで10mも飛ぶ
ツノは主にオス同志の力比べに使われる
肉食獣に対しては速いスピードで逃げるのが一番有効だ
ラポさんが「カバカバ!」と叫んでいたが、はじめは
どこに居るのか分からなかった。湿地帯の中でゴソゴソ動いていたが
ようやく上半身が見えてきた
カバは体重1.6t~3.2tの草食動物。寿命は
約20年で昼間は川や湖でグタグタしているが、夜に
なると活発に草を食べまくる。大きな口でちぎる様に
草を食べるのでザックザックとすごい音がする
水中に潜っていられる時間は5~6分位とか
立派なキバを持ったイボイノシシ。体重60~150kgで
寿命は約18年位の草食が基本の動物
前足をたたんで草を食べる独特のお食事ポーズで
足に座りダコができている
このイノシシは街の中で何回も見かけ、野良犬と
間違えてしまう程だった
親子の象か。チョベ国立公園は世界でもアフリカゾウが
最も多く暮らす公園として知られ、その数は約5~7万頭ともいわれている
この後数十頭に及ぶ大群に幾度も遭遇した
ドライバーのラポさんが「見ろ見ろ」と指差したのが
サンショウウミワシ(?)湖など水辺に多く
美しい羽根と野性的な鳴き声で有名だ
ラポさんが「トリトリ」と言って発見した
見たことがない程美しい鳥。しかも撮るのが難しい鳥を
奇跡的に上手に撮れた
鳥の名前を聞いたら「ライラックブレスト」と言っていた
体の側面の白いラインが目印フッシュバック
体長が110~150cmの草食動物。寿命約12年
ツノが実に立派だ。木の葉を食べている
目のまわりがトキのように赤い為、和名はアフリカトキコウ
英名は黄色のクチバシから「イエロービルドストーク」
この様何台ものジープが川と林の間の
砂地を走っていく。ガイド同志が目撃情報を
交換し合ってポイントポイントに移動していく。
マントヒヒが林から出てきた。ヒヒはもっと森の中で
生息していると思ったので意外だった。しかも
ご覧の様にゾウのポポ(糞)を上手に割りながら
中味を食べだしたのには衝撃だ
なぜかこの日以降、街中など色々な所でマントヒヒを見た
あっちもこっちもゾウの群。川を渡るゾウ
ジープの目の前を横断する十数頭のゾウ。泥水を
鼻でかけ合っているゾウのファミリー。本当に種々なゾウを見ました
因みにゾウが耳をパタパタしているのは自家用のウチワで
風をおこして体温を調整しているとの事
ここで折り返し点。冷たいコーラを飲んで一服休憩
サファリ中の服装は動物を刺激するような赤や黄色など
の原色服は避け、マスクやサングラスも必需品だ
空気は乾燥していて汗はかかないが、陽射しは
アフリカならではの強さだ
しま馬発見。しま馬も大平原の中を大群を
成しているのかと思っていたが、今回は希少動物で
価値のある存在だった
これは立派な鹿だ。ここには数種類の鹿が
生息しているが、これはウォーターバックかハーテビーストか
メモをなくしたので正確な名がわからない
ラポさんが「キリンの匂いがするヨ」と言い出したら
しばらくしてキリンのファミリーを発見、きっと
無線で情報を取っていたのだろう
この後、何回もキリンと遭遇した
下の2頭のキリンはメスを獲得しようと長い首を
激しくぶつけあい、すごい音がした
このシーンを見られるのは珍しいとラポさんが言っていた
今回のゲームサファリで一番感動したのは
このキリンを最後に見たことだ
どことなくゆっくり歩く姿が恐竜みたいで
映画「ジェラシックパーク」の
シーンとかぶって、なにか映画の世界にいる様な気に成った