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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

ヘルシンキ大聖堂(フィンランドの旅)

2018-09-22 07:12:42 | 旅 ~海外

ヘルシンキのシンボル、ランドマークの白亜の巨大聖堂、

ヘルシンキ大聖堂。1830~1852年にかけて

ネオ・クラシック様式に改装、カール・エンゲルによって

独自にデザインされ、彼の後継者であるエルンスト・ロールマンによって

継承された。その姿は碧のドームと白い外壁のコントラストが美しい。

ヘルシンキ大聖堂はフィンランド福音ルーテル派の本山となる

教会で大聖堂の屋根には12使徒の真ちゅうの彫刻があり、

これは世界最大の真ちゅう彫刻のコレクションになっている。

ここは教会の本山であると同時に最も有名な

ヘルシンキ観光名所でもあり、毎年35万人を超える人々が訪れている。

大聖堂の前はフィンランド最大の市民広場である元老院広場がある。

2000年代に入って御影石が敷き詰められ

大きな集会、デモなどが行なわれることがある。

又大聖堂と元老院広場は広大な階段で

つながって市民の憩いの場としても有名な所だ。

広い元老院広場の真ん中にはアレクサンドル2世の像が

デンと建っている。その頭のテッペンにはカモメが。

そうです、ヘルシンキは港町なのでカモメが飛んで来ても当然なのですが、

東京の都市辺りではこの様な風景はあまり見ない。

元老院広場に面したこの建物はガイドさんの話では

一番古い建物だと言っていた。

やはり元老院広場に面しているこの建物は政府が入っている建物と言っていた。

大聖堂の裏手の一帯は政府機関の建物が固まってあるとの事だが、

この建物は確か中央銀行(日本でいう日本銀行)と言っていたな。

その向かい側に建っていた風格のある立派な建物も

公的な所のビルと言っていたが、具体的には忘れた。

大聖堂の正面を真っ直ぐ路地に入っていくと途中、

素敵なストリートミュージシャンがとっても感動的な演奏をしていた。

ヘルシンキ1

ヘルシンキ2

本当はじっくり聞きながら動画を撮りたかったのだが、

団体行動で時間の制約もあって、良い曲が撮ることが出来なかったのが残念だ。

弦楽4重奏のストリートミュージックはあまりやっていないが、

このグループはとても素晴らしかった。ひょっとしてプロの集団か。

実はこの日は世界的に注目された大政治イベントが

ご当地ヘルシンキで予定されていた。この旅行中、

世界のニュース、動きからは取り残されていた我々は、

このことを直前まで知らなかった。それはこの数時間後にこの地のごく近くで

アメリカトランプ大統領とロシアプーチン大統領の

首脳会談が行われるとの事。ということでこの路地の先は通行ストップ。

ポリスが厳重な警備をしていた。

おかげで、一ヶ所見学する予定の場所へは行けなかった。

ということで元老院広場ではどこの国のどこの局だか分からないが、

赤いドレスの女性ニュースキャスターが緊張した

面持ちでスタンバイしていた。キャスターのそばにはビニール大袋に

化粧道具一式を肩にしょった女性が付いていた。

現地からのニュースリポートが報道される裏側をしっかり見てしまった。

大聖堂を少し降りた階段の所でも他局がリポートに向けて

セットの準備を進めていた。これを見ると現地リポートを

するだけでも大変なんだナーということが分かった。

この米ロ首脳会談を受け入れたフィンランド政府の警備準備は大変なものだ。

上空には軍のヘリコプターが飛び道路には大勢の警察官がスタンバイし始めた。

その中を小さなデモ隊が旗を持って行進していた。

この旗はウクライナ国旗だ。