スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

ジャーナリスト後藤謙次氏

2016-02-26 07:58:11 | レポ

氏は昭和24年10月5日東京都生まれ

早稲田大学法学部卒業後共同通信社入社

函館支局、札幌支社を経て82年から本社政治部

首相官邸、自民党旧田中派担当、外務省、野党担当

自民党、首相官邸クラブキャップ、政治部長などを歴任

編集局長後2007年に退社した。

同時に各TV局のニュース番組のキャスター、アンカー、コメンテーター

を多く務めている。

著書も多数ある。

この日講演テーマは「2016年通常国会と参議院選挙の行方」

・安倍総理は強運の持ち主。甘利大臣が辞任した

直後に日銀のマイナス金利の発表、北朝鮮のミサイル

発射と大きなニュースが続いて、これがプラスに働いた

・去年12月28日の韓国慰安婦問題の決着は納め方が

うまくいっている。

これを受けて朴大統領は道筋をつけていかなければならなくなった

・政治を見る上で大事なのは誰が大きな絵を画くのか?

政治カレンダーを誰が書くのか?

今、これを安倍総理1人で書いている

・渡辺恒雄読売新聞グループ会長、主筆をボスとする

会を月一回開催。そのメンバーの一人が後藤氏

一月に安倍総理がゲストで来たとき、渡辺氏に

総理は質問した。

「いつ頃、中曽根元総理は

衆参同時選挙を考えたのか?」

これは本気とも政治的駆け引きとも受け取れた

総理は用意周到だ

・甘利経済財政担当大臣の後任には2,3人の

候補がいるとその時言っていた。

その時はミニ改造を考えていたようだ。これは安倍流の

したたかなやり方で、権力者としての老かいさがでてきた

・石破幹事長の次のポストをソコソコなポストにしたのは

権力にとどく所に置かない。

無役程、時の権力者に怖いものはない

・小選挙区は補選地獄だ、今、春、秋年2回に

補選があるのが恒例になった

・去年までは麻生、甘利、菅のクアルテッド内閣と

言われていたが、今の権力構造は安倍、菅、二階に変わった

特に菅官房長官は言ったことは必ずやる。

決して怯まない

・安倍総理どこを向いているのか。2020年東京オリンピックを

自分でやりたいと考えている様だ

・消費税値上げの怖さはわかっている。

経済の状況を見て4月~5月頃決断するようだ

 

 

後藤謙次氏の講演を聞いてビックリしたことがある。

それは一つ一つの出来事の年月日、曜日を覚えている事だ

2,3間違えて言った後、即訂正したのには驚いた

これは一つの才能だ