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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その477~

2020-05-18 06:24:26 | 食~ラーメン・中華

ラーメン&らーめん 一代元 浦和上野田店

さいたま市緑区上野田字宮裏185-3

TEL 048-878-3583

定休日 年中無休  営業時間 11:00~23:00

浦和エリアでも東部地区の一番端の所にあるラーメン専門店一代元さんには一昔前は

ゴルフの帰りなどにちょこちょこ寄った店だ。わざわざ昼食に来るには遠すぎるし、

しかしいつかはアップしなくてはと気に成っていた店だ。営業時間を見ると

夜の11時までと正直こんな田舎の郊外店で遅くに客が来るのか?

店内はカウンター席とテーブル席、ボックス席と小上り座敷と4つのコーナーに分かれ

厨房には男性2人の調理人、女性2人のウエイターでこの日は切り盛りしていた。

尚、当店の駐車場はビックリするほど広い。

これが一代元のメニュー。

ラーメンは醤油と塩と味噌とつけ麺。それにトッピングが11種。それ以外に点心と飯。

こだわりの味は秘伝のたれとじっくり作り上げたスープ。

チャーシュー、メンマ、塩に至るまで素材の美味しさを追求した丁寧な仕事を心掛けているらしい。

他にNEWメニューとして九州とんこつラーメン(650円)と令和韓国ラーメン(850円)など

サブメニューも全て手作りの自家製ブランドだ。

スープもあっさり白丼の鶏ガラスープとこってり黒丼の豚骨スープ

自慢の2種類のスープが選べるのはうれしい。この写真の白黒の丼の左側に「初心」と書かれた

一和フーズの額が掛かっていた。一代元は(株)一和フーズが平成10年3月に設立した

ラーメンフランチャイズ。大宮本店他現在20店舗ある。

お店の方におススメを聞いて塩野菜ラーメン・白(680円)を注文。

それ以外に熟成とろ玉100円をトッピングして合計858円。

まずはスープを3杯。オッ!旨いし奥が深いぞ。3杯で止まらずに5~6杯味わってしまった。

具はご覧のような本当に新鮮な野菜中心系。どちらかというとタンメン的だが違う。

やはりこれはラーメンだ。麺はどうやら管野製麺所のものを使っているらしい。

食してみてやはり昔の記憶は正しかった。ここのラーメン&らーめんは旨いと自信を持って言える。

入店してまもなく働いている4人の黒いTシャツが気に成ってきた。

背中に長々と文章が書いてあるので会計の時に撮らさせてもらった。

どうやら一代元さんのシンボルマーク「一介さんと巨大しゃもじ」について書いてある。

一介とは何者か?巨大しゃもじとは?機会があったら聞いてみたいものだ。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その247-Ⅱ~

2020-04-28 10:43:04 | 食~ラーメン・中華

浦和 大勝軒

さいたま市浦和区仲町2-17-11

TEL 048-825-9995

定休日 月曜日

浦和エリアのグルメ通りである裏門通りの県庁側にある

ラーメン界では超有名店「東池袋大勝軒」の暖簾分け店。(2015-11-18付ブログ参照)

ここで東池袋大勝軒の創業者で今や伝説の人となっている

山岸一雄大将(昭和9年生まれ~平成27年没)について触れてみたいと思います。

氏は日本におけるつけ麺の普及に広く貢献し「つけ麺の元祖」「つけ麺の生みの親」

「ラーメン界の神様」と呼ばれ広く親しまれた。

「支那そば」創業者である佐野実がラーメンの世界で唯一尊敬する人物と公言してはばからなかった人だ。

昭和36年に暖簾分けして独立創業。

特製もりそば(つけ麺)を中心に人気を博した。

昭和61年奥さんの死後、弟子を取ることに方向転換して約100人の弟子を持ち暖簾分けをさせた。

それが全国に100軒はある大勝軒のれん会だ。

店内の造りはコの字のカウンターのみで決してキレイとは言えない感じの店。

ここは大勝軒のれん会で埼玉県内に4軒ある大勝軒の1つで、この日は大将1人と女性店員1人が応待していた。

前回はちょっとイレギュラーなメニュー汁無担々麺を注文した為、

今回はオーソドックスに中華そばパート2(深みのあるブレンド味噌味)720円に決めた。

各メニューにはわかりやすくワンポイントの説明が書かれており、とても分かりやすい。

ラーメンの部では中華そばパート1からパート5まで、

つけ麺の部でも中華もりそばパート1からパート5まである。

これが中華そばパート2だ。

本家の東池袋店はラーメン一筋50年間にわたって行列が絶えないほどで、

その秘密は自慢の煮干しスープと2倍はある大盛り麺と言われているが、

当店もその流れを汲んだスープにちがいない。

麺は細麺と中太麺が選べるがこれは中太で麺が短い。

チャーシューはそこそこの厚みがあってとても旨い。

また、かわいらしい鳴門巻と小さな海苔が奥ゆかしく見える。

最近の味噌ラーメンは凝ったものが増えてきたが、当店のものは昔ながらのシンプルな味がして

原点回帰のラーメンといった感じだった。

当店もテーブル上に色々な薬味が置いてあったが、魚粉があったのは意外な感じだ。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その343-Ⅱ~

2020-04-18 06:52:15 | 食~ラーメン・中華

仮麺中

さいたま市浦和区前地3-4-1

TEL 不明

営業日 土曜日・日曜日 (定休日 月曜日~金曜日)

営業時間 11:00~14:30

https://twitter.com/magari954

昨年7月6日から当社の近くにある渡辺酒店「わかさや」を間借りして

土日限定で再スタートした「仮麺中」さん。

店名も営業スタイルも営業日もユニークなスタイルの話題のラーメン専門店です。

のれんも手作りの味のあるもの。

前店の時の内容は2017-9-6付ブログを参照して下さい。

店内は角打ちの酒屋さんを間借りしている為、他店にない雰囲気に成っていてかえって新鮮さを感じる。

行った日は既に7~8名のウエイティング客がアルコール棚の中で並んでいた。

仮設的なカウンター席が2席、それに簡易的な6人用と2人用のテーブルが3卓という超小振りな店だ。

水もセルフでラーメンマニアのニオイがする客ばかりだ。

通常のらーめんは600円でチャーシューをレアか炭焼のどちらかを選ぶ。

替玉をなぜかモッシュ玉と呼ぶ。

白らーめんは煮干油の塩テースト700円。

ビールは前店(命楽)を引き継ぎ沖縄のオリオンビール。赤星は?

又、限定の真鯛と鮃の白湯らーめん「アララそば」が800円。

本日の助手グルメと称してラーメンスープをかけてお茶漬風に食する「山椒ジャコ炊き込みごはん」200円。

そして極めつけがジャパニーズジェノベーゼのJJモッシュそば(春菊のペースト) ?円。

過激な表現のゲリラ限定「グリーンカレーモッシュそば」900円。

どれも個性的で独創性のあるインパクトの強いらーめんが続く。

前の店で食べていたものとどう変わっているかも含めて全部入りらーめん800円を注文した。

チャーシューはレアと炭焼が両方入り。

紅玉と称して紅しょうがに漬けたうずらの卵が2個。

それに細切りメンマ、細かくサイコロ状に切った玉ねぎと三ツ葉。

本当に個性的な具材だ。

そこに辛子みそが付いている。

麺はもちもちの中太自家製麺。

そして何んといってもくせになりそうな煮干しと宗田鰹、サバ節でとったスープ。

本当にオリジナリティ溢れるらーめんに仕上がっている。

甘くないタレとしっとりした肉味の肉ごはん200円。

卍うまいそうだ。

テーブルには相変わらずにぼし酢が置いてあり、やけに存在感がある。

ただの酢だけのものは他店にもあるが、にぼしを酢に漬けた煮干し酢は滅多に無い。

この写真を見ると想像がつくと思いますが、酒、アルコールの棚に囲まれた異空間の中で食べる

「仮麺中」さんの超個性的らーめんは本当に不思議な体験だ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その468~

2020-04-13 06:40:10 | 食~ラーメン・中華

横浜家系ラーメン 町田商店 浦和店

さいたま市緑区中尾303-1

TEL 048-711-3717

定休日 年中無休

駐車場 多数有

国道463号に面して昨年9月20日にオープンした横浜家系のラーメン店です。

前のテナントは「かつはな亭」で、これでここは3店舗目になる。

ローサイド店の為、駐車場は多数あるが、国道に中央分離帯がある為、入りずらいのが難点だ。

因みに町田商店は平成20年創業の比較的歴史の浅いチェーン店だ。

店の奥の壁には家系らしく赤地に黒で「完まん一了」の看板が。

全力のコールでスタッフ一同が感謝を伝える儀式があるようだが、

この日は全員がテンパっている程忙しそうだったので、とうとう発せられなかった。

トイレに入る所の藍色の暖簾がとても目についたのでパチリしてしまいました。

当店には広いスペースでウエイティングコーナーが設けられていた。

この日も満席で数人のお客がここで空くのを待つ。

この日働いている人は厨房スタッフも含めて男性3人と女性2人で対応していた。

「旨かった!また来るよ」その期待に応えるべく日々精進し

家系ラーメンを進化(深化)させ続けます。がコンセプトらしい。

一番新鮮で驚いたのは食べ終わって店を出るとき、スタッフの一人が出口まで見送りに来たことだ。

これが「完まん一了」の表現かもしれない。

かつはな亭から引き継いだ店だけにスペースの活用がアンバランスの所がある。

確かにファミリーで来店する家族がいるとは思うが、それにしてもキッズコーナーは広すぎる。

メニューは比較的オーソドックスでシンプル。

特別奇をてらうようなメニューは見当たらない。

基準になる濃厚とんこつスープラーメン(醤油・塩)が720円とCPは悪くない。

当然チェーン店の当店は券販機方式。

ここのは比較的大型機なので見やすくて選びやすい。

この日オーダーしたチケット(特製チャーハンセット 80円引の1,000円)をアップしてみました。

豚骨ラーメンは醤油と塩がある。

ここのは濃厚スープと麺アップを見ればわかると思うが短い中太麺。

どうやら四之宮商店産(初めて見た)のものを使っているらしい。

スープは口に入れた時のとろりとした舌触りと芳醇な風味で臭みもなく、

さっぱりした清々しさを感じさせる。

具のチャーシューはチェーン店らしいものでちょっと頂けない。

ラーメンの玉子は珍しいうずらの卵にほうれん草(?)と極めてシンプルだ。

味の方はアメリカのお母さんが2人(マアマア)といった感じ。

チャーハンの方はパラパラ感があって好みの味。

肉は豚バラ肉と自分の作っているものと同じだ。

テーブルの上には、にんにく、しょうが、豆板醤、

そしてラーメンに入れると相性抜群の刻み玉ねぎが置いてある。

私はかなりの玉ねぎ派で迷うことなく投入した。

最近多くなってきた好みのオリジナリティを出す麺の硬さ、味の濃さ、油の量が3段階選べる。

わからない時は普通が一番無難だ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その463~

2020-03-26 06:17:37 | 食~ラーメン・中華

めんショップ 康麺

さいたま市南区文蔵2-27-11

TEL 048-837-0576

定休日 金曜日(月末営業)

実はこの日行こうとした和食屋さんはコロナウイルスで暫く閉店との貼紙があり、

急遽この店の近くにあった当中華屋さんに入店したというのが経緯です。

当店にはいつか行こうと思っていましたが、

具体的な場所は調べてなく今回偶然見つけた店です。

入店前に一番目に入り、気に成ったのが赤い看板に書かれた

「美ー味(ウーマイ)」というワンフレーズ。

どんな中華店なんだろうとの好奇心を持って入店しました。

又、入口の所にも長い木材2枚に書かれた

おすすめメニュー、大葉なす冷麺、マーボードーフ・陳マーボドーフの

立派な看板も気に成った。

入店してみるとコの字型の大きなカウンター席(13~14人位)と

小上がり席(4人用座卓が3卓)のなんの変哲もない町の中華屋さんという雰囲気。

通されたカウンター席に座ってしみじみ見回してみると壁にやたら貼紙があり、

よく読むと結構おもしろいことが書いてある。

応待してくれたのはテーブルをペンギン歩きでつたい歩きしている

ヨボヨボのかなりのおじいさんと、

やたらおじいさんを叱り散らして威張っているかなりのおばあさん。

のれん越しには息子と思われる中年男性が

料理を一生懸命作っているのがチラッと見えた。

これが7つのセットメニュー。

最後のお子様セットがとても気遣いされたメニューになっていた。

半ラーメン、一口ライス、ギョーザ2個、ふりかけ、ジュース、ゼリー2個で680円。

下のイラストもお子様向けに見えてしまう。

意外にもメニューの内容は多彩でビックリ。

しかもラーメン550円(税込)、チャーハン550円(税込)、

ギョーザ5個390円(税込)とコストパフォーマンスも素晴らしい。

壁に貼られた月曜日から日曜日までの限定当日ランチがまたユニークだ。

曜日によって気まぐれ的に4品の日もあれば2品の日もある。

カレー、ラーメン、ギョーザといったシンプルな日もあれば、

ナス麺、ホイコーロー麺、ブタ肉キャベツ炒めといった一捻りした日もある。

何か気まぐれさを感じる中華屋さんだ。

初の中華屋さんのオーダー原則ルール「チャーハンと半ラーメン」を当店でも適応。

それがBセット800円だ。

それに冷奴と漬物が付いていて良心的さを感じた。

半ラーメンは量も多く、古典的な醤油味の中華そばといった感じ。

具は昔は必須だった鳴門が入っていたのがうれしい。

チャーハンは好きなグリーンピースが入っていて丁寧に作った味が伝わってくる。

この麺物とご飯物を食べての当店の評価はベリーグッドな店だ。

康麺さんは今後のリピート店としてインプットします。

壁にやたらに飾られたもので特別光っていたものは三社祭の写真だ。

写真がセピア色に変わっているのでお祭野郎はひょっとして

ヨボヨボのおじいちゃんかもしれない。

このおじいちゃんが帰り際に突然声を掛けてきて

「お客さん決まってますネー。」と。

そしたら今度はおばあちゃん、お金を払うと

「50円多いですヨ。」とお金を返してきた。

最初はこちらが間違えたのかナ?と思ってチェックしたがやはり合っている。

その旨を言うともう一度「まだ50円多いヨ。」とのこと。

「それじゃ損しちゃいますヨ。」と言うと、しみじみ勘定して

「ごめんネ、合ってます。」と・・・。

ある意味この老夫婦は名物夫婦かもしれないが、

この店大丈夫かしら?と心配しながら店を出た。

前述した和食屋さんに貼られていた

「しばらくお休みいただきます。コロナウイルスさけるため。」

今、日本中、世界中にこんな動きが広がっている。

結構長く生きてきてこんなことは初めてだ。

本当に大変なことですね!!!

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その459~

2020-03-02 06:32:23 | 食~ラーメン・中華

四川担担麺 阿吽 北浦和店

さいたま市浦和区北浦和3-3-5

TEL 080-3364-6448

定休日 無休

http://szechuan-aun.com/

JR東日本北浦和駅東口、駅構内に2016年4月8日オープンした担々麺専門のお店。

運営はJR東日本㈱の子会社、JR東日本フードビジネス㈱がやっている。

この会社は264店舗(2018年度)も展開していて

アンデルセン、R・ベッカーズ、プロント、リトルマーメイドなどの

ブランド店を運営している。

店内はこじんまりしていてカウンター席8席、4人用テーブル席2卓だ。

この日に働いていたのは3人で全員女性だった。

ラーメン店で女性のみとは珍しく、やさしい雰囲気が漂っていた。

店内にはJAZZが響きわたり大人の空間を演出している。

ここも注文は券売機方式。

支払いはJR関連会社らしく、Suicaが使用できる。

メニューをよく見ると英語と中国語と韓国語が表記されている。

さすがJR、インバウンド客もお客の対象としている現れだろう。

つゆ無し担担麺のメニューポスター。

自家製辣油と刺激的な山椒が決めてとなる孤高の阿吽のスピリッツ!

これはすごいキャッチコピーだ。

阿吽さんは他に甜面醤、豆板醤、棚田米などにもこだわっているそうだ。

ということで、つゆ無し担担麺 930円をオーダーすることにした。

具材は挽き肉そぼろ、干し海老、水菜、

かいわれ大根と好みのものがかけられ、これを混ぜて食する。

辛さは7段階選べるが、辛さに弱い自分としては辣油の辛さ0、

山椒の痺れ0のLevel 0の辛さをお願いした。

味の方は納得のレベルでJR東日本フードサービスの研究努力、

マーケティング結果が伝わってくる。

これが辛さのレベル7段階表。

当店の基準はLevel 3、辛いものが普通に召し上がれる方なら

一番美味しく召し上がれる辛さとか。

初めての方への推奨はLevel 2だそうだ。

さすが大手企業のおもてなしサービス。

女性には髪を止める輪ゴムバンド。

色もカラフルだ。

そして紙エプロンも用意されている。

 

 

 

ここで店名「阿吽(あうん)」について触れてみます。

梵字において「阿」は口を開いて最初に出す音。

「吽」は口を閉じて出す最後の音であり、

そこからそれぞれ宇宙万物の始まりと終わりを表す言葉とされ、

前者を真実や求道心に、後者を智慧にたとえられている。

四川担担麺「阿吽」に置き換えるなら

「阿」=本物(真実)「安心安全な食材」を用い、

他では真似出来ない、唯一無二の味を

日々追道(能力を高めようとする意志)していくことであり、

「吽」=智慧や経験に基づき、お客様に心から喜んでいただける

理想のおもてなし(目配り、気配り、心配り)を表している。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その457~

2020-02-23 07:09:06 | 食~ラーメン・中華

横浜家系 たくぞうのらーめん

さいたま市南区根岸3-19-14

TEL 048-711-3318

定休日 月曜日

https://www.takuzo-company.com/

南浦和駅西口さいたま市文化センター駐車場の前に

3年前にオープンした家系のらーめん専門店。

隣の居酒屋たくぞうの家は姉妹店だ。

それにしても家系の看板は赤の色ベースに黒の文字は

確かに目立つがちょっとどぎつすぎませんか?

店内はカウンター席が5席、4人用テーブル1卓、

2人用テーブル2卓とこじんまりした造り。

この日は2人の若い女性が働いていた。

特にピンク色ヘアーの女の子は元気で笑顔で愛嬌が良く

とても感じが良い手際と応対で好感が持てた。

ここも券売機システム。

外に写真付メニューが張り出されていて、じっくり見て注文を決めて

入店したのであとはチケットを買うだけの為、この日は戸惑いが無かった。

メニューは大きくは濃厚豚骨系と濃厚鶏そば系に分かれる。

さらにあっさり系も用意されている。

当店はいくつものこだわりがあることが後でわかった。

1つは大自然に抱かれた指定農場で育てられた上質な豚骨と鶏骨の生がらを使用。

2つ目に多くの家系よりもブリックス(濃度)が3~4度も高いスープが特徴。

濃厚なのにくどくなく、まろやかな口当たりを実現するために

骨の配合に試行錯誤を繰り返しているらしい。

3つ目はスープに合わせる麺は特注の中ストレート麺。

歯ごたえが良く、適度な太さでスープが良く絡む。

生麺は鮮度が命、毎日届く大橋製麺製の

特別オーダー打ち立て麺を使用している。

又、麺は硬さ3段階、味の濃さも3段階、油の量も3段階選べる。

冬の寒い日は味噌が恋しい。

ということで豚骨味噌らーめん850円を注文。

まずはスープを3杯。

オオッ、こってり系の極み、豚骨の旨味たっぷり、

キリッときてクセになる美味しいスープだ。

更にスープを数杯味わいながら楽しむ。

具はご覧のようにシンプル。

力強い味がしみこまれた柔らかいチャーシュー。

なんとのりが3枚。そしてほうれん草の3点のみだ。

別に玉ねぎのみじん切りも用意されているそうだ。

麺は前述したように中太のちょっと珍しい短めのもの。

これがモチモチしていて旨い。

上品で口当たりがよく食べ飽きない。

そして食欲をそそる奥深い香り。

口に入れた瞬間の満足感がたまらない。

食後のスープの余韻もすごかった。

思わず相方と目が合ってお互い当たりだネと言ってしまった。

午前中、気分の良い営業ができたので、ご褒美に餃子5ヶも追加オーダー。

ところがピンクの女の子から申し訳なさそうに餃子は4個で品切れ、

お詫びに味玉2個で勘弁して下さいとの事。

美味しいものを食べると心が豊かになり、即「OK!OK!」

逆に得したような気分に成ってしまった。

テーブルにはにんにく、豆板醤、魚粉の味付け3点セットが。

最近魚粉にはまっているが、

この日の味は変なものを入れない方が正解と感じた。

らーめんは麺をすする料理の為、スープが飛び衣服を汚す。

又、女性は髪にはねる。

そんな心配を無くす為、最近紙エプロンと髪どめを用意している店が増えてきた。

当店の水は炭でろ過したものを使っている。

こんな所にもおもてなしのこだわりを感じる。

そしてこの張り紙を読んでググーッときた。

「皆様のご来店に感謝申し上げます。

・・・全てのお客様の「旨い」の声を頂きたくて

技と心を一杯のめんに全力投球・・・」

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その456~

2020-02-10 06:52:39 | 食~ラーメン・中華

王龍餃子房 与野駅東口店

さいたま市浦和区上木崎1-3-32

TEL 048-762-6219

定休日 無休

与野駅東口駅前ロータリー内に2016年11月開店した四川料理、上海料理店。

浦和駅東口近くにある王龍の姉妹店で

中国人オーナーの奥さんがやっている。

尚、王龍(ワンロン)に関しては2011-7-20付

及び2013-2-4付ブログ~その31~、その31-PARTⅡ~を参照して下さい。

店内は全部で32席あり、

変わった所では店のセンターにカウンターを設けていることだ。

入口の方は南側でガラス張りになっている為、

日中は陽が入ってきてとても明るい。

おすすめのランチメニューは浦和店とほとんど同じで5種類。

ホルモンの四川炒めが目新しいメニュー。

価格は全て税込みで950円だ。

どうやら当店の売りは餃子らしい。

シェフは浦和店から移動してきたとの事で、

メニューが同じものが並ぶのは頷ける。

浦和店ではあまり食べたことがない

鶏肉そばと半チャーハンセット 900円を注文。

ご覧の様にチャーシュー麺のように鶏肉のローストが

沢山入っていて見た目にもちょっと豪華。

麺は細いゆるやかな縮れ麺。

全体的に鶏ガラスープをベースに麺も旨く

上品な薄味に仕上がっていて美味しかった。

半チャーハンはボリュームもあり、控えめの塩味で浦和店より旨い。

ただ、いただけないのは、すぐ出てきたチャーハンの後、

鶏肉そばが出てくるのに時間があき、

チャーハンが完食近くまで進んでしまったことだ。

自分的には鶏肉そばのスープを飲んで麺を少し食した後に

チャーハンを食べたかったので、若干残念な思いがした。

こんな感覚も中国人ならではの荒っぽいやり方なのか?

JR与野駅はもともと行政区分は東西とも旧浦和市にあった。

西口の方は開発が進んで今や高層マンションが林立てしてすっかり変わったが、

こちら東口サイドは全く昔のままの街並みで、

ここだけ時代から取り残された昭和の香りが漂っている。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その453~

2020-01-27 06:49:54 | 食~ラーメン・中華

担々麺専門店 甲州屋別邸

さいたま市浦和区高砂1-13-9

TEL 050-5456-3481、048-767-7144

当店はコルソの裏手の路地を入った所、彩懐石うらわ高砂の前に、

昨年11月11日にオープンしたばかりの担々麺専門店だ。

埼玉会館の前、鰻の名店・中村屋の隣にある

甲州屋(~その156~ 2014-6-2ブログ参照)の

息子さんがたぶん開業したのだろう。

因みに老舗の甲州屋のオヤジさんは2代目で72年の歴史を誇っている。

甲州屋の甲の字をかたどったロゴがとても良いデザインに成っている。

別邸の誇りと心意気を感じさせる。

これが店内。

片側が5席のカウンター席、反対側が2人用のテーブル席が5卓ある。

オープンしたばかりの真新しいシンプルモダンな内装仕上げと

スタイリッシュな家具で雰囲気がある。

この内装デザインは好きだナー。

このお洒落なせいか、女性客も多く来店していた。

メニューの写真がぼやけてしまったが、

担々麺は大きく2つに分かれていて、

甘みと風味の白胡麻系と香りとコクの黒胡麻系。

そして汁ありと汁なし。

トッピングメニューも若者受けのパクチー、

そして好みの干しエビ、排骨など5種類ある。

そして当店の最大の特色は麻辣と花椒の辛味が6段階選べることだろう。

尚、ここも注文は券売機方式だ。

この日は白胡麻担々麺・汁あり800円をオーダー。

自分は辛さに弱いので辛さ・痺れともゼロをお願いした。

立ち上がる香りと深いコクが特徴の濃厚スープに

白胡麻の甘みと風味が加わり、素晴らしいスープに仕上がっている。

湯気の為レンズが雲ってボヤけてしまったが、麺はストレートの細麺。

こだわり抜いた一杯はたっぷり若干の辛味の先に味の豊かさ、

奥深さの広がりを感じる逸品であった。

テーブルにはラー油、お酢などが置いてあり、

自分の好みで味を変えて楽しむことができる。

店に入って一番気に成ったのが壁のフックにぶら下げられた

布袋入りティッシュペーパー。

これがお洒落なインテリアに見えるから若い人の感性は素晴らしい。

また一軒、お気に入りの店が増えて心豊かに店を出た。


浦和エリア旨い店シリーズ~その451~

2020-01-15 06:57:07 | 食~ラーメン・中華

ニュー吉野

さいたま市南区太田窪2843-25

TEL 048-886-6966

定休日 不定休  駐車場 2台

産業道路を川口方面に向かうと地名に風情を感じる

二十三夜交差点より少し入った所に当店はある。

ご覧の様に店構えはごく普通の街の中華屋さんといったたたずまいだ。

店内も普通の中華屋さんだがカウンター席8席テーブル席が4卓14席、

全部で22席あり結構広い店だ。

そして今時珍しい昔ながらの全面喫煙可の店だ。

見た所、年配のご夫婦でやっているみたいで帰りがけに聞いた所、

他からここに引っ越して10数年たつと言う。

だから頭に「ニュー」が付いているのか?

メニューの方は中華屋さんとして一通り網羅されている。

むしろ種類の方も多く多彩といってよいかもしれない。

入店したのは一番乗りだったが、後から常連らしき客が続々入ってきて

ランチを注文していた。本日のランチはやき肉丼で750円だ。

又、ラーメンが450円だからすごくCPが良い店だ。

気になるメニューとしてはゆずチャーシューメン800円、

スタミナラーメン680円などが目に止まった。

今迄幾度も書いたが、初めての中華屋さんに入ったときはラーメンに半チャーハンセットを

頼むことにしている。両メニューは中華の麺系とご飯系の原点だから

その店の思い、こだわり、レベル、味の好みが伝わってくるからだ。

この日はちょっと寒かったのでラーメンをみそラーメン(650円)に

変更して半チャーハン(380円)セットで1030円をお願いした。

みそラーメンの麺は中太の縮れ麺。

どうやら菅野製麺所のものを使っているらしい。

具にはメンマ、もやし、かいわれ、そこに玉ネギを細かく刻んだものを

入れてある。通常のみそラーメンとは違ってコストもかけず

ヘルシー構成なみそラーメンだが、スープを3杯味わい

上品なやさしいコクがあった。それから完食すると

これが思いのほか旨い。とても丁寧な作りの心が伝わってきて

「オーここは当たりだ!」とうれしくなった。

チャーハンの具にしいたけ、ここにも玉ネギを使って

長ネギは見当たらなかったが古典的なチャーハンの味がして

これもかなりイケてた。

 

 

ニュー吉野さんの情報はネットで見てもほとんど無かっただけに

犬も歩けば棒に当たるといった昔ながらの発見で

何かほのぼのした気持ちに成り、これから他のメニューに向かって

ニュー吉野通いが始まるかもしれない。