goo blog サービス終了のお知らせ 

スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

第3回 旨い店シリーズ「うなぎ・寿司・天ぷら部門」ベスト5

2020-08-19 06:20:53 | コラム

今回「うなぎ・寿司・天ぷら部門」エントリーは20軒。

そのうち、うなぎ屋さんは5軒エントリーがあったが、

とうとうベスト5にうなぎ店が1軒もランキングできなかった。

ウナギの街「浦和」としては、ほぼ最終のエントリーで行き尽くしてしまいました。

それに変わってお寿司屋さんが健闘。

この期間でレベルの高い寿司屋に行くことができた結果だと思います。

この部門は前述したように行き尽くした感があり、

第4回目は他部門と同時に成り立つか心配であります。

 

第1位 「天ぷら 荒川」 

~その387~(2018-6-23付)

当店は浦和パインズホテル内5階の日本料理店「四季彩」の一番奥まった一角にある。

いかにも隠れ家的なスペースで

全てカウンター席10席のみのとても良い感じの天ぷら専門店だ。

窓の外には坪庭があり、気分が落ち着く。

浦和エリアでは最も高級な天ぷら屋さんだ。

カウンター内には筋金入りの職人さんが2人、

カウンター外では着物の女性が心のこもった対応をしてくれる。

当店は天つゆより塩がメイン。

特製の塩8種を板長さんのアドバイスで楽しめる。

こんな素晴らしい天ぷら屋さんにこれから塩分を控えなくてはならない自分としては

残念ながらちょっと荒川さんが遠のいた感じだ。

 

第2位 「御すし 宇佐美」 

~その411・Ⅰ・Ⅱ~ (2019-1-17付、2020-6-10付)

浦和に開店して35年、夜のボンヤリライトアップされた店構えの姿、

特に若葉色の暖簾が映える玄関辺りは

佗び寂びの雰囲気が漂っていてウットリする程素敵だ。

そこに経験を経た大将のいぶし銀の握りが冴えわたる。

さらに今回のコロナ騒動でばらちらしのテイクアウトが注目。

宇佐美さんの厚みをさらに増したのではないか。

このばらちらしは絶品中の絶品でとても評判になっているが、

その仕事振りは本当に丁寧に小さく切られた寿司種が見ているだけでも美しい。

食すれば想像以上の余韻がいつまでも続き癖になりそうだ。

そんな宇佐美さんは全体的にはちょっと地味系だが

江戸前鮨の粋さがヒタヒタと伝わってくる浦和の名店であることには間違いない。

 

第3位 「鮨 ふく」 

~その318~ (2017-4-2付)

当店はさくら草通りにある焼鳥の田口屋さん(2017-9-11付ブログ参照)の

ビル内に入居している。

この地にオープンして丁度10年、今や食べログ寿司部門で

第2位にランキングされている評価の高い寿司屋さんに成った。

大将はちょっと控えめな方で自己から宣伝するのが苦手なようで、

その分、当ブログで声を大にしてPRしたい。

「ふくさんは本当に決して手抜きをしない、

真剣な仕事をしている、知られぜる名店ですヨ。」

先日、緊急事態宣言が解除になって久し振りに

ふくさんの鮨を味わいたいと予約を取ろうとしたが、すべて満席であった。

当店は浦和エリアでかなりの人気店になっているのかもしれない。

 

第4位 「天ぷら 新宿 つな八」

~その335~ (2017-7-25付)

「天ぷら新宿 つな八」さんは創業大正13年、新宿角筈で開業した。

新宿伊勢丹本店の近くである。

昭和56年4月に伊勢丹浦和店がオープン、

記憶では開店以来、ずーっと営業していると思う。

当店は厳選した食材、真心のこもったおもてなし、

受け継がれてきた伝統の職人技を守りながらも、

常に新しい食し方を提案、挑戦し続けている老舗天ぷら屋さんだ。

浦和店の店内も壁の内装デザインに大谷石を上手に組み合わせて、

落ち着いた雰囲気の店作りをしている。

CPの方はデパートINの関係もあってか、結構高めだ。

天ぷらは第1位の「荒川」もそうだったが「つな八」も

4種の塩で味わえるようにしているが、塩分を控えている人には要注意だ。

 

第5位 「江戸前 栄寿司」

~その430~ (2019-5-25付)

昔は浦和駅東口にあったが道路拡張の為、

現在の地に移ってからかなりの年月が経つ。

当店の大将、女将、若大将は中学校の同窓生。

こういうお店も珍しい。

そんな栄寿司さんは築地の高級店から仕入れ、

家族で営む王道でまじめな江戸前寿司の名店だ。

こんな雰囲気が気に入って通う常連さんも多くいるそうだ。

どちらにしても寿司のレベルもハイクラス、コストも良心的。

全体的にお客を満足させるものを兼ね備えている栄寿司さんは

浦和エリアの中で自信を持って勧められる名店と言っていい。

 


第3回 旨い店シリーズ「和食部門」 ベスト5

2020-08-17 06:10:43 | コラム

今回の和食部門はレベルが高い。

エントリーのお店は25軒。

ベスト5に入ったお店は志をもって修行後独立したお店が多いのには本当に敬服する。

各店にファン、リピーターがついてお店の経営がまず安定することを願います。

特にコロナ禍にあって。

 

第1位「日に日に新」

~その325Ⅰ・Ⅱ~(2017-5-29、2017-7-18付)

当社施工のソサナビル3階に入店して早3年、

品とセンスが良い一級の懐石料理として

浦和でもトップクラスのステータスを勝ち得ている。

店舗の内装インテリアにもお金をかけ、特にエレベーターを降りて、

店内に向かうアプローチの光と影はとても素敵だ。

料理長に箱根強羅花壇の総料理長を招き今迄の浦和には無い懐石料理店が誕生した。

当店の経営者は自分の後輩で本業が大成功している為、

このビジネスは半ば道楽同然(言い過ぎて失礼しました)との話を耳にした。

そんな「日に日に新」さんが浦和で経営的にも定着できるよう願っています。

 

第2位「割烹 縮」

~その404~(2018-11-16付)

当店は浦和駅東口から若干歩いたビルの半地下にあり、

いかにも隠れ家的な目立たない、しかし上品な割烹居酒屋さんだ。

ここのオーナーシェフは酒飲みのつぼを知っているかのように

料理とお酒との相性抜群のメニューを並べている。

これに答える様にカウンター席では常連の方々が並び

この至福の時を楽しそうに過ごしているのが羨ましいぐらいだ。

浦和駅東口にはこんな洒落た夜を過ごす場所があまり無かったが

最近どんどん生まれてきて街の空気が変わって来たような気がする。

この動きはもっともっと広がってほしいと切に願う。

 

第3位「日本料理よしみつ」

~その330Ⅰ・Ⅱ~(2017-6-26、2020-1-26付)

オーナーシェフの吉光さんは東京、京都、浦和で腕を磨き

志を抱いて3年前に独立開業し「よしみつ」をオープンさせた。

こちらは日本の旬と料理人の技と心をたとえ一時でも

日常の疲れやストレスから開放できるような

店・料理・人・空間をつくり提供したいというのがコンセプトだそうだ。

最近は和食の枠にとらわれずにあらゆるジャンルに挑戦しようとしている

その一つが素晴らしい懐石お弁当(2000円)。

これをこれから売りたいとアクションを起こした直後に

コロナでテイクアウトブームに成った。

最近になって浦和にどんどん前衛的なオーナーシェフが増えて来た感がするが、

吉光さんの心意気に乾杯したい。

今後の浦和のグルメ界の先々が楽しみだ。

 

第4位「和酒和膳 和つき」

~その434~(2019-6-28付)

こちらも1年前に奥さんの実家浦和でご夫婦でオープンした日本酒と和食のお店。

この大将と女将は一切手を抜かないとお品書の中で一筆したためている。

最近ご夫婦で独立して店を開きしかも奥さんの実家の地、

浦和でといううれしい話を複数聞いた。

こんな話を耳にすると是非この地に定着して成功してほしいとつくづく思います。

「和つき」さんのランチの目玉は花籠膳(1300円税込)

箱庭風で目にも美しく楽しくなる。

しかも本日の焼き物、揚げ物が選べるからうれしい。

これからも応援していきたいのでコロナに打ち勝ってほしい。

 

第5位「日本料理和彩 よね田」

~その397~(2018-8-30付)

2018年6月浦和駅東口に新築された

斬新なビルの3階にオープンした当店は都内向島で修業し独立したらしい。

昼のランチにまだ2回しか顔を出していないのでその真髄には触れていないが、

シンプルモダンの内装インテリアや、食器のこだわりなどを見ると何かを感じさせる。

どこの飲食店も今は危機を迎えていると思うが、

ここの所、志を持って開業したオーナーシェフの皆さんが

ピンチをチャンスに連携をとって、

次の時代のムーブメントを興したらどうかと素人ながらに考える。

浦和にはグルメに対する水脈があり

この思いを後押しするものがあると信じている一人です。

月並みですが、皆さん頑張って下さい。


第3回 旨い店シリーズ「イタリアン・フレンチ部門」ベスト5

2020-08-07 06:44:36 | コラム

今回の対象は2016年7月30日以降にアップした20軒のレストランです。

その内訳はほどんどがイタリアンレストランでフレンチはほとんどありません。

なかなかランチタイムにフレンチをいただくライフスタイルは私には無く、

当然と言えば当然の結果となりました。

金・銀・銅メダルのベスト3はかなりの大接戦でハイレベルの戦いと成りました。

全店が東部エリアにあるのも特色であります。

 

第1位 「イタリア料理 パボーロ・パブーロ」 

~その370~ (2018-3-28付)

緑豊かな郊外ならではの隠れ家的一軒家。

いかにもイタリア風の素敵な建物がいいですネー。

メルヘンチックな玄関を開けると高い吹き抜けの魅力的な空間が迎えてくれます。

レストランの周りには南欧風なガーデニングが優しく迎えてくれる。

当店はランチもディナーもコース料理のみで時間がゆったりした余裕がその雰囲気を楽しめる。

こちらはイタリア料理のレベルも確かで素晴らしいの一語に尽きるが、

それと同じレベルで食器のセンスがワンダフル。

フレンチの巨匠シェイノで使われたお皿と全く同じものが出てきたのには驚いた。

お料理の彩りもお皿に負けずに両相まって素晴らしい。

味も見た目だけでなくしっかりと主張していて言うことなしだ。

ただ一つだけいただけなかったのは目に見える所に居たペットのウーパールーパー。

私にとっては気持ちの良いものではなかった。

いずれにしても次はディナーでお伺いしたい。

 

第2位 「イタリアンダイニング フィーロ」 

~その442~ 2019-8-19付

今ハマっているイタリアンレストランがここ「フィーロ」さん。

一軒家のかわいらしいお店で窓際の正方形のテーブルコーナーは

ガラス越しにミニガーデンが眺められとても落ち着く。

当店は特別高級感はないが本物のサービスが堪能でき

全体のバランスが非常に素晴らしい。

それぞれの料理にもきめ細かい愛情が込められていて、それが伝わってくる。

又、3位のムラーノさんとは駐車場も隣りだし、

お店もすぐそばで良い意味で競い合っているようだ。

切磋琢磨を地で行くような環境に見えてしまう。

次回はまだ食べていない「渡り蟹のアメリケーヌソース・フィットチーネ」を

オーダーすることに決めた。

(これはムラーノさんの売れ筋のメニュー)

 

第3位 「地中海料理 ムラーノ」

~その399~ 2018-10-2付

当店のモットーは「気軽に足を運べるようなアットホームなお店づくり」

「ご来店いただいたお客様の心に残るサービスと料理」だそうだ。

その姿勢がお客様に伝わっているのか、いつ行っても混んでいるかなりの人気店だ。

当店のオススメはいくつもあるが私のイチオシは渡り蟹のトマトクリームスパゲッティ。

とにかく濃厚でまろやか、奥深い余韻が続く旨みが主張していつまでも続く。

これは近来にない絶品だ。

イタリアンレストランでこの渡り蟹を売りにしている店は多いが、ここのが今迄でNo1だ。

まだこれからもムラーノ通いが続くと思う。

 

第4位 「Brasserie DE CHEF」

~その422~ (2019-3-20付)

当店とは人間関係的に深いつながりがある。

オーナーのH田氏の2人の兄とは公私ともに大変お世話に成った。

特に次兄とは無二の友人で一時業界を共にしていたが

昨年突然他界しショックを受けている。

そんな末弟が経営している当店はフランスの家庭料理を味わえるとして25年程前にオープンした。

レストランは半地下にあり穴蔵っぽい造りがとても素敵な雰囲気を出している。

ランチもカジュアルなコースになっていてデザートが数種類の中から選べて楽しい。

とにかく彼には次兄の分も頑張ってもらいたいと切に願っている。

 

第5位 「Restaurant and Bar One Step 南浦和店」

~その475~ 2020-5-11付

1位~3位が甲乙つけがたいレベルの高い店であっただけに

4位以下はちょっと見劣りがしてしまう。

このグループも団子状態だが敢えて5位に当店を選んだ。

入店して一番驚くのが内装、インテリアの独創性・意外性だ。

オーナーは食以外にレストランの雰囲気に相当こだわりを持っているのだろう。

ランチメニューは少ないが、特製ミートソースはCPの割に内容がてんこ盛りで感動してしまう。

なんと小鉢が7つも付き、それ以外にもよくわからないものが2つ付いていた。

料理の方にもこだわりが伝わってきて次は期待感を持って浦和店へ行ってみようと思う。

(残念ながら浦和店は夜だけの営業でした。)

 

特別賞 「イタリアンワイン&カフェレストラン

サイゼリヤ 浦和東口店」

~その466~ 2020-4-4付

当店は当社スミダワンアネックスのテナントで、コロナ渦で奮闘している中、

これからも頑張ってほしいという心情的な応援の特別賞を贈呈いたします。

サイゼリヤさんの企業理念は「日本を真の豊かな国にするお手伝いをする」を掲げ、

オーナー社長の強い信念がレストラン随所に表れている。

その最たるものはコストパフォーマンス戦略。

最近端数の価格調整を行ったが、サイゼの大ヒット料理

「ミラノ風ドリア」は1円値上げして300円だ。

それ以外にも店舗設計デザイン、人の動線など、

専門のプロが研究し採用されていると先日来られた開発マネージャーが言っていた。

又、彼曰く最近のヒット商品はスパの「アーリオ オーリオ」299円。

この料理はアレンジが楽しめるらしい。

サイゼリヤさんの最近の経営構造は知らなかったが、

利益の柱は中国の店舗が稼いでいたらしい。

それがコロナ渦によってダメになり大変な状況だとか。

コロナ後は20%ダウンの経営スタイルに切り換えると言っていた。

 


最近のブログ雑感

2020-08-05 06:15:35 | コラム

期せずして4月7日の新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言を境に

「スミダマンのほのぼの奮戦記」の流れが大きく

変わらざるを得なくなったことを今、強く感じています。

そんな事情をつらつら綴ってみたいと思います。

「スミダマンのほのぼの奮戦記」のブログは現在、

27のカテゴリーに分かれています。

この宣言が出る前はカテゴリーで言うと「レポ」「建物」

「ホテル・旅館」「ゴルフコース」「旅-国内」「旅-海外」、

「食」に関しては「都内」「県外」「海外」のネタを多く取材しアップしてきました。

このことをよりもっと詳しく言うと

「レポ」は大勢の人が集まる会合での講演が中心だったので密に成り、

ことごとく中止になってしまいました。

「建物」も様々な所へ外出して取材したものをアップしてきましたが

今回のコロナで不要不急の外出を避ける為、自粛しています。

「ホテル・旅館」は、旅あるいは食事とのセットになっていて

この時期旅をするなどとんでもない事です。

「ゴルフコース」もことごとくコンペは中止あるいは延期になり、

今年はまだ一回しか行っていません。

こんなことは生まれて初めての事です。

前述したように国内旅行は当然の事、海外旅行になんて考えることもできません。

その結果、おのずと都内、県外、海外の食事もほぼゼロとなりました。

この表はここ直近の記事一覧20件、

そしてちょっと前の100件前の記事一覧表、

さらに160件以前のブログ一覧表です。

3番目の頃はコロナでの行動制約を受ける前の

ある意味正常な通常ブログでした。

それが2020年4月9日付の「南麻布エリアの豪邸」以降、

カテゴリーの重点がすっかり変わってしまいました。

ぐっと増えたカテゴリーは「コラム」「地元企業」

「自然」「健康」「お仕事」そして「食」では浦和エリアの店です。

こちらももっと詳細に分析すると「コラム」はコロナ関連をはじめ

自分の考えを綴ったものが載せられること。

「地元企業」は隠れた名店情報をコロナ渦でも集められること。

「自然」ではソーシャルディスタンスでの散歩が

マスクをしなくてもできる環境であること。

「健康」はまさにコロナウイルスそのものがテーマになったこと。

そして「お仕事」は新規ビジネスをはじめコロナ渦でも

粛々と進めていかなければ企業活動が停止して

明日の食い扶持に苦労してしまう由。

 

 

 

こう考えると27のカテゴリーの内、

コロナ前は9カテゴリー、コロナ後は6カテゴリーが

コロナによって大きく影響を受けていることになり、

問題は今後の展望になりますが、まず重要なことは

コロナの第2波、第3波がどう来るかだと思います。

このあたりが落ち着いた流れになると

コロナ前の9カテゴリーのいくつかが復活して来るはずです。

ということは日本、世界がコロナとの闘いに勝利した証、

又そのリトマス試験紙に成ってくるのではないでしょうか!

そんな日が1日でも早く来る事を願って今日はペンを置きたいと思います。


第3回 旨い店シリーズ 「そば・うどん部門」 ベスト5

2020-07-29 06:23:09 | コラム

第3回のエントリー店は25軒と若干少なく、

浦和エリア旨い店シリーズ 食-そば・うどん部門をスタートしてトータルで75軒。

なんとなく行き尽くした感が現在あります。

そうは言っても今回のベスト5はなかなかの粒ぞろいで高いレベルだと思いますヨ。

 

第1位 武蔵野うどん澤村 ~その261-Ⅱ~

(2019-4-18付)

当店は仲町店の土地が売却された為、

昨年2月に当地(戸田市美女木ですから厳格に言うと県内扱いになるが

浦和エリアにどうしても入れたい程の

インパクトあるリニューアルオープンでした。)に移転した。

第2回ベスト10でも第1位にランキングしましたが、

更にバージョンアップして想像以上のうどん店に変貌しました。

新店は新幹線の高架下にあり、それがかえって異空間を作って

「これ、うどん屋さん?」といった驚きを与える。

又、店の規模もかなりの大型店に成り、オープンキッチン制を取り入れ、

まさにキッチンスタジアムのエンターテイメント性を提供している。

この日は定番の肉汁うどんと春菊の天ぷらをオーダーしたが、

うどんのコシは相変わらずすごく、とにかく旨い。

本当にマイウーな味に満足を得て、

今回の移転は大分遠くなったが大正解だと思った。

澤村さんは従来のうどん専門店のイメージをぶっ壊して、

お洒落でモダンなうどんのワンダーランドに変身した。

 

第2位 生蕎麦 吉祥 ~その344~

(2017-9-9付)

浦和エリアでは領家という閑静な高級住宅街の中に

ひっそり佇んでいるのが吉祥さん。

白と黒のツートンの日本家屋が絵になっている。

特に入口の前の枝振りの良い、

よく手入れされたシンボルツリーの松が素敵な空間を作り上げている。

中に入るとこれまたお洒落な雰囲気の造り構成になっている。

それは蕎麦屋さん以外に陶器と珈琲豆を扱っているコーナーがあり、当店だけの特色だ。

当店のお品書でいかにも当店らしいものは今月の替わり蕎麦だ。

当店は絶えず替わり蕎麦に何をしようか考えて悩んでいるとか。

毎月季節に応じて変わるそうで、これが目当てのファンも多いらしい。

お蕎麦は細切りの手打ちで量も多く良心的。

味もかなりのレベルで自信を持ってオススメできる名店だ。

その上、照明器具、家具などにも渋めの高級感のあるものを使っていて

全体的に拘りの強い蕎麦屋さんで素晴らしい。

 

第3位 風流うどん・そば料理 歌行燈 ~その467~

(2020-4-10付)

伊勢丹のレストラン街に入居するのだから、

そこそこレベルの店が入るのは間違いないとは思っていたが、

それ以上のうどん・そば屋さんが来た。

創業明治10年と超老舗で三重県に本店がある。

まだオープンしたばかり(令和2年3月17日)なので

当然といえば当然だが店内は真新しく気持ちが良い。

フロアーの女性店員もしっかりと

教育を受けたのが伝わってきておもてなしの心を感じる。

お品書も写真付でわかりやすく、

しかも多彩なラインアップで目移りしてなかなか決まらない。

この思案している最中がまた楽しい時間でいいんだナー。

その上、うどん・そば以外に出汁で食べる伊勢路のタコ焼き、

甘味の自家製わらびもちまである。

そして付け合わせに海老せんべいが付いているとは…。

期間限定のゑびす膳はかなり迫力のあるメニューで

これからも足を運びたくなるお店が伊勢丹に登場したものだ。

 

第4位 越後屋 ~その295~

(2016-8-3付)

当店は今ほど手打ちそば屋さんが多くない時から

美味しくて良心的な店と評判だった。

いわゆる老舗店で門構えもそんな風格を感じさせるものがある。

中に入ると天井の番傘風照明に見とれる。久し振りに入ったこの日、

改めて一番驚いたのはメニューの超多彩さだった。

「せいろと7つの仲間たち」、「バラエティーメニュー」、

そして個々のネーミングも遊び心いっぱい。(ex.もぐら案山子そば、通船堀そば、

狸兵衛、耶馬渓、茂林寺、家族せいろ 等々)。

又、注文した野菜天もり(昆布の佃煮付き)で799円という安さ。

手打蕎麦は8店で美味しい蕎麦を研究している花粉会(はなこかい)のメンバーとして

いつも少しでも旨い蕎麦を提供しようと取り組んでいる。

当店にはいつまでも蕎麦道を極め続けて

我々に蕎麦の素晴らしさを伝えてほしい。

 

第5位 手打ち蕎麦 寺田屋 ~その352~

(2017-11-13付)

当店は知人の紹介で1回来ただけだが

その時の印象は全体的に、総合的にレベルが高いな、というものだった。

あえて特別な売りは感じなかったが(冬限定の鍋ものメニューはある)

逆にそば屋さんの定番メニューは全て揃っていた。

ランチセットは親子丼、天丼、かつ丼、玉子丼、野菜の煮物うどん、

そして注文したそば屋のカレー丼(なぜかこれだけにそば屋の冠が付いていた)かき揚げ付。

このそば屋のカレー丼は、とろみのある和風出汁の

見た目にいかにも美味しそうなもので次回はこれを食べてみたい。

これを書きながらランキングに入れた手前、

再度確認に行かなくては、と思っている所です。

 


goo blog ビックリランキング

2020-07-27 06:14:36 | コラム

7月12日(日)のAM8:12~9:00にかけて

スミダマンのほのぼの奮戦記で信じられないことが起きた。

たまたま偶然発見したもので

「これは何なんだ?何が起きたのだ?」

今まで見たことも考えたこともない初めての出来事だ。

それはgoo blog登録数2,939,021あるブログ中、なんと1位に成ってしまった事だ。

この棒グラフは3分間に何人訪問者があったかの表で

約50分間の間に3分で800人の人達がアクセスしてきた。

その結果、1位に成ってしまった。

一体どういうこと??

本当にビックリです。

ここで最近のブログアクセスの多い傾向について記してみたいと思います。

第一に豪邸シリーズの人気が高いこと。

今迄5ヶ所の豪邸エリアを紹介してきましたが、

ダントツの人気エリアは世田谷区成城学園エリア、

続いて港区南麻布エリア、次に港区白金エリアと成っています。

今後もコロナ渦の中でもできれば続けていきたいシリーズです。

次に目立つのが「スロベニア・クロアチアの美女」。

外国人の美女は誰が見ても胸がときめきますよネ。

その次は「黛ジュン&五月みどりショー」。

様々な検索エンジンで登場するのにはビックリです。

歳が行っても女性の色気とナイスプロポーションは男性から見て永遠のテーマなのでしょう。

そして各ホテル・旅館のアクセスが多いのも特色です。

何等かの情報収集チェックの参考に利用されているのなら光栄なことです。

 

 

 

それにしても集中豪雨のようなアクセスは一体何なのでしょう?

謎は未だ解けません。


不朽の名曲 みだれ髪 誕生

2020-07-23 06:05:39 | コラム

1987年(昭和62年)夏、長期入院していた美空ひばりが退院して、

病から復帰第一作としてレコーディングされ、

この年の12月10日にコロンビアから発売された名曲が

船村徹作曲、星野哲郎作詞の「みだれ髪」です。

まさにこの曲は関係者がそれぞれ深い思いを込めた不朽の名曲と言われています。

みだれ髪 (カラオケ) 美空ひばり

 

youtube#video

 

スミダマンのほのぼの奮戦記では「みだれ髪」に関係したブログを3つ掲載いたしました。

 

①塩屋崎灯台と美空ひばり (2018-10-17付ブログ)

塩屋崎灯台は福島県いわき市簿磯に立つ大型灯台で

立地と白亜の美しい外観から「日本の灯台50選」にも選ばれている。

地元では「豊間の灯台」とも呼ばれている。

この一帯は潮の流れが激しく暗礁も多い、

海上交通の難所として古くから知られていて、

この為江戸時代から狼煙台が造られた。

明治32年に煉瓦石造りで建てられ初点灯した。

昭和15年にRC造に改築したが、

昭和20年太平洋戦争末期に度々米軍の標的となり、

飛行機潜水艦からの攻撃を受けて破壊され機能を喪失した。

昭和32年、映画「喜びも悲しみも幾歳月」(木下恵介監督)が公開され、

主題歌共々全国的にヒット。

塩屋崎灯台もロケーションで登場した。

管轄は海上保安庁だ。

ここには「いわき市と美空ひばりさんの縁り」と称して

美空ひばりのカラー写真と年表が書かれた大きな看板が建っていた。

広い海と岬の自然そのものの場所で美空ひばりの

4枚のカラー写真は一際、異彩を放っていたのが印象的だった。

灯台の近くには美空ひばりのヒット曲「みだれ髪」を歌う歌碑と遺影碑が建っている。

この哀愁深いヒット曲は作詞・星野哲郎(2017-3-1付ブログ参照)、

作曲・船村徹で昭和62年夏ひばりが退院して復帰第一作の作品だ。

ひばり自身は「春は二重に巻いた帯、三重に巻いても余る秋」という

くだりがお気に入りと言っていた。

また当初、星野が書いた「祈る女の性かなし」は消そうとされたものの、

ひばりが星野に「今の私は「祈る」という言葉を大事にしたい」と申し出たことにより

そのまま2番の歌詞に採用されたというエピソードも残されている。

「みだれ髪」の記念碑の200mほど北には「永遠のひばり像」も平成14年5月に建立された。

永遠に太平洋に向かって世界に歌い続ける姿を残したいという趣旨で建てらえた。

このエリアも東日本大震災で大きな被害を受けた。

この建物は復興公営マンションと復興の公営戸建住宅。

まだ真新しいがなんとなく痛々しく見えてしまう。

 

②船村徹記念館 (2019-7-18付ブログ)

道の駅日光、日光街道ニコニコ本陣の中に平成27年オープンした

「日本のこころのうたミュージアム 船村徹記念館」。

カラオケで演歌を歌うとかならず船村徹作曲の名曲と出会う。

そんな気持ちを抱いて、いつかは来たいと思っていたが、その思いが実現した。

https://www.nikko-honjin.jp

休館日 火曜日  開館時間AM9:00~PM5:00

 

エントランスを入って入館料(540円)を払い、

エスカレーターに乗って2階へ。

最初に待っていたのは展示ブース1

「お出迎え5大歌手」だ。

船村徹の代表曲を歌っている5人の歌手

(美空ひばり、春日八郎、村田英雄、北島三郎、鳥羽一郎)との

エピソードやメッセージなどを展示・上映している。

入館した時間は10時とまだ早く、ほとんど来館者がいなかった。

カラオケ・演歌大好き人間の友人とこのコーナーで魅入ってしまい、

暫しここを動けなくなってしまった。

 

レコーディングの際に使用された「みだれ髪」の楽譜が当館にある。

赤い円の部分があり、船村氏が迷ったところだそうだ。

実はこの名曲「みだれ髪」には思い入れがある。

当ブログにも掲載したが2017-3-1付ブログで作詞した星野哲郎記念館、

2018-10-27付ブログでみだれ髪の舞台となった塩屋崎をアップしたが、

作曲したこの船村徹記念館で完結したという満ち足りた気持ちになった。

 

思い出のあの歌この歌コーナー。

ゆるやかなアールの壁に昔懐かしい600枚余の

レコードジャケットが壁面を彩っている。

 

入館した時に係の方に次の夢劇場(3D劇場)の

上映時間を聞き、その時間になったので

急いで2階から1階へ移動。

約15分間の大迫力の3Dグラフィック映像を

定員40名の所、2人で独占して楽しんだ。

日光の美しい四季や船村徹の代表曲を

3Dグラフィック映像で見られる。

立体映像が目に飛び込んできて、ものすごい迫力だった。

又、この映像が良くできているんだナー。 

 

夢劇場で気分が髙揚している内に2階の「歌の万華鏡」へ。

半円状に広がる大きな5面マルテの映像スクリーン。

船村徹の代表曲にまつわるエピソードを映像と共に

万華鏡のように楽しめるところで、

増々ジーンときてしまった。

ここでプログラムを紹介します。

1、王将/村田英雄

2、風雪ながれ旅/北島三郎

3、海の祈り/鳥羽一郎

4、女の港/大月みやこ

5、みだれ髪/美空ひばり

約30分連続再生

 

名曲500曲+と称して船村徹の代表曲を

自由に聴くことができるコーナーがあった。

代表曲としては「別れの一本杉」から始まって、

「哀愁波止場」「王将」「なみだ船」「風雪ながれ旅」

「兄弟船」「矢切りの渡し」「みだれ髪」「北の大地」等々。

 

「船村徹 人生と仕事」生い立ちから様々なエピソードまで、

船村徹の業績等を展示品により紹介している。

特に平成28年に受賞した文化勲章の展示は圧巻だ。

明仁上皇の自筆のサインは、なかなか見ることができない。

 

船村徹を語る時、かならずでてくるのが

若き日の頃の友人・髙野公男。

昭和30年に2人で書いた「別れの一本杉」が

大ヒットしたが、肺結核で26歳で没してしまった。

船村は「あいつの分まで生きる」と

親友・髙野に対する感謝を終生、忘れなかったという。

 

3階には船村徹はもちろん、北島三郎や美空ひばりなど

多くの著名人の手形に直接触れて、

実物大の手の大きさを体感できるコーナーがある。

 

3階は「光と風のギャラリー」の交流エリア、

日光連れ眺望カウンター、演歌巡礼ブース、

そして歌道場Ⅰ・Ⅱ・Ⅲがある。

歌道場は1曲100円で楽しめる部屋で、

最後の仕上げに友人は風雪ながれ旅、

自分はみだれ髪を歌い、

最後に2人で兄弟船を熱唱した。

そんな所で思わぬハプニングが起きたが、

これは省略することとします。

 

1階エントランス横にあるミュージアムショップ。

記念館オリジナルの商品や、

船村徹の音楽に関連する商品やCD、

日光の名産品などが売られている。

最後に 「歌は心でうたうもの」 船村徹

日光市が単独で整備したこの道の駅、

ニコニコ街道本陣は平成27年(2015年)にオープンした。

左に見える白い建物が船村徹記念館。

突き当りは多目的ホールと屋台展示コーナー。

そして右側が商業施設、市民ギャラリー、

観光情報館になっている。

真ん中の広い広場は多目的広場で

イベントスペースになっている。

日光街道今市宿のむかし。

大正11年6月頃の今市全図だそうだ。

商業施設の中には栃木の特産品、地酒、

手作り総菜、農産物直売コーナー、コンビニなどがある。

他に金谷ホテルベーカリーも入居していて

おみやげにパンも買って行った。

 

③星野哲郎記念館 (2017-3-1付ブログ)

周防大島町出身の作詞家星野哲郎氏の作品、資料等を展示した博物館

「星野哲郎記念館」は2007年(平成19年)7月26日に開館した。

開館前日には、都はるみ、水前寺清子、鳥羽一郎など

星野哲郎に縁のある人々が集まって盛大に記念式典が執り行われた。

記念館の内容、コンテンツも素敵だが、建物の設計、プランニングも素晴らしい。

基本計画、展示デザイン等は㈱乃村工芸社が担当し、

設計は佐藤総合計画(2016-9-16付ブログ参照)がやった。

二枚目の写真、センター筒状の建物は「星野劇場」。

星野作品の世界を全身で体験できる映像ホールだ。

ワイド3mの大型スクリーンによる5面マルチ映像が楽しめ、

壁面には親しい仲間から星野哲郎に宛てた「100字レター」がある。

館内は5つのグループで構成されている。ここはタタミ舞台、

普段は休憩スペースとして利用できるが、

ガラスを解放することによって、屋外劇場の舞台として利用できる。

又、館内には町役場東和総合支所も併設されている。

これはグットアイディアだと思った。

ここの管理運営は周防大島町が行なっている。

ギャラリーAからギャラリーBを眺めるとその先に見える海は

額付の絵画のようで本当に美しい。

又、中庭の「海の庭」もキラキラして美しい。

逆にギャラリーBからギャラリーAを見た一枚。

この建物のプランは直角三角形になっている。

ここぞという場所にフィックスのガラス窓が配置されていて、

太陽と光を存分に採り入れている。

ギャラリーBに2台設置されてある「えん歌ボックス」。

曲名からの検索はもとより、発表年別、歌手別、歌い出し別でも

選曲し聴くことができ、星野ワールドを満喫することができる。

目の前に瀬戸内海が迫り、ジィーと眺めているだけで心が洗われる。

事前にこちらの予備情報が無かっただけに、すごく得した気分だ。

本当にラッキー、ラッキー!

ご覧の様にRC造平屋建て打放し構造。延床面積852.17㎡(258.3坪)

敷地面積7693.34㎡(2331.3坪)。

小さい建物だが本当に凝った建物だ。

星野哲郎は大正14年9月30日、当地で生まれた。

乳児の頃、両親が離婚し、母と祖母の手で育てられた。

地元小、中学校を経て、子供のころから憧れた高級船員を目指し、

高等商船学校(現東京海洋大学)に入学。

卒業後、日魯漁業(現ニチロ)のトロール船に乗ったが約4年間の闘病生活に入った。

昭和27年、雑誌「平凡」の募集歌に入選、作詞家への道を開いた。

現在までに創作した作品は4000を超え、数々のヒット作を世に送り出した。

平成22年11月15日、満85歳で没した。

星野哲郎の歩みを紹介する「星野公房」。

室内の中央部には若き日の星野と仲間達が通いつめ

談論風発した新宿の「さくらい」を復元してある。

広告紙の裏側に書かれた「アンコ椿は恋の花」の歌詞原稿、都はるみのヒット曲だ。

3番は書き直されており、なんとも生々しい。

こんな用紙に書いたのはきっと急に頭に閃いたのだろう。

北島三郎が歌って大ヒットした「兄弟仁義」の歌詞原稿。

こちらの原稿は清書されたものなのか。一字も訂正箇所が無い。

この歌を主題歌として翌年、東映で映画化された。

カラオケを唄いながら、星野ワールドを体感する部屋「星野歌酒場」。

お好みのシーンの主役になって星野“えん歌”を唄うことが出来る。

星野えん歌の代表作16点の見せ場となる二行の詞を紹介している。

文字は全て星野本人の直筆。

・「三百六十五歩のマーチ」(水前寺清子)

この歌詞は人生の極意が書かれている

・「いっぽんどっこの唄」(水前寺清子)

・「アンコ椿は恋の花)(都はるみ)

・「兄弟船」(鳥羽一郎)

「ジャケット今昔」と称して数百曲のジャケットが展示してある。

ここで前述以外のヒット曲を並べてみます。

この歌もそうなんだ-という曲もあります。

・「思い出さん今日は」(島倉千代子)

・「黄色いさくらんぼ」(スリーキャッツ)

・「恋は神代の昔から」(畠山みどり)

・「函館の女」(北島三郎)

・「城ヶ崎ブルース」(黒沢明とロス・プリモス)

・「男はつらいよ」(渥美清)

・「昔の名前で出ています」(小林旭)

・「風雪ながれ旅」(北島三郎)

・「みだれ髪」(美空ひばり)

因みに1997年~1998年小金井ロータリークラブの会長をも務めている。

 

 

「安芸灘に面して、瀬戸内海に浮かぶ島々を望みながら

・・・・星野えん歌の世界へ」

カリスマバスガイド曰く、周防大島で最も人気のある観光スポットで

誰もが感激して帰る・・・。全く同感だ。

 

 

 

すでに「みだれ髪」を作り上げた美空ひばり、船村徹、星野哲郎、

そして音楽プロデューサー森哲、皆この世から去り、

不朽の名作として曲のみが今でも私達の心の中で生き続け、歌い続けられている。

今回このブログで「みだれ髪」が生まれた隠れた事実を

取り上げてみようと思いつきました。

事のスタートは日本コロンビアで美空ひばりの

担当ディレクターを務めた森哲氏が

ひばりを何とか勇気づけようと新曲の企画を思い立った。

そして彼は昭和62年、作詞家の星野哲郎に

とにかく福島県いわき市の塩屋崎に行ってほしいと言った。

星野の心はいつも孤独であるのに民衆に向かって

歌という光を送り続けなければならない、

そんな情景を読みとった星野は灯台にひばりの姿を投影していた。

星野はひばりの曲の作詞を実に20数年ぶりに手がけることになった。

当初、星野が書いた「祈る女の性かなし」は消そうとされたものの

ひばりが星野に今の私は「祈る」という言葉を大事にしたい。と申し出て

そのまま2番の歌詞に採用された。

又、ひばり自身は「春は二重に巻いた帯、三重に巻いても余る秋」という

くだりがお気に入りだったという。

一方、作曲では船村は以前からひばりは高音(裏声)に

いいものを持っていると思っていた。

10年以上前に曲を提供した時は「苦手だからやめて」と

ひばりの母より拒否されていた。

今回はサビで裏声になるように半音階高いキー設定とした。

 

みだれ髪 美空ひばり YouTube 360p

 

youtube#video

 

レコーディングはオーケストラを含め、伴奏は一発録りで行われた。

彼女を支えた3人の温かな愛と切実に復活を願ったファンからの励ましが

再び彼女を大きく大空高く舞い上げた。

2年前の秋も夕方近く、物寂しい塩屋崎の灯台に立って

美空ひばりの記念碑と「みだれ髪」の歌詞と

そこから流れてきた楽曲がここに書いてある事と重なって

胸にジーンと迫ってきたことをきのうのように思い出します。

 

 

 


第3回 旨い店シリーズ「ラーメン・中華部門」ベスト10

2020-07-18 06:24:34 | コラム

早いもので第2回の旨い店ベスト10シリーズをアップしてから4年が経過しました。

その間「ラーメン・中華部門」でも50軒のお店を紹介してきました。

スミダマンのほのぼの奮戦記で今まで

トータル140軒の中華屋さんに足を運んだことになります。

残念ながら(当然といえば当然)、良いお店は段々減ってきています。

サッカーに例えればJ1からJ2、J3に成っていくようなイメージです。

しかしJ2、J3の中にもたまにJ1に匹敵する何度も行きたくなる店に出会うこともあります。

この喜びはグルメ派の人にしかわからない醍醐味かもしれません。

それでは第3回目の旨い店シリーズランキングをスタートいたします。

 

1位 「仮麺中」 ~その343-Ⅱ~ (2020-4-18、2017-9-6付)

あえてユニークなスタイルの話題のラーメン専門店さんを1位にさせていただきました。

店名は「仮麺中」営業日も土日限定。

店も角打ちの酒屋さんを間借りと、

他店にないスタイルがかえって刺激的で新鮮さを感じます。

そしてなんといってもその独創的でオリジナリティあふれる

らーめんそのものが素晴らしい。

さすが10年間ラーメンを食べ歩き研究して辿りついたのが、ここのらーめん。

こんな異色ならーめん屋さんが自宅から歩いて行けるのがなお嬉しくなる。

(追伸)  つい最近「仮緬中」さん、本緬中の自前の店を開店したとの

情報を入手しました。是非近々に取材に行って来たいと思います。

 

 

2位 「ニュー吉野」 ~その451~ (2020-1-15付)

さいたま市南区と川口市の市境にある典型的な街の中華屋さん。

ランチタイムとしてはギリギリの所にある。

老夫婦2人でやっていて、これが味があっていいんだナー。

今まで5回程行って全部違うメニューをオーダーしたが

全て裏切られたものはありません。

どれも仕事が丁寧で、優しいコクがあり、

作り手の心が伝わってきます。

味のポイントをつかみ切った老料理人だ。

まさにJ2、J3の中でJ1チームと出会った喜びを感じたのがニュー吉野さん。

大当たりのお店でした。

 

第3位 「がつ盛りラーメンばんぶる」 ~その336~ (2017-7-27付)

第2回ベスト10、第10位「ラーメンの店どでん」に続いて二郎系2店目のランキング入りです。

味は勿論だが、店名も気に入った。

「ばんぶる」とは「おおばんぶるまい」の真ん中から取ったということ。

響もいいし、冗談ッポイのがさらに良い。

スープ、麺、具材とも二郎系にしてはといったら失礼だが、

きめ細かく、結構奥深く、それでいてパンチ力がある。

特に名物・炙り豚バラ肉は絶品で、完食の後また来たくなる余韻がある。

この店は量の点で若者向きで

「全て残し厳禁、無理せず食べられる量で注文下さい」というプレッシャーで

カロリー的に今後行きづらいのが玉に瑕だ。

 

第4位 「台湾食堂 パイクー屋 桃園」 ~その134-Ⅱ~ (2019-3-7、2014-2-17付)

当店は産業道路の拡張の為、当地に移転。

これを機に若手にバトンタッチしたようだ。(?)

店内の雰囲気も台湾調の香りがほとんど消え、

まるで洋食屋さんのような内装インテリアに変身していた。

味の方もまだ多くを食べていないが

以前は台湾料理を前面に出していたが

売りのパイクーをベースに日本人受けしそうな味にイメチェンしていて

これが何とも言えず旨いんだナー。

(写真のメニューは大人気定番特製パイクーランチ)

当店は飲食店の最大のテーマ、

世代交代とイメージチェンジが成功した模範的例だ。

 

第5位 「中国名菜酒屋 瑞苑」 ~その400~ (2018-10-3付)

ここも街の中華屋さんだが店構えはちょっとスナック・喫茶店風。

前のテナントの造りを活かしたので、かえって個性的な中華屋さんに成った。

当店は洋食アイルのママさんから美味しいから一度行ってみなさいよと

紹介を受けた店で入店前はどう旨いのか楽しみで行ったのを覚えている。

当店は都会的な老夫婦がやっていて、

オープンキッチンの為、大将の丁寧な仕事が見えてしまう。

CPは良心的、例えば醬油ラーメンは500円だ。

ランチのメニュー構成も本格的な中華が17品もある。

味もハイレベルでやさしい余韻が続く逸品揃いだ。

あまり知られていない名店と言って良い。

 

第6位 「麺処 はら田」 ~その437~ (2019-7-23付)

当店はラーメン界のいわばエリートコースのお店。

店主は東十条の超有名店「麺処 ほん田」出身で、

その後ほん田の系列店の大宮「ほん田niji(閉店済み)」の店長を務め、

独立し昨年の5月初めに当店を開業した。

その鮮烈なデビューをたまたま見てしまった。

オープン日は令和元年の初日(5月1日)、

その開店風景をTVで放送したため話題の出発となった。

私はオープン2ヶ月後に1回行っただけで、

その日はらーめんが食べたくて特製濃厚豚骨魚介らーめんをオーダー。

当店の一番の売り、つけ麺をまだ食していない。

現在の食べログを見ると第2位にランキングされていて

本来はもっと高順位だろうが、個人的怠慢の為、6位にしてしまった。

 

第7位 「とんこつ百歩ラーメン」 ~その296~ (2016-8-10付)

当店はとっくに第1回、第2回にエントリーされていると思ったが、

今回初登場のJ1クラスの地元有名ラーメン店。

国道17号に面し、いつも列ができているのを見かける。

ここのラーメンは、とんこつ味でまろやか・スッキリ味、

それでいて濃厚なコクが楽しめるハイレベルのラーメンだ。

スープを完食すると使い切ったどんぶりの底にかすれた字で

「ありがとう」の文字が出てくるのが印象的だった。

しかし今後はラーメンスープ完食はドクターストップを受け、

もう見ることはできないかもしれない。

 

第8位 「麺処 ごまや」 ~その409~ (2019-1-12付)

当店はR465号バイパスに面しているが中央分離帯がある為、

片方からしか入れず不便だ。

しかも営業日が不定期で開店している日がかなり少ない様な気がする。

そういう点ではリピーターにとっては希少価値のある店かもしれない。

当店は店名の通り、ごまベースの担々麺を中心にしたかなり特化した専門店で、

独特のごま風味がやさしく旨味をうったえてくる担々麺の代表する店だ。

相当のこだわりをもったテクニックのあるオーナーとみた。

最近感じるに今ラーメンの流行は担々麺にきているのか?

担々麺を売りにする店が増えているような気がする。

 

第9位 「ラーメン&らーめん 一代元」 ~その477~ (2020-5-16付)

当店は浦和エリアの一番東端にあり遠い為ランチタイム圏外の店だが、

とっても気に成っていたラーメン店だ。

というのも一昔前はよく来た記憶があり、しかも旨い店というイメージが残っていた。

その後、店も新しくなり久し振りに訪問したが、

期待を裏切るどころか、その以上の味で応えてくれた。

当店は地元(大宮本部)のラーメンフランチャイズ店だが

冠に「ラーメン&らーめん」を付けるなど、こだわりを感じる。

この日オーダーしたのは塩野菜ラーメン・白(680円)。

CPもグッドで野菜のシャキシャキ感も素晴らしく、今後はもっと通いたくなった店だ。

 

第10位 「横浜家系 たくぞうのらーめん」 ~その457~ (2020-2-23付)

二郎系をランキングしたなら家系もというわけではないが、

今年通い始めた濃厚豚骨と濃厚鶏そばのラーメン店を最後にランキングさせていただきました。

当店の一番良い所はアクセスの良さ。

南浦和にある、さいたま文化センターの前で、

文化センターの駐車場に入れても食事時間ではフリーな所。

また、ラーメンに対するこだわりも相当なもの。

スープの作り方、麺に対する取り組み、それに対して硬さ、

味の濃さ、油の量の多さも3段階に分けている。

飲み水までもこだわりがある。

ただ、いただけないのは毎回作り手が変わっているのはいかがなものか。

特に最初の女の子がラーメンに対する姿勢が素晴らしかったので特にそのことを感じる。

 

特別追悼賞 「中華料理 仙龍」 ~その304~ (2016-11-30付)

この店を特別にあげたのには理由がある。

当店は埼玉の超名門進学校・県立浦和高校の隣にあり、

現役生はもとより、教職員、そしてOB生に青春の故郷として愛されてきた。

食べ盛りの浦高生を食からサポートしようと、

浦高ラーメン300円、大盛350円のスペシャルメニューを提供していた。

ここの女主人は名物おばちゃんで

「世界一の肝玉母ちゃん」「青雲の大志育てた麺」と言われて新聞記事にもなった。

そんな浦高生の心と食のふるさとが今年3月16日の夜中に火事で全焼し、

この女性店主が88歳で亡くなってしまった。

この日たまたま近くを通ってそのことを知り、大変残念な気持ちになり、

このブログに記憶として残すべきと考えた。


祝 トータル訪問者数100万人突破

2020-07-15 06:25:58 | コラム

ついに「スミダマンのほのぼの奮戦記」の訪問者数が100万人を突破いたしました。

事情があってブログを暫し休刊していた6月16日(火)に

1,000,349のカウントを記録しました。

感無量であります。

思えば2009年1月21日に「スミダマンのほのぼの奮戦記」をスタートして

4,164日目(11年4ヶ月と29日)、

50万人突破から2年3ヶ月と10日で達成しました。

特に50万人突破以降のスピードの速かったこと。

一生懸命に取材し、書いた甲斐がありました。

なにせ、さいたま市の全人口約130万人には届きませんが、

仙台市の全人口約100万人と同じ人数の方々がこのブログを読んでくれたことになります。

延べ人数とは言え。

スミダマンのほのぼの奮戦記を登録しているgooブログは現在、

約293万件以上のブログがありますが、

最近のスミダマンは確実に1,000位以内にあり、

900位台から800位台へと上昇傾向にあります。

しかし、ちょっと残念なのはコメントを書いてくれる方が少ないので、

ちょっと張り合いには欠けてしまいます。

又、フォロワーも少なく、この辺りが今後の課題だナーと思います。

今まさに新型コロナウイルスの真っ只中、

緊急事態宣言が解除されても行動の自制は求められています。

withコロナ時代にスミダマンはどう対応したら良いのか、

しばし模索が続くでしょう。

今後、次なる200万人突破に向けて力まず楽しみながら

読者の皆様と共に歩んでいきたいと思いますので、

これからもスミダマンをよろしくお願い申し上げます。

 


お詫び

2020-06-29 10:07:39 | コラム

チョット、ブログご無沙汰してしまいました。

事情があってブログが空いてしまいました。

スミダマンのブログを立ち上げて12年目に入りましたが、

今年は本当にいろんなことが起きます。

新型コロナウイルスもそうですし、今年は大きな大きな転機の年に成りそうです。

そんな事で「スミダマンのほのぼの奮戦記」の中身も今後変わってくるかもしれません。

また力まずにブログを再開していきますので読者の皆様!

これからもヨロシクお願いします。