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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

第3回 旨い店シリーズ 「番外編-県外部門」ベスト10

2020-11-26 06:29:23 | コラム

県外ベスト10というと埼玉県、東京都を除く全国が対象となるだけにエリアは広く、レベルも高い。

県外の店は目的を持っていくケースが多いだけに名だたるお店があり、

10軒に絞り込むのはかなり大変な作業で正直ベスト20位ぐらいが必要だったのでは。

期間は2017年1月19日から2020年10月30日迄の78軒が対象で、それぞれ思い出深いお店が多い。

それは大なり小なり旅とセットになっていることがそうさせるのだろう。

結果的にはメジャーなお店が4軒、中堅クラスが3軒、マイナーなお店が4軒と

バランスが取れたランキングとなった。

 

第1位  菊乃井 本店(京都)

~番外編277~ 2019-10-26付

京都の老舗料亭「菊乃井」の創業は大正元年というから108年の歴史を有する。

しかし当店のすごさはこの伝統に安住することなく絶えず食の革新を求めている所がすごい。

現代の三代目・村田吉弘氏は和食を世界に広めるため心血を注いでいることで知られている。

そんな菊乃井さんのしつらえは、すべてに主人の心配りが感じられる。

又、料理では茶の湯の心と水に生かされた野菜の出汁で煮含め調理する水の料理は

伝統を守りながら豊かな四季を繊細に表現し、

訪れる人の心にたおやかに余韻を残す不朽の名作を創り上げている。

なんといってもその発想がすごく、この写真でも紹介した様に

ほおずきの実、蓮の葉に水滴など独創的でお客の目を瞬間につかんでしまう。

当店は「料亭は大人のアミューズメントパーク」。

普通の人が普通に働いて、人生の節目に少しだけ贅沢な気分を味わえる店です。

そして伝統を重んじながら柔軟に進化を続ける時代を超えた名店という生き方は、

我が社と同じ創業であり、多くを示唆してくれる親しみを感じる。

 

第2位  京料理 竹林(宇治)

~番外編224~ 2018-11-29付

宇治市の平等院参道の中で静かな街並みに解け込んだ素晴らしい純日本家屋の京料理屋さんだ。

こちらの店主は京都・菊乃井で修業し、ここで独立した若い料理人だ。

ここでも紹介したが、ご夫婦でお店を切り盛りしており、

帰りがけには外まで2人で送っていただいた本当に素敵なご夫婦だった。

ご主人は今でも定期的に応援がてら勉強も兼ねて菊乃井・本店に行っていると言っていた。

料理も本当にすごく、菊乃井の流れを受け継ぎながら自分独自の世界を作り上げつつあるように感じた。

特にすごかったのは子持ち鮎の杉板焼は上品で鮎そのものの良さを引き出した傑作だと感激すらした。

実に奥深く美味しかった。

機会があればもう一度食したいほどすごかった。

竹林さんの京料理は、すべて納得の懐石料理だったが、特に感じたのは素材の良さとそれを生かす技だ。

この若き料理人はもうかなりのレベルに達し、今油にのっているといった感じ。

さらに今後の飛躍も期待できる可能性を強く感じた。

 

第3位  ふく おこぜ懐石 活魚料理 あじろ(萩)

~番外編140~ 2017-2-23付

当店は歴史と文化の萩を代表する懐石料理店だ。

上質の和の空間に統一された静謐な和風建築。

そして当店の大将は毎朝セリに出かけ、味覚美食の追求に妥協は許さない。

主たる食材は地物で揃えるが気に入った野菜が無い時は京都から取り寄せる程のこだわり。

こんな「あじろ」さんは今迄食べたふく料理ではダントツNo1と太鼓判を押せる名店だ。

ふく料理のコース、ふく皮のポン酢仕立て、ふくのひれ酒、ふく刺し、

ふくの白子、ふくの唐揚、ふくろり(関西ではテッチリ)、ふく雑炊、

どれをとってもトータルバランスが素晴らしい中でしっかりとふくの良さを主張してくる。

これは大将の目利きと腕の良さから来ているのだろうと感服してしまった。

 

第4位  瓢亭 別館(京都)

~番外編174~ 2017-12-18付

創業は天保8年(1837年)。

誰もが憧れる瓢亭の朝がゆを食べに行った。

朝食を料亭でとはなんと贅沢なことか。

当店の朝がゆは今では京都人でさえも食べてみたいという憧れの懐石仕立ての朝ごはんだ。

(AM8:00~AM11:00 )

朝のしっとりとした京都の趣きを感じながら梅湯で朝一番の味として口の中をさわやかにし、

名物の半熟玉子など見た目に楽しい三段重ねの瓢箪型の器に盛り付けられた

京懐石を食べながら朝粥が炊き上がるのを待つ。

粥に出汁と醤油で仕上げた葛餡をかけて頂くと、今京都に居るのだなーと、しみじみ感じ入ってしまう。

瓢亭の朝かゆは京の旦那衆が作り、育て上がった食文化だとつくづく思う。

次の機会があったら是非本館で味わいたいものだ。

 

第5位  焼肉冷麺 ぴょんぴょん舎(盛岡)

~番外編161~ 2017-8-17付

昭和29年、ぴょんぴょん舎がニッポンめんサミットに出店した冷麺が評価され、

盛岡冷麺と名付けられたという。

ということで当店は歴史的なお店と言える。

ここの冷麺のキャッチコピーは「イーハトーブの味伝説」だそうだ。

これは宮沢賢治の世界で岩手県のグルメ文化と言っても良いかもしれない。

いつかは本場の雰囲気で盛岡冷麺を食べてみたいという願望が達成でき、とても満足したのを思い出す。

冷麺は表面がツルツルしてコシが強くシコシコした麺で歯ごたえと喉越しの良さが特色だ。

その上、見た目も爽やかで、まさに盛岡のソウルフードと言ってよい。

すっかりぴょんぴょん舎の冷麺にハマったので東京や埼玉にもお店があるようなので、

是非、盛岡での感動をもう一度味わってみたい。

 

第6位  ペンティクトン(長野県飯山市)

~番外編209~ 2018-9-12付

ペンティクトンさんは今回のベスト10で一番の大穴だと思う。

飯山市といったら正直田舎町。(地元の皆さん、こんな言い方してすいません。)

紹介者の「並んでも食べたいカレー店です。」という殺し文句を信じて訪問したが、

いくら世話に成った人の紹介といってもこんな旨い店があったとは想定外の美味しさの出会いであった。

特に人気No1が焼きカレーというのもすごい。

当店の食材のこだわり、豚肉のみゆきポークの旨みには脱帽だ。

又、ここでもお米、生産者が明記された飯山産のごはんがまたすごかった。

第9位の但馬産コシヒカリが終わったら、こちらの飯山産に切り換えたくらいだ。

ペンティクトンのカレーは病み付きになるとは本当にそうだ。

それにしてもカレーという食材のすごさには改めて考えさせられてしまった。

 

第7位  お食事処 慶(山口県周防大島)

~番外編142~ 2017-3-2付

今回のベスト10で最も辺ぴな所(瀬戸内海周防大島)にある意外性のある海鮮料理(かっこよく言えば)だ。

見た目は掘建て小屋(バラック)で都内ベスト第8位の「かおたんラーメン」を思い浮かぶ。

前日この前を通って明日の昼食会場はここですと知らされた時、

グルメツアーの皆は一様に驚きの声を上げた。

当店は旅行屋さんは決して連れていかない店、地方でなくてはできない名店だった。

当店は最後の写真のご夫婦がやっていて周防大島の伝統食材(亀の手、いりこ等)を使って

他では出せないものを提供している。

亀の手ラーメン、プリプリのサザエの天ぷらミニ丼、太刀魚ばかりのデラックス定食。

その日の漁師の釣り魚定食、美人オコゼ御膳など素敵なラインアップが続く。

味も最高、マイウーの2.5乗の逸品ばかりだ。

ここは本当に良い店で心も胃袋もフィーバー状態にさせる。

まさにボロは着てても心は錦の店でこういうの好きだナー。

 

第8位  割烹 喜紫(草津)

~番外編252~ 2019-5-15付

草津温泉にリゾートマンションを所有して約30年。

その間、草津の街の旨い店の開拓をしてきたが、

当店が数十年間の草津エリア旨い店シリーズの総決算と思える程の発見であった。

まさに20年間、特にここ10年間、当店を知らなかったことが一番の驚きである。

草津町にある日本料理店の中では最も本格的な懐石料理店だ。

全国各地にはこのレベルの懐石料理店は数多くあると思うが、第2の故郷と思える草津の地だからうれしい。

そんな気持ちが第8位にランキングさせてしまった。

草津には他に行きつけの店として中国四川料理の「龍燕」(番外編3)、

「地球屋草津」(番外編21・・・閉店したかも?)、菱麦 豚しゃぶ「月や」(番外編35)、

焼肉 しゃぶしゃぶ「したつづみ」(番外編74)、くいもんや「あ・うん亭」(番外編118)等があるが

新たな名店として「喜紫」が加わってより厚みを増した。

 

第9位  グリル・ド・神戸(神戸)

~番外編194~ 2018-5-7付

社員旅行で来た神戸。

大奮発して7,900円の神戸ステーキのコースを注文。

これが大当たりのステーキハウスであった。

神戸市内には神戸牛のステーキハウスが183軒もあるそうです。

当店はその中で食べログ14位の店だ。

偶然この年の秋には神戸の最高峰・麤川(あらがわ)にも来訪したが(2018-11-20付~番外編222~)、

ここは旨いのは当然決まっているのでベスト10では当店を選出した。

神戸牛は最高級A5級、紀州備長炭で焼き、人肌で溶けるほど沸点が低く、

あっさりとした味わいで、やはり他の和牛とは違っていた。

しかし、ステーキよりも盛り上がったのはごはん。

「こんな旨いごはん一生で初めて食べた」とか「ごはんの香りが強く、甘~い」とか、

何人もの社員からごはんのおかわりリクエストがでた。

こんな現象は滅多に無いことだ。

このごはんは但馬産コシヒカリで、さっそく帰って来て取り寄せ、しばらく我が家で続いた。

 

第10位  みんみん(宇都宮)

~番外編296~ 2020-2-25付

ぎょうざの街・宇都宮と言われながら、しかもこんなに近い県外で本格的に餃子を食したのは、

お恥ずかしい話、ここが初めてでした。

よく本当の旨い店の情報を得るには地元の人に聞けと言われますが、

今回仕事で来た帰りにタクシーの運転手さんに「みんみん」を推薦されて来た。

ここは栃木県内9店舗あるうちの駅近ビルインの明るく開放的な店だった。

内装壁には私の好きな地元の大谷石を使い重量感があるのも気に入った。

当然オーダーしたのは焼餃子と揚餃子。

さすが、ぎょうざの街で地元の人が推薦した餃子は正直言って最近食べた中ではNo1だ。

特に焼餃子はどこまでも余韻が残り、また是非食べたい逸品であった。

それと同じ位、あるいはそれ以上だったのが1日限定25食の炸醤麺。

ご覧のように光っていて美しい姿。

これがサッパリしていてさわやかな味と食感が口に拡がり、

さいたま市内では味わったことのない逸品だった。

宇都宮へ餃子を食べに足を伸ばす価値のあることがわかった。

 

特別賞  日本料理 しゃぶ禅(京都)

~番外編166~ 2017-10-5付

23年前アルゼンチン・コルドバ市から

さいたま市立浦和高校に留学に来ていたアレハンドロ・ロマーノ君(愛称アレ君)が

20年振りにサーモンカンバックした。

私は彼のカウンセラー(日本のおとうさん役)をしていたので、一泊二日で京都に旅に出た。

彼の日本での大好物の一つがしゃぶしゃぶだったので祇園にある「しゃぶ禅」さんを予約。

我々(アレ君夫妻)が入店してしばらくすると外国人のグループが入ってきた。

どうやらスペイン人の観光客のようで「しゃぶしゃぶって何?」と議論しているとの事。

アレ君に「同じスペイン語だから説明してあげたら!」と言ったら

ちょっと躊躇していたが、やおらスクッと立ち上がりスペイン人のグループのテーブルへ。

そして手振り、身振りで説明が始まった。(写真)

スペイン人グループは感心したように笑顔でアレ君に質問したりして大いに盛り上がっていた。

この光景は一服のドラマを見ているようで感動したのを昨日のように覚えている。

その舞台が京都・祇園のしゃぶ禅さんだった。

 

                                                                                           

 


回転寿司人気ランキング

2020-11-02 06:46:12 | コラム

たまたまと言うか?意識してと言うか?

此処の所で主だった回転寿司屋さんへは大方行き尽くしてしまいました。

スシローは2020-2-28付で、くら寿司は2020-7-30付で、かっぱ寿司は2020-8-21付で、

海鮮三崎港は2020-9-22付で、はま寿司は2017-5-7付と2018-2-15付で、

銚子丸は2017-9-11付で、そしてがってん寿司が2017-4-2付で、

スミダマンのほのぼの奮戦記にアップいたしました。

そこで各回転寿司さんの特色、特徴、違いがわかったので、

ネットのランキングデータを参考にレポートしてみました。

 

(人気ランキング)

第1位 スシロー 25%

~その490~ 2020-7-28付

ネタが新鮮だし、シャリもおいしい。

常に工夫を凝らしている。

スシローのラーメンはハマる。

ネタの厚みが程よくある。

シャリの味、硬さがちょうど良い。

白身魚を食べれば違いが判る。

 

第2位

無添くら寿司 21%

~その491~ 2020-7-30付

4大添加物を一切使わない無添加寿司。

機械化に対していつも挑戦し続けている。

幅広いメニュー、サイドメニューへの力の入れ具合がすごい。

回っている寿司にカバー(鮮度くん)がかかっている。

子供に喜ばれる5皿に1回できるゲーム「ビックラポン」。

食べ終わったお皿を回収口に入れられる工夫。

 

第3位 はま寿司 15%

~その323~ 2017-5-7付、2018-2-15付

平日 一皿90円、土・日・祝日 一皿100円とリーズナブル。

サイドメニューが充実している(スイーツなど)。

携帯会員となると沢山クーポンが来る。

家族連れから絶大な人気のペッパー君で子供が喜ぶ。

ネットの予約ができる。

だし醤油、日高昆布醤油、さしみ醤油など5種の醤油が選べる。

 

第4位 かっぱ寿司 14%

~その497~ 2020-8-21付

回転寿司では非常に珍しい食べ放題(男性1,580円、女性1,380円 70分間)がある。

特急レーンで商品提供が早い。

店舗内が広い。

かつては業界首位であったがスシロー、くら寿司、はま寿司にも抜かれ業界第4位に転落。

今後の立て直しに注目だ。

 

第5位 すし銚子丸 9%

~その346~ 2017-9-18付

板前さんがちゃんと握る。

味は美味しいが値段が高い。

他店には無い「番屋ちらし」が食べられる。

鮮度の追求による商品力ならびに従業員である「銚子丸一座の劇団員」による接客サービス。

本日のおすすめは店内ホワイトボードで。

 

第6位 がってん寿司 4%

~その273~ 2016-4-2付

(この写真の南浦和店は閉店してしまいました。)

ワンランク上の回転寿司(最安値:一皿180円、最高値:一皿500円)。

接客は元気いっぱい、がってん承知!!の掛け声。

カウンター越しに目の前で握ってくれる。

客はほとんど注文。

回っている寿司は見本扱い。

すしネタは大きく、季節によってメニューが変わって楽しい。

 

 

 

他に7位・元気寿司(3%)、8位・魚べい(3%)、9位・平禄寿司(3%)、10位・根室花まる(2%)と続く。

このランキングはアンケートの内容によって微妙に変わってくることを付け加えておきます。

ここで回転寿司の歴史を調べてみると1958年(昭和33年)、

東大阪の元禄寿司が「廻る元禄寿司1号店」として開店したのが始まり。

西日本で店舗展開していた元禄寿司に対して宮城県の企業が東日本での元禄寿司の営業権契約を獲得し、

10年後の1968年(昭和43年)仙台市に元禄寿司のフランチャイズ店を開店した。

これが東日本で初めての回転寿司店(平禄寿司)だ。

そして現在、売上高日本一のスシローがその26年後の1984年(昭和59年)に開店した。

 

 


第3回 旨い店シリーズ「番外編-都内部門」ベスト10

2020-10-23 06:18:26 | コラム

今回の都内でのエントリーは46軒。

その中身をチェックするとかなりレベルが高く、さすが東京といった感じだ。

又、内容もバラエティーに富んでいるのも特色だ。

内容を精査すると1、2位のフレンチ競争はすごく、最後は好みの差だ。

街の食堂、ラーメン店クラスも味のある店がある。

今回11位以下にも気に入った良い店が多くあった。

 

第1位 「Chez Inno (シェ・イノ)」

~番外編178~ (2018-1-8付)

「Chez Inno」さんは京橋の玄関の前に立っただけでフレンチの風が伝わってくる。

アールヌーヴォー庇と門は、ここはパリでは?と一瞬錯覚させる品位がある。

ここは日本のフレンチの歴史に名を残す名店。

巨匠・井上旭シェフがフランスで苦労して会得したフレンチの数々が素敵な感動をくれる。

特にものすごいのがソース。

まろやかで複雑で奥深く、しかもコクがあり全体が一体となっている。

正統派のフランス料理の神髄がここにある。

そして食器の方も料理に負けず劣らず素晴らしい。

訪問した日は井上巨匠本人と一緒に飲む機会を得たのも特別な印象となった。

もう一度行って仔牛のパイ包み焼マリアカラス風を食してみたい。

 

第2位 「レストラン ひらまつ」

~番外編307~ (2020-8-29付)

こちらのフレンチレストランは行ってから日が経っていないだけに印象が鮮明に残っている。

創業者の平松宏之グランドシェフは事業意欲がすごく、東証一部上場の店(会社)までにした凄腕の逸材だ。

この事業分野ではすごく稀な事ではないか。

「ひらまつ」のこだわりはホスピタリティ、満ちたサービス、そして空間。

又、食材へのこだわりは大変なもので、この良さを引き出す技術は素晴らしい。

第1位の「シェ・イノ」を意識して敢えて辛口に言えば全体的にまとめる方向に力が行き、

無限の広がりにブレーキをかけているような気がする。

しかし素晴らしいフレンチにはまちがいなく、好みの差で第2位にさせていただいた。

 

第3位 「とうふ屋 うかい」

~番外編221~ (2018-11-14付)

東京タワーのたもと、近代的な都心のど真ん中で日本人の心に伝わってくる和の心、

江戸の風情が息づき、日本の粋がここにはある。

当店の本社は歌手・井沢八郎が起こした八王子にある。

企業基本理念は「利は人の喜びの陰にあり」で、店舗理念は「100年続く店づくり」だそうだ。

100年企業の当社としても学ぶべき所がある。

四季折々の食材と当店の看板料理の豆腐を使用した懐石料理を非日常の世界でゆっくり楽しめる。

都心にもかかわらず広大な敷地の中で深いやすらぎの和の時に浸れるここは

和のワンダーランド、なんと贅沢なことだろう。

 

第4位 「帝国ホテル インペリアル バイキング サール」

~番外編160~ (2017-8-1付)

当店はバイキング発祥の地として歴史的なレストランだ。

昭和38年8月1日、伝説のシェフ・村上信夫(第11代料理長)が

ヨーロッパからこのビュッフェスタイルを持ち込んだ。

このシステムのネーミングを社内公募したところ、食のスタイルの豪快さからバイキングと命名された。

こちらは帝国ホテルの本格的な味が40種類も選べて、グルメ派の方は超満足。

やはり帝国ホテルのバイキングはブランドのプライドもあってちょっとレベルが違う。

バイキングの難点は盛り合せになるため、美しさに欠けてしまう所かな。

今、コロナ禍でこのスタイルは至る所で停止しているがどうなっているのだろう?

残念ながら美食をドクターから止められている身としてはここは遠くなってしまった。

元気な時にもっと行っておけば良かったと後悔している。

 

第5位 「御座敷天ぷら 三ッ田」

~番外編233~ (2019-2-2付)

一度は行ってみたい憧れの御座敷天ぷら。

ここは2009年ミシュランで1つ星を獲得した老舗の店だ。

江戸情緒溢れる贅沢な空間で板前さんと会話を楽しみながら揚げたての江戸前天ぷらが味わえる。

板前さんとの会話で天ぷら料理の繊細な奥深さを知ることができる。

個室で天ぷらを揚げる音、香りを堪能しながらその時間にじっくり浸れる幸せさ。

これが御座敷天ぷらの素晴らしさだ。

サクサクの天ぷらを多くの店でいただいたが、

三ッ田さんの名物料理「天バラ」は特に最高の絶品料理だった。

 

第6位 「シンガポール シーフード リパブリック 銀座」

~番外編165~ (2017-9-12付)

やはり東京は国際都市だということを改めてこの店は教えてくれる。

以前シンガポールで偶然入った店(ジャンボ)、しかも旨いナーと

大勢で盛り上がったその味が都内でまた味わえた。

しかもそれ以外の店の味も。

当店は4つのブランドが1つのレストランに結集し、

アジアンエスニック最大のシンガポール料理が楽しめるシーフードレストランだ。

その中でもシンガポール政府一押しの名物料理「チリクラブ」が最高だ。

このマットクラブの各種料理を食べたいなら、わざわざシンガポールに行かなくても

この店で本場シンガポール以上のグルメ体験ができます。

 

第7位 「巣鴨 ときわ食堂」

~番外編300~ (2020-3-13付)

世界のシンガポールの次は、おばあちゃんの街・巣鴨。

この落差が独断と偏見の旨い店ベスト10の楽しさ。

勝手に楽しんで申し訳ございません。

○○食堂という店名で旨さが期待できる店は本当に稀な事だ。

しかしここは例外中の例外。

このイメージギャップが深入りにさせられる。

「ときわ食堂」さんは定食屋の4つ星レストランといった感じだ。

また、来ている客の質が良く、味がある。

昼間から一杯ひっかけているのが絵に成る街が巣鴨だ。

ときわ食堂は他に2店あるそうなので機会あれば、昭和のにおいを嗅ぎに是非訪問したい。

 

第8位 「かおたんラーメン えんとつ屋 南青山店」

~番外編249~ (2019-4-24付)

この店を第8位にランキングさせたのは完全に自分の独断と偏見。

以前どこかの店でも書いたが、外観はボロでも食の味は錦。

どうも根性の曲がった評価だ。

この建物も戦後の闇市がピッタリ。

この近代化した東京の真ん中で一軒だけポツンとある掘っ立て小屋。

それが逆にすごく存在感を増して光って見える。

そうそう、肝心のラーメンの味は、このボロ小屋に反して感動するほど美味しいラーメンでした。

ビールのつまみのメンマ盛り、味付けモヤシも単純な料理なのにコクがあって旨いんだナー。

このギャップがいいんですよネー。

俺はへそ曲がりか?

 

第9位 「T・Y・HARBOR(天王洲)」

~番外編256~ (2019-5-28付)

ここは第8位の「かおたんラーメン えんとつ屋」とは逆で、時代の先端を売りにしている

アメリカ西海岸をモデルにした今、話題の一軒家レストランだ。

天王洲地域のランドマークになっている「T・Y・HARBOR」は海の見えるお洒落なロケーション。

ここは若い世代向きで我々高齢者層にはちょっと威圧感を感じる。

この日も人気沸騰で350席がほぼ満席状態。

来ている若者のファッションもお洒落で、ここは日本ではないみたいだ。

どちらかというと「T・Y・HARBOR」は食の味をグルメする所ではなく、雰囲気、空気を楽しむ所かも。

ここは旨い店より建物カテゴリーが合っているかも。

 

第10位 「シーフードレストラン メヒコ 浅草店」

~番外編235~ (2019-2-9付)

メヒコのカニピラフにスミダマンがハマっているのは

「ほのぼの奮戦記」の愛読者ならご承知のことと思います。

福島県内のお店は2軒ブログアップしましたが、その味が都内で、

しかも2店舗で味わえるという嬉しさが最後尾にランキングさせました。

メヒコの詳細については番外編219(2018年10月29日付ブログ)に書きましたので是非ご覧になって下さい。

本場福島にはなかなか簡単に行くことはできませんが、

浅草には行く機会があるのでついでに行くことはできます。

しかし、メヒコのピラフは味付けの塩分がかなり効いているので、

塩分を控えめにしなければならない自分としてはちょっと足が遠くなったかな?

 

 

 

今回はベスト10選出の店以外にも多くの名店があって迷わされた。

ブランド力がある店として新築になった「パレスホテル」、天ぷらの「天国」、

中華の「維新號」、築地の日本料理「田村」、蕎麦の超老舗「砂場」、

うなぎ割烹の名店「大江戸」、神楽坂の「鳥茶屋」等々。

又、隠れた名店、月島のもんじゃ「もん吉」、札幌らーめん「北の大地」、

西東京のラーメン「くれは」、ラーメンの激戦区・池袋の味噌ラーメン店「花田」等々。

ベスト10を選ぶのに悩まされながらも楽しい時を過ごすことができました。

 

 

 

 

 


学校給食 PARTⅡ

2020-10-16 06:29:25 | コラム

再び(2020-3-3付ブログ参照)、さいたま市立岸中学校の学校給食を

いただく機会が訪れたのでPARTⅡをレポートします。

なぜレポしようと思ったかというとその企画発想が素晴らしいから。

これを食育と言うらしい。

我々の中学校時代の給食とは雲泥の差だ。

正に隔世の感がある。

これがこの日に出た給食の全てです。

実はこの給食にはテーマがあり、資料をいただいたので後ほどアップしますが

そのテーマは「岡山県」の郷土料理ということです。

その中の味噌汁は「なすのみそ汁」。

岡山県で生産額の一番多い野菜は千両なすというなすです。

長なすや丸なすとは違った中長のなすで千両なすと呼ばれている。

黒みがかった紫色が美しいのが特徴だそうだ。

因みにこれ全てのコストは374円だそうだ。

このプライスもビックリです。

鰆の立田揚げ

岡山県ではさわらの消費量が全国で第1位。

さしみやタタキ、しゃぶしゃぶなどは、岡山県ならではの「さわら料理」です。

蒜山おこわ

もち米に山菜や鶏肉、干ししいたけ、油揚げ、栗などの具をたくさん混ぜ込んで蒸したおこわです。

岡山ではお祝いの時に必ず食べるご飯だそうです。

桃のゼリー

岡山県は温暖な気候により桃を育てるのに素晴らしい環境が整っています。

桃の他にぶどうもよく採れるので今日の給食はマスカットをベースにしたゼリーに

白桃と角切りにした巨峰のゼリーも入れてみたとの事です。

すごいですネー。

これがランチタイムに配られた資料。

食育教育として学校の栄養士さんが考えて作っているそうです。

一昔前はさいたま市の学校はセントラル方式を採用していて

この様なきめ細かい発想、企画はできなかったと思います。

しかし現在は各学校に給食室ができ、自校方式の給食となり、

この様なことが成せるようになったのでしょう。

近々の予定としては日本味巡りは徳島県、

そしてなんと世界の味巡りとしてフランスが取り上げられるそうです。

フォークとナイフを使うようなフランス料理とまではいかないが、

ソースはホワイトソース、パンはクロワッサンなどを使うとか。

又、学校のICT(英語教育)のフィリピンの先生の故郷を勉強する

フィリピンの郷土料理の日もあったとか。

こんな環境で食育を受けた中学生が大人になったら

日本は味覚レベルの高いグルメ大国になることでしょう。

飲食業界はこのことを意識した長期戦略を考えるべきと素人として思った次第です。

 

 

 

 

 


第3回 旨い店シリーズ「番外編-県内部門」ベスト10

2020-09-24 06:38:03 | コラム

第3回ベストシリーズも浦和エリアの8カテゴリーのアップが終わって

いよいよ後半戦の番外編シリーズが始まります。

埼玉県内編は2016年11月29日以降33軒のエントリーがあり、

かなりの激戦となりました。

結果6割が、しかも上位3位が大宮勢が占めることに成りました。

やはり合併してさいたま市になり

交流も大宮エリアが進んだ証ではないでしょうか。

 

第1位 「アルピーノ村-フランス料理アルピーノと

洋食素敵屋さん」

番外148・番外146

(2017-5-3付、2017-4-12付)

ここを語る時は、一レストランの複数的な見方をするのではなく

アルピーノ村というようにエリア(面)で見るべきで、

オーナーのグルメでの街作りという理念が素晴らしく、

そのシナジー効果でさいたま市の貢献度はとても高いと思います。

その中核を成すフレンチの「アルピーノ」は昭和44年開業。

その後、年を追うごとに進化を続け、

ステーキの「素敵屋さん」、イタリア料理の「イルクオーレ」、

そしてお菓子屋さん、ウエディング、銀花ギャラリー、

ギャラリー樟楠とこの相乗効果を発揮するパワーはすごい。

残念なことはそのエリアの真ん中に広い道路が横切っており、

この道が無かったらナーと思う。

アルピーノサイドは重厚でシックな雰囲気、

控えめの中に華やかさがあり、外国のかわいい街を思い起こさせる。

素敵屋さんエリアは明治時代の蔵をリノベして

木の温もりが感じられる空間が広がっている。

ここには「満腹、満足、幸福」がある。

 

第2位 「すし 堺」 番外236

(2019-2-19付)

食べログで3.59点の高得点。

今大宮エリアから浦和エリア迄評判のお寿司屋さんだ。

オーナーシェフの堺さんは苦労人で野心家。

大宮エリアではイタリアンレストランを、

そして浦和エリアには姉妹店の「すし二の宮」。

さらに驚くことにドイツ・フランクフルトにまですし店を出店している。

昨年知人がその店に行ってきてとても褒めていた。

そして最近知った情報は浦和に一見さんお断りのすし店があり、

境グループがやっているらしいとか。

これが本当なら是非行ってブログアップをしたいものです。

すし堺のキャッチコピーは「寿司を食べた時のお客様の笑顔が好きです。

仕入れ、捌き、握り、お客様の前で真剣に勝負ができる寿司。

お客様をもてなし喜ばせることのできる寿司が好きです。」

今後のすし堺グループの進展に大いに注目です。

 

第3位 料亭大宮「一の家」 番外159

(2017-7-24付)

今や数少なくなった大宮区にある本格的老舗料亭。

明治18年創業とその歴史は古く、千年の緑に囲まれて、

伝統の味とともに優雅なひと時を氷川の杜の中、

そして歴史ある数寄屋造りのお部屋で楽しむことができる。

以前NHKの「ブラタモリ 大宮編」でも紹介され、

大リゾート開発プロジェクトにて開発された料亭の一つで、

夜はとてもシックで趣のある素晴らし風情が漂い、

路地行灯の灯りに導かれて渡り廊下を渡る漆黒の玄昌石の回廊、

又、全ての畳敷き廊下を歩く時、日本人に生まれてよかったとじみじみ思います。

番外編159を見ていただければわかると思いますが、

料亭料理のレベルも建物に勝るとも劣らないセンスと味を誇っています。

いつまでも残ってほしい、さいたま市の夜の顔です。

 

第4位 「喜多方 坂内 ラーメン 小法師」

(岩槻店、川口東店)

番外184(岩槻) (2018-2-3付)

番外187(川口東口) (2018-3-10付)

自分にとっては喜多方ラーメンの代表選手。

あえて独断で第4位という高ランキングに上げました。

その理由の一つに埼玉県内に2軒あるのがまた良い。

因みに喜多方ラーメン御三家とは古い順に

「まこと食堂」「坂内食堂」「あべ食堂」を言う。

この坂内食堂は明治33年創業で現在全国に62店舗、

そのうち首都圏に46店舗あり、

この看板を目にするとどうしても入りたくなる店です。

コシのある太麺、あっさりしているのにコクのあるスープ。

そしてなんといっても完全手作りのチャーシューが素晴らしい。

これを書いていても味が思い出され、食べに行きたい位だ。

因みに先日アップした喜多方の隣、桧原湖で食べたのとは全く違っていた。

機会があれば御三家のあと2軒にも是非行ってみたいものだ。

 

第5位 「麺屋 うえだ」 (新座市)

番外241 (2019-3-15付)

大宮エリア、さいたま市内のお店が続いたので

西部エリア新座のラーメン店をランキングしてみました。

当店の外観は遠くから近くに近づくにつれ庇の上に何本もの竹箒が下げられ、

田舎家的雰囲気を醸し出している斬新な意匠に驚かされる。

入店するとここも券売機システム。

ここに限らず多彩なメニューを券売機でしかも人気店は後ろに並ばれ、

一見さんにはイラつかされる。

注文した濃厚魚介豚骨ラーメンの具をよく見ると、

山くらげ、キャベツは変わった素材だ。

「実食、こりゃー最近食べたラーメンではベスト3に入る逸品だ。」

(ブログコメント)

新座、朝霞、志木、和光方面はあまり行く機会が少ないエリアだが、

是非もう一度行ってみたいラーメン専門店の1つだ。

 

第6位 「パレスホテル 中国料理 瑞麟」 (大宮区)

番外217 (2018-10-24付)

確かホテル中華をベストシリーズに上げたのは初めてかもしれない。

ここ大宮パレスホテルの中華「瑞麟」さんは

北京、四川、広東、上海の4大中華料理の中で上海料理を中心とした店だ。

当店の料理長は地元出身の方で埼玉の名工を受賞した中華料理の匠の人だ。

個人的にはここのチャーハンが好きで、たぶん金華ハムの余韻がいつまでも続く。

全体的には味は濃いめの感じがするが逆にパンチ力を感じる。

若干腰が引けるのはホテル中華だけにお値段的に立派なこと。

さらに税・サービスが入ってくるからもっと値が張ってくる。

故にそう気軽に行ける所ではない。

 

第7位 「いかの墨 大宮店」 (大宮区)

番外199 (2018-6-19付)

2018年5月2日に開店ということだから

ープン早々にブログアップしたことになる。

建物も当然新しく、意匠デザインも斬新。

駅近で平屋店舗とは贅沢な造りのお店だ。

中に入ると店内の造りも凝っていて

様々なゾーンに分けて個性的な空間を演出している。

焼き方もかまど炊き(おくどさん)や炭火焼きなど多彩だ。

その後はすっかりご無沙汰しているので

大宮で飲む機会があったらまた是非ここに来よう!

当店は新潟のよね蔵グループが県内に初出店したもので、

日本海の旬の新鮮な食材を使った料理(特に佐渡の魚が旨い)と

酒どころの新潟・佐渡の酒が味わえる。

 

第8位 横浜中華街「梅蘭」 (中央区)

番外191 (2018-4-4付)

横浜中華街から2017年5月17日に出店した当店は、

さいたま新都心駅前のメトロポリタンホテル内にある。

梅蘭さんは創業30年の中堅中華料理店だ。

本格中華料理をリーズナブルな金額でお客様に提供し、

厳選された食材に本場中国の料理人による技術で

お客様をおもてなしする事が店舗理念だそうだ。

当店の売り、梅蘭焼きそばはオーナーの発案だそうで、

見た目は目新しいが決して美しくはない。

しかし食べていくうちにその旨味にどんどんはまっていく。

今もこれを書いていてその味を思い出し食べたくなってきた。

困ったものです。

 

第9位 「駕籠休み」 (大宮区)

番外144 (2017-3-20付)

またまた、この店のブログを書いていて近々に行こうと決めました。

ここは大宮エリアを代表する武蔵野うどんのお店で

店名をはじめ、すべてが一風変わっている。

外から見た建物はかなり個性的な店構え、

一言で言うと掘っ立て小屋だ。

そしてペタペタと木看板が貼ってある。

自分には変な性格の癖があって汚らしい外観に惹かれる傾向があって

この見た目と味の素晴らしさのギャップの大きさに

ワクワクドキドキ胸が高鳴る。

そして当店のトドメはキャッチコピー

「頑固・飛躍・日本に唯一馬鹿と言われて50年」

・・・いいですネー。

 

第10位 「伝承信州内藤流 手打ちそば 松月庵」 (朝霞市)

番外298 (2020-3-6付)

当店も前店に続いて親子2代で50年。

本格的10割そばの老舗蕎麦屋さんだ。

そば打ち台を表に出し「一意専心」この心意気が気に入った。

当店には2回目だが、この日は一番人気の三色もり(1,650円)を奮発して注文。

さらに当店自慢の四色もり(2,090円)もあるとか。

四色は田舎、細打ち、変わり、黒細打ちだ。

この変わりそばの差、違いは1人で神経を集中して食さないとその価値がわからない。

又、最近の野菜天ぷらは斬新な素材を使う所が増えてきた。

ここではブロッコリー、他店ではトマト、玉ねぎ、ベビーコーンなどだ。

次朝霞方面に行ったら「松月庵」か「うえだ」だな!

 

 


イタリアンキッチン VAN SAN vs うどん酒場 GAISEN

2020-09-23 06:22:48 | コラム

イタリアンキッチンの VAN SAN

(http://vansan-itd:jp/ 2020年7月29日開店)と

うどん酒場酒場のGAISEN

(https://gaisen.business.site/ 2020年7月16日開店)

はともに最近オープンした個性的なお店です。

両店ともパスタ、麺に他にはない特徴があり、

しかも互々近づいているような気がしましたのでVSコメントをしてみました。

 

(イタリアンキッチン VAN SAN)

松坂牛とブロッコリーの焦がし醤油パスタ 890円。

松坂牛の旨味と彩りのブロッコリーを和風に仕上げてある。

VAN SANのパスタは良質なヂュラム小麦を使い他にはない自家製の生パスタだ。

もちもち食感ののど越しの良さが自慢だそうだがこの日は忙しさの為か

アルデンテが過ぎていた。今迄2回当店のパスタを食してみたが

イタリアのパスタと日本の麺の中間のような不思議な旨さがある。

当店のランチメニュー。

この日で2回目の訪問だが機会があれば全メニューを制覇

してみたいと今は思っている。

新型コロナ対策も時間が経つにつれて、細かい所まで行き届いてきた。

右下のビニール袋はマスク入れに使ってくださいとの事。

当店のお茶はアイスティーだ。

この幟もよくよく見ると意味深な表現だ。

「お家で本格イタリアン」とはテイクアウトしてステイホームで

食べてくださいといった意か?

なかなかお洒落でかわいらしい絵表示だ。

「WELCOME KIDS Hello! We are KIDS FRIENDLY」

要はお子様大歓迎ということ。

前回アップしたブログ中に店内の真ん中一等地にキッズスペースを

設けてあることを紹介したが、まさにママ友グループ、ファミリーを

取り込む戦術がはっきり出ている。

トイレ内のアメニティも素晴らしい。

めんぼう、マウスウォッシュ、コットン、あぶらとり紙、つまようじと

これだけ用意された飲食店のトイレはあまり見ない。

 

(うどん酒場 GAISEN)

前回は明太うどん(790円)をオーダーしたが、今回は一番の売れ筋という

肉汁うどん(790円)を注文した。

ご覧の通り当店のうどんは自家製の手打ち麺。

北海道産全粒粉と国産小麦粉を使用した平打ちうどんを

なんとパスタマシンで作るイタリアうどん。

本場イタリアで修業し赤羽でイタリアンレストランを経営している

オーナーシェフらしい発想のうどんだ。

このうどんがまた旨いんだナー。

食べ終わったあと他のメニューが食べたくなってしまうほどだ。

この日のお惣菜の無料トッピング3種は前回オーダーした以外の

自家製ピクルス、大根おろし、オニオンサラダにした。

このシステムはユニークでおもしろい。

ちょっとしたアイデアで顧客の心を満足させる。

素晴らしいオモテナシだと思う。

この日のメニューを見ると今迄8種あったメニューが明太うどん、厚肉うどん、

薬味うどん、豆乳うどんが消えて辛肉汁うどんが加わっていた。

こちらも全メニューを制覇するゾという気持ちがふつふつと湧いてくる。

GAISENの1人シェフの中村吉貴君。

一見すると今風の飛んでいる若者に見えるがとてもナイスガイの若者だ。

前回と髪のカラーも変え、私的にはだらしなく見えるが

つなぎのジーンズを半分だけ掛けこれをお洒落と言っている。

又、鼻歌を歌いながら相変わらずBGMはガンガン。

しかし話してみると好奇心が強く逆に色々聞いてくる。

旨いか?どうか。

前回より工夫して変えているがどう思うか?等々。

最後に今のGAISENは暗中模索中。どんどん進化していくので

又、確認に来てくださいと、逆に背中を押されてしまった。

 

期せずして同じ時期に日本のうどんを彷彿させる個性的パスタの VAN SANさんと

イタリアン指向をはっきり感じ取れる平打ちうどんのGAISENさんを

ほぼ同時に口の中でコラボさせてみると又グルメの楽しみ方が増えて、

心豊かになりHAPPYな気持ちにさせてくれる。

暫くはVAN SANさんとGAISENさんの供宴が続きそうだ。

 

 

 

 

 

 


とうとう浦和エリア旨い店500店到達

2020-09-15 06:18:43 | コラム

昨日の浦和エリア旨い店「彩懐石 東浦和 高砂」で

丁度ブログアップ数が500店目になりました。

顧みるに2011年1月31日に浦和エリア旨い店シリーズをスタートして9年7ヶ月、

その第一号店は今でも通い続けている「ビア&レストランisle(アイル)」さんでした。

食べログによりますと浦和エリアには2,263店の飲食店があるそうです。

そうすると旨い店は全体の22.1%にしかなっていません。

まだ1,763店の未訪問の店があるということになります。

この数字だけ見ると気が遠くなります。

このカテゴリーデータによりますと、

浦和エリアで561店の旨い店ブログをアップしたことになります。

500店のお店に行ったということはリピートブログを61店掲げたということです。

具体的には割烹千代田Ⅴ、すみぼうずⅣ、五代力Ⅲ、

うらわ高砂Ⅲ、みなとⅢ、仮麺食堂Ⅲなどです。

又、カテゴリーで分析するとラーメン・中華26.4%、

そば・うどん13.8%、イタリアン・フレンチ11.5%、

和食9.3%、うなぎ・寿司・天ぷら10.7%、洋食10%、

居酒屋(ランチ)8.9%、その他(雑居部屋)11.3%のシェア構成になります。

これを見るとラーメン・中華は、そば・うどん、和食の合計23.1%よりも多く、

今や国民食になっているようです。

又、浦和エリアではイタリアン(フレンチはランチ少なく)が

大健闘しているのが読み取れます。

又、7年前から 閉店情報を毎年お知らせしていますが、

合計してみると69店(12.3%)が閉店しており、

飲食業界の栄枯盛衰、厳しさがわかります。

この閉店したお店には思い入れが深いお店もあり、

いつか惜しまれる店ベスト10も考えようかと思っています。

この約10年間に最近終えたベストシリーズを3回やってみました。

今後は10周年記念として独断と偏見による

浦和エリアベスト20もやってみたいと思っています。(食べログの向こうを張って)

いずれにしても約10年間をかけて足で集めた浦和エリアの500店の情報は

浦和を考える時、貴重なバックデータになるのではないでしょうか!


第3回 旨い店シリーズ「その他部門」ベスト5

2020-08-31 06:41:54 | コラム

いよいよ浦和エリアの中では最後のベスト5に成りました。

カテゴリー「その他」はいわば雑居部屋で、

カレー屋、焼肉などの韓国料理店、お好み焼き屋、

とんかつ屋、カフェ喫茶店、和洋中全て扱っている店など

7つのカテゴリーに入れられない全ての店が対象と成っています。

今回は2016年10月28日以降に紹介した28軒がエントリーしています。

その内この4年弱で4軒が閉店情報店に成ってしまいました。

 

第1位 「豆鼓(daizu)」

~その428~ (2019-5-2付)

浦和パルコ内にあった串揚げ「新宿 立吉」が

日比谷ミッドタウンに移転してしまった。

この店は大好きなお店の一つでガッカリしていた所、

ここの店長が浦和で独立、2018年10月29日に当店を開業した。

この場所は元「きむら」の跡でマンションの一室の

本当に隠れ家的なカウンターのみのお店だ。

「立吉」と同じように「豆鼓」さんも毎月メニューを見直し、

季節の旬の肉・魚・野菜の各ジャンルで30種類以上のラインアップを組んでおり、

この中からオーダーするのが楽しく幸せ感を感じる。

このブログを書くのに各種の写真を見ていると思わず唾液が出てきそうだ。

(品が無く申し訳ありません。)

とにかく旨い、旨さが後を引く、いくらでも入ってしまいそう、

食べたい、今そんな思いだ。

 

第2位 「浦和倶楽部」

~その342~ (2017-8-31付)

浦和倶楽部は2015年10月初めに浦和エリアの街作りを

アルコールを飲みながら語り合う趣旨で設立された

会員制倶楽部としてスタートし、

2017年8月初めから広く市民に日中のランチタイムだけ開放した。

ランチメニューはホテルクオリティーのビーフカレーを中心に

最近ではオムライスなどメニューの幅を広げてきたが、

一級ホテル、日本大使館でシェフを務めたM山氏が退任し、

そのレシピを女性従業員が引き継いで今日に到っている。

ここの所、ドラゴンカレー、100時間カレーB&Rと立て続けに閉店。

実は当倶楽部も西口再開発で近い将来(9月末)閉店するということで

これらの事を惜しむ気持ちで敢えて2位にランクアップさせてもらいました。

 

第3位 「Korean Dining&Yakiniku 韓情(ハンジョン)」

~その445~ (2019-10-11付)

「韓情」さんは6年前に玉蔵院の参道のところにオープンした。

オーナーは韓国高級ホテルで長年シェフを務めた方だそうで、

当店は今風の韓国料理店といった店だ。

ランチは韓国料理の定番メニューが一通り網羅されていて

しかも12種類すべて1,000円以下という良心的な価格設定に成っている。

以前、盛岡で食べた冷麺が忘れられなくて

当店の前を通ってランチメニューを見たらあったので

思わず飛び込んでしまった。

そして期待に充分応えてくれた。

又、3点盛前菜は一口大とはいえ、お得感もある。

その上、この店にはおもてなしの心が流れていて居心地の良さを感じた。

次回は韓情名物の食べた人を虜にするという

極厚サムギョプサルを食べてみたい。

 

第4位 「欧風カレー&バー 千山(センザン)」

~その465~ (2020-4-3付)

第2位の浦和倶楽部の所でもコメントしたが、

ここの所、カレー専門店の閉店が続いている。

そんな中「千山」さんは意外な姿で新規登場してくれた貴重なお店だ。

当店は元々、夜のスナックだけだったが

ママの息子さんが神田神保町のブランドカレー「ペルソナ」へ修行に行って

2019年12月から昼にカレー店を始めた。

(他にない特色としてカレーライス以外に付け合わせとして

まるまる一個じゃがいもが付いている。

味の方も、もちろんグーだ。)

最近、片方だけだと経費がもったいないことから

こんな業態の店が増えてきたような気がする。

いずれにしてもカレーはいつ、どこでも旨い、まさに国民食だと改めて感じた。

 

第5位 「さいたま市民会館 うらわレストラン」

~その461~ (2020-3-16付)

こちらも浦和西口再開発(市民会館うらわがメインテナントとして入居予定)の為、

来年3月末で閉館予定ということで、

長い間お世話になった懐かしさ、寂しさをこめて

記録にこんな店があったことを残しておきたいという思いで

ランキングさせました。

当店のモットーは「安心・安全・安価」。

和洋中全てのメニューがあるレストランで

しかも役所施設内の店はどうしても事務的な味になってしまい

自分的にはあまり好きではない。

しかし当店は心がこもった手作りの料理が伝わってくる。

そんなことで約50年間、随分この市民会館と当レストランには

お世話に成った思い出深い所だ。


第3回 旨い店シリーズ「居酒屋部門」ベスト5

2020-08-27 06:17:37 | コラム

今回の居酒屋部門のエントリーは14軒と少なめになりました。

これは年々夜の街へ足を運ぶことが減ってきたのが一番の理由です。

特に新型コロナ感染予防の為、

また体調を崩したこともあってほとんど行っていません。

ですからカテゴリーの中で居酒屋のブログが一番少なくなってしまいました。

このカテゴリーの新規開拓は

若い時のイケイケドンドン時代とは違ってエネルギーがいります。

まして行きたい、飲みたい店は自ずと決まってしまいます。

これは仕方のないことかナー?と思ってしまいます。

そんな中、今回は個性的なお店をランキングしましたのでお楽しみに!!

 

第1位 「梅田屋」

~その355~ (2017-12-8付)

割烹小料理、懐石・会席料理、日本酒バーの当店は浦和駅東口から帰路の途中、

住宅街の中に惣然と現れて来ます。

この意外性がうれしく、駅前近くの居酒屋よりずっとワクワク感があります。

当店は2015年6月12日オープンで

「できる限り身体によい新鮮で安全な本当に旨いものを提供すること」を

こだわりにしているようです。

当店の酒の肴料理のラインアップを見ると

本当に飲兵衛の心がよくわかっている店だナーと感心します。

是非~その355~の写真をご覧になっていただき、

そんな雰囲気を体験したいと思った方は足を運んでみて下さい。

きっと素敵な夜を味わうことができると思います。

 

第2位 「沖縄の台所 ぱいかじ」

~その458~ (2020-2-28付)

浦和駅東口駅前パルコの5階に入居している

沖縄料理とお酒のオキナワダイニングのお店「ぱいかじ」さん。

入口の所には「めんそーれ」の歓迎看板が南国の居酒屋感覚で気軽に迎えてくれる。

店内は沖縄古民家をイメージした造りで

その上、沖縄の地元ディスプレーがより一層沖縄ムード一色に染めている。

とても良い雰囲気ですヨ!

さらに1週間に4日間、三線のライブ演奏まであり

さらに沖縄ムードを盛り上げてくれる。

メニューは沖縄郷土料理が満載で、珍しいメニューばかりでワクワク感がある。

大好物の海ぶどう、このプチプチ感は最高。

他に島らっきょう、ごーやちゃんぷるー、ソーキそば、

そして珍味のスクガラス豆腐等々。

沖縄の酒も泡盛、オリオンビールなど

当店は行かずして沖縄を満喫することができる食のワンダーランドだ。

 

第3位 「やきとり 田口屋」

~その345~ (2017-9-11付)

昭和31年創業、伝統と技が彩る絶品焼鳥が堪能できる

本格炭火焼店の「田口屋」さん。

浦和で焼鳥屋さんと言ったら田口屋さんと言われるぐらい地元では名が通っている。

因みに食べログ焼鳥部門で第2位にランキングされている。

まさにここは常連客のおじさん達の憩いの聖地だ。

又、着物を着て割烹着姿が凛としている女将は

当店の看板娘?で私の中学の後輩にあたる。

今迄、焼鳥といったら南蛮亭しか行かなかったので

焼鳥の見方視野が狭くなってしまった。

そういう点からは田口屋さんは新鮮で刺激的なお店だ。

 

第4位 「夜のあじめん 北浦和店」

~その284-Ⅱ~ 2016-12-21付

当店は当社の第3スミダビル1階に入居している店子で10年前の4月にオープンした。

入居当初はこれ程のレベルとは知らなかったが

現在食べログうどん部門では堂々の1位に輝いている。

当店のすごい所は、そば・うどんのみではなく夜の一品料理が大人気。

その旨さに店子ということもあって会社の忘年会を連続でやったこともある。

その料理は見た目はどうってことがないが味がすごく旨い。

特にその時の下仁田ねぎの天ぷらは今でも忘れられない。

このようにあじめんさんは一品一品店主のこだわりとプライドが伝わってきて

その味と店の雰囲気のアンバランスさがグルメ派から見るとすごさを感じてしまう。

「あじめん」さんはただの蕎麦屋、うどん屋ではない。

 

第5位 「志げる」

~その361~ (2018-2-10付)

最後に遊び心でランキングしてみました。

「志げる」さんは北浦和駅東口近くにある場末感溢れる大衆酒場です。

ご覧の様に昭和の高度成長時代の熱気がムンムンしたような超人間臭い

老舗やきとん・やきとり屋さんです。

店内に煙がモクモクと漂いお世辞にもきれいとは言えない完璧な大衆酒場。

やきとりが全て130円均一。

名物のオッパイ炒めはなんと380円と財布に優しいお値段。

その上、人生を感じてしまう年配者が生き生きと働いている姿を見ると

アナログ派としてはこの空気、この雰囲気に感動すら覚えます。

(ちょっとオーバーだったかな?)

 

 


第3回 旨い店シリーズ「洋食部門」ベスト5

2020-08-25 06:35:35 | コラム

洋食部門は約4年間で24軒のエントリーがありました。

その中からのベスト5。

今回の傾向はたまたまステーキ・肉のレストランが3軒も占めてしまいました。

洋食というカテゴリーを考えると純枠の洋食屋さんといわれるお店は

段々減ってきている様な気がします。

世の中まんべんなく無難というのは廃れていき、

特化したものの方へ流れは向いていっているのでは?という感じを持っています。

 

第1位 「カルネジコ(carnejico)」

~その464~ 2020-3-30付

この変わった店名のレストランは3年前にオープンした

赤身肉ステーキとオーガニック野菜専門のレストランです。

店名の「カルネジコ」とはイタリア語で肉とオーガニックの造語だとか。

TELナンバーまでも4129(ヨイニク)というこだわりだ。

当店のシェフは地元浦和出身で京都で修業した後、

都内の超有名なお肉屋さんで修業し独立開業したという。

今や空前の赤身肉ブーム。

ここはすべてにこだわり抜いた埼玉随一の赤身肉の専門店といわれており、

A5アンガスビーフを全国から選び抜いている。

子供の頃から慣れ親しんだコンビーフが和牛コンビーフ丼として

〆に現れた時はとても新鮮に思えた。

現在秘かに浦和エリアで話題評判に成っているのがここ「カルネジコ」さんだ。

 

第2位 「キッチン510(ごとう)」

~その448~ 2019-12-10付

今回のベスト洋食で一番オススメしたいのが当店だ。

しょっちゅう行き来している場所で、つい最近までわからなかった店が当店で

南浦和西口のビルの奥まった隠れ家的洋食屋さんで

新発見という喜びを感じた店です。

当店はオープンしてもう13年間も経っていて、

店内に入るとちょっと薄暗いムードの中で

カーペンターズ、ジャクソン5などのレコードジャケットが飾られており、

BGMには古めのアメリカンポップスが流れているという

世代的に共感するものがある。

肝心の料理の方もちょっと一手間加えたお洒落なセンスで

細かい所にもこだわりを感じる手作り感。

ハートが伝わってくる是非オススメの日本式洋食屋さんです。

 

第3位 「Steak House 銀座スエヒロ 南浦和店」

~その354~ 2017-12-6付

洋食の代名詞と言ったらステーキ「ビフテキ」。

そんな歴史を背景にしているのが店名の通りの「ステーキハウス 銀座スエヒロ」だ。

スタートは明治43年、大阪の堂島でビフテキの老舗スエヒロは創業した。

昭和28年、東京に銀座スエヒロとしてオープン。

多くの文化人、スポーツ選手などの常連客でビフテキ党として大いに賑わった。

そこの総料理長を務めていたのが当店の店主。

南浦和店は昭和48年オープンだから、

ここも約半世紀の歴史を持つ老舗と言って良い。

店内はレンガの壁に囲まれた昭和のノスタルジックな空間が広がる

懐かしい店造りになっている。

南浦和店のソースはステーキと醤油の組合せのオリジナルの旨味があり

素晴らしい味を発揮している。

 

第4位 「cafe uwaito(ウワイト)」

~その341~ (2017-8-29付)

 

浦和駅西口「エイペックスタワー」の裏手にある古民家をリノベーションして

2013年にオープンしたカフェレストラン。

建物全体に蔦が茂り、ナチュラルでメルヘンチックな隠れ家的カフェだ。

店内も木の温かみがあり、DIY的な手作り感と

アンティーク家具のあるほっこり系のお店だ。

ここでオムライス、ナポリタン、キッシュなど軽めのランチがいただける。

当店のコンセプトは「扉を開けると音楽が流れ、椅子とテーブルがある。

心を込めてドリンクを作る。」だそうだ。

他の洋食屋さんとはちょっと毛色の違う店をランキングに上げてみました。

 

第5位 「レストラン We’s(ウィズ)」

~その454~ (2020-1-31付)

当店が入居しているビル(さいたま共済会館)での

パーティ料理などのケータリングもこなしているがそのイメージとは違い、

純粋に洋食屋さんとしても評価ができるレベルのレストランだ。

ランチメニューとしては3種類に絞った限定メニューだが、

それが逆に手作り感が出て美味しい。

全体的には丁寧に作ったシェフの愛情が伝わってくる料理が提供されている。

当店のランチはメニューの内容が好みのものであれば

必ずその期待に応えてくれる良心的なレストランだ。