江戸前うなぎ 彦星
浦和区高砂2-8-9 ナカギンザビル
TEL 048-825-9157
定休日 不定休

うなぎ好きの方には朗報です。
昔は大変な賑わいだった中銀座通り。浦和エリアでは
貴重なアーケード商店街だが、今は昼間はシャッター通りになってしまった。

この中銀座に昨年10月21日にオープンしたうなぎの「彦星」さん。
巷の評判を聞いて行って来ました。それにしても、この商店街は
しょっちゅう通っているのに、気が付かなかったナ―。
ここで「彦星(ひこぼし)」ストーリーを紹介しましょう。
・ブレない自分を確認する時は夜空の星を見上げるものだ。
・見続けてきた夢(自店を持つ)が叶い、叶った夢がさらに
新たな夢(商売繁昌)となるように。
・人生にいつでも持つべき「夢」「目標」を星にたとえて。
彦星
・商売繁昌、夫婦円満。ひこぼしにはおりひめが居るように、
共に歩む者(同士、仲間、妻(夫))を常に想いうなぎで人を
幸せにする使命をもってうなぎ屋の新星となれ。

昼の部(11:00~14:00)のランチメニューは4種類。
うな丼1200円、ひつまぶし1400円、うな重1700円、特うな重2400円。
汁物・香の物付、ご飯大盛無料。破格の価格設定だ。
お持ち帰り弁当もできる。

店内1階はカウンター席とテーブル席一卓の小さな店。
2階は5名以上貸切専用で23席ある。

この日は、たまたますいている日だったので若い(30代)大将と
色々な話をすることができた。彼は大宮で手広く鰻等の卸問屋を
やっている鯉平さんに永く勤めていて、最後は東北高速道の
羽生PA(2014-5-23付ブログ参照)にある「うなぎ忠八」の
店長をしていたとか。独立して自分のお店を持ちたいという志を
怖々社長に打ち明けた所、「頑張れ!」と握手をして許してくれた話を
気持ちを込めて話してくれた。又、彼はうなぎの捌きなら日本一だと豪語していた。
なぜなら工場で一日中朝から晩までうなぎを捌いていたからだとか。
この捌きの技を彦星さんでも見ることができるそうだ。
うなぎの街浦和で今一番若い若大将のチャレンジャー精神に
拍手喝采を贈りたい。「フレー フレー 彦星!」

店頭には下ごしらえをした素焼のうなぎの冊が置いてあった。
これを見て浦和の鬼才「和香」(2014-3-29ブログ参照)を思い浮かべた。
彦星さんは5Pを使っているそうだ。これは技がいるゾ。


これがうな丼1200円(税込み)だ。1200円でうなぎの蒲焼が食べられる。
これは最高だ。しかもかなりのレベルの味だ。絶対にお得なお店だと思う。
これで昼、うなぎがずっと身近になったワクワク感も味わえた。

カウンターの上には「うなぎ処古賀」(2014-9-12付ブログ参照)で
見た日本のうなぎを育てる会の募金箱が置いてあった。
そしてそこで2人の男性の先客が募金を入れる所をスマホで撮っていた。
聞くとこの人達は全国のうなぎを食べ歩いているうなぎ専門のブロガーだとの事。
おもしろい出会いがあるものだ。
彼は浦和のうなぎを育てる会に入会して今年5月28日(土)に行われる
浦和うなぎ祭りにも参加するそうだ。
新ためて彼の志に敬意を表した次第です。