ベトナム国旗は金星紅旗とも呼ばれ、共産主義国家の
象徴したものとなっている。1955年11月30日に制定され
中国の国旗、五星紅旗と類似している
ここホイアンはダナンから車で約45分、古い港町で
人口は約12万人
平成11年「ホイアンの古い街並み」として世界文化遺産登録された
ちょうど行った日が偶然月一回の「ホイアンランタン祭」の日だった
街中の店先にはご覧の様な
お供え物が、それぞれの家スタイルで出されていた。
線香のにおいが街中に漂って何ともいえない雰囲気だった
この地域の木には下の方が白く何かが塗ってある
何か聞いてみたら、ネズミ、虫を防ぐ為の漆喰だそうだ
旧正月に塗るそうで、どの木も真新しく目立っていた。
トゥボン川には祭りの為か、小さな舟が沢山出ていたが
その中で、一際目立っていたのがこの船。ベトナム国旗で
満艦飾だ
あしが茂っている中を、優雅に進む観光用の舟
欧米人のカップルが、ゆっくりと景色を見ている光景はポエムだ
舟での見物を終えて、陸に上がる若き女性
笠を被った船頭の姿はこれがベトナムといった風景だ
ホイアンのシンボル「未遠橋(日本橋)」
1593年に日本人が建設したと伝えられる橋
幅3M長さ18Mの中国風の屋根付橋は
2万ドン札の裏側にも印刷されている。
提灯にカタカナが書かれていて、やはりこの橋が日本と縁が深いのがわかる
その理由は16世紀末以降、港に日本人が朱印船貿易(約30年間)として来航
大規模な日本人街を形成。江戸幕府の鎖国まで300人から1000人位の
日本人が住んでいたという。
ハッピーニューイヤーの横断幕。ここも中国の影響を
強く受けていて旧正月(春節)の最後にランタン祭を行うらしい。
この様に全ての通りにはランタンが飾られている
尚、ホイアンの街を観光するには世界遺産を守る為か入場料がいる。
ここは中国人街、観光名所、華人のフーンフンの家の2階から
撮った1枚。いかにも古い街並みだ
路上で売られていた切り抜きなどのみあげ物グッズ
あまりにも良くできていたので思わず買ってしまった。
切り抜き絵1ケ300円
こんなベトナム的みあげ物グッズ雑貨店が
古い街並みに数えきれない程、並んでいる。
絹の刺繍、ショールなどを作っている工場を見学した
その場での販売も行っていた。
本当に細かい刺繍を黙々と若い女工さんが
やっている姿は感動的だった
ベトナム人は細かい仕事を忍耐強くすることが得意の様だ
今では日本ではあまり見なくなった、かえったばかりの蚕と
日本では見ない黄いまゆ玉
一緒に行った40代の人が「本物の蚕を初めて見た」
と言ったのには驚いた
日本では絹産業はもう歴史に成ったのか!
ベトナム戦争で英雄になった旧北ベトナム政府初代主席
「ホーチミン」の画像
中国の毛沢東像と同じ様にベトナムには随所にこの画が飾ってあるのを見た
ホイアンで見た典型的な民家
ベトナム人の一般的な生活はPM9:00頃就寝
朝5:00頃起床、昼寝して午後働く
土地は自己所有できるが小さい。車を持っている人は金持ち
家には先祖を祀る祭壇が必ずあるという。
これが有名な民族服の「アオザイ」
18世紀に中国清朝から移入されたチャイナドレスが
起源とか。今のデザインは仏領インドシナ時代に
改良されたもの。現在では女性しかきなくなったとか
私のイメージでは、この写真がベトナム人だ
狭い路地を歩いていたら、大きな声で上手に鳴いている鳥を発見
初めて見た鳥だがなんという鳥だろう?
これまた、初めて見た柑橘系の実。写真では
ちょっとわかりづらいが、とても大きな実だ
2月だというのに鉢植えのコスモスが咲いている
これも日本から来ると珍しい風景に感じてしまう。
完全に日本の立派な菊と同じだ。なかには
花の下に赤いリボンが巻いてある。かなりの家の前に
あったので春節を祝う、日本でいう門松の様なしきたりかもしれない。
1773年に建設された福建系華人の為の会館
「福建会館」
建物の中には仏像が祭られ、中国仏教様式の
金箔色彩が美しい。今でも華僑の人々の憩いの場になっている。
門の両側に風見鶏の立っている
この所にもランタンだ
ここにもよく鳴く鳥がいた。外にいる鳥を撮るのは
非常に難しいが、烏龍の鳥はシャッターチャンスがゆったりとれる
ホイアン郊外で、綺麗に植えられた田んぼ
この周辺には沼みたいな所が沢山あり、ベトナム戦争の時は
ベトコンが水中に潜んでいたとガイドさんが説明をしていた。
この人がガイドのジェムさん。フエ大学で日本語を
勉強したとか。流暢な日本語をしゃべるが、日本へは行ったことがないと言っていた。
ランタン作りの職人さんと作品のランタン
明日はランタン祭を特集アップします。