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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その277-Ⅲ~

2019-08-21 06:06:33 | 食~居酒屋

旬の味 みなと

さいたま市浦和区東仲町10-2 東仲町1Kビル

TEL 048-885-0777

定休日 日曜日

https://minato8850777.com/

一日も早く行かなくてはと思いつつ、新装になった「みなと」さんに

お伺いできたのは思わぬ形からであった。

今年2月に移転、新装オープンになった「みなと」さんが

入居したビルは当社が施工したビル。

その半地下に入店が決まって、開店を楽しみにしていた。

以前の店は裏門通りにあり、2回程ブログにアップした。

(2016-4-11付、2017-2-16付)。

旧店の門構えよりRC打放しを利用してずっとモダンなイメージの玄関となった。

店内のイメージも随分変わった。

前の店はオープンな造りだったが、新店は個室のスペースを3倍位に広げ、

落ち着いた大人の料亭っぽい雰囲気に成っていた。

カウンター席は8席、前店はL型だったが、

新店はストレートでよりシンプルになった。

間仕切りできるスペースが増えた為、今後は色々な会合で使えそうだ。

厨房も前店は奥まった所でオープンなスペースであったが、

新店はよりお客に近づいた所で顔だけが見える隠れスペースに変わった。

ふと見るとそこで働いている若手料理人が1人増えている。

今迄の若手が中堅になり、若手を仕込んでいる姿は美しく、

2人の未来の巨匠に乾杯だ。

個室のテーブルには真新しい鈴が新たに置かれていた。

確かにこれは良いかも。

基本的にメニューは前店と変わってはいない。

おまかせコース、要予約。

みなと10,000円より、雪5,500円迄の4コース。

他に冬季のみ、ふぐコース8,000円、すき焼きコース8,500円。

一品料理も同じだ。字も達筆で同じ。

これは店主の字か?

お造り、酢のもの、魚と貝料理、野菜もの、肉料理、酒の肴、食事もの。

どれをみても注文したくなるメニューが続いていて

見ているだけで楽しくなる。

この昼膳メニューを見てランチタイムをやっていることを知った。

お客との髙級ランチは当店はピッタリだ。

まずは最初のお通し。

ずいきと小はまぐりの和えもの。

お通しとしては随分、凝ったメニューだ。

器も渋くて形もおもしろい。

きゅうりと長芋のしょうゆ豆 750円。

しょうゆ豆とはあまり聞きなれない。

3つの組み合わせが絶妙で素晴らしい逸品になっている。

これは器といい、盛り付けといい、とても美しい料理だ。

真鯛と九条葱のおろしポン酢 1,200円。

鱧と茗荷の玉子とじ 1,600円。

夏といえば鱧。

そこに涼しげな味の茗荷が加わり、旨みを玉子とじで封じた逸品。

みつせ鶏と蓮根の桑焼 1,000円。

新店に成っても「みなと」さんは私達の味の期待を裏切らない。

車海老とさつま芋のかき揚げ 1,300円。

一切れ食べてしまった後に撮ったので実際の量はもうちょっと多い。

これまたカラッと揚がっていて最髙です。

最後の〆は鯛茶漬けにしようと決めていたが、もう満腹状態。

方針変更で、茶そば 700円を注文した。

 

 

 

それにしてもこのビルを施工したこともあって店主と女将、

又、未来の巨匠とも話す機会が多く持てて、

色々なことを知ることができ、楽しい時を過ごすことができました。

特に女将のイメージが変わり、とても良かったです。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その415~

2019-02-05 06:46:52 | 食~居酒屋

旬の肴と全国の地酒 田舎家旬

さいたま市浦和区上木崎1-9-1 YNビル1F

TEL 048-824-1223

定休日 毎週日曜日

京浜東北線与野駅西口から徒歩3分程。線路沿いから横丁に

入ってすぐのほんのり灯る提灯と丸い杉玉が目印の

能登料理を売りにしている居酒屋さんだ。

2003年12月23日開店というからオープンして15年、

常連客は与野の名店と口を揃えて言うとか。

当店の姉妹店として北浦和駅中央病院前に灯いろりという店もある。

店内は古民家風の造りで、座敷席と掘りごたつ席で36席ある。

掘りごたつ席の上には天井から、新潟県村上市の吊るし

塩引き鮭のようなディスプレーが目を引いた。

居酒屋だけに当店は全面喫煙可となっている。

これが本日のおすすめメニュー。どれも酒の肴に合いそうなものばかり。

CPも妥当なところか。話は飛ぶが、大分以前、北浦和駅西口の

当社ビル1階に入っている「あじめん」で食べた

下仁田ねぎの天ぷらがすごく旨くて家でも作ってみたが

単純なレシピのようで技術のいる料理だった。

当店ではこれが680円。

居酒屋のメニューとしては極スタンダードなラインナップだ。

当店は産地直送で能登の牡蠣をはじめ築地直送の

新鮮魚介などに拘っており、各地の銘酒も楽しめる。

これが冬の宴会メニュー5000円コース(飲み放題)の各料理。

飲み放題の時間は2時間半。お味の方はそこそこといった所ではないですか。

確かに掘り炬燵の囲炉裏を囲んでの居心地の良さというのはありました。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その8-Ⅳ~

2018-03-19 06:43:06 | 食~居酒屋

浦和漁港 すみぼうず

さいたま市浦和区仲町1-4-15 内田ビル2.3F

TEL 048-831-7367

定休日 日曜日

グルメ通り裏門通りにある「すみぼうず」さんに久し振りに行って来たが

やはりここは一流のものが食べられる納得のお店だ。

食べログでチェックすると魚介海鮮料理でNo.1にランキング。

浦和で美味しい魚料理を食べたいならここだ。

2011-3-7付 2011-12-19付 2013-2-17付 ブログ参照

お店は2階と3階にあり、今回は初めて3階で飲み、食べた。

ここは掘り炬燵式のテーブル席が3つで、

当店は人気店の為、事前に予約したほうがまちがいがない。

皿には「魚が食べたい」と書かれ、箸置き小皿にはディフォルメされた

魚の絵が描かれている。それだけ店主は魚に対する

拘りが強く、店主自ら毎朝市場まで仕入に行くので魚の鮮度は抜群だ。

グラスを置くコースターも着物柄でかわいらしい。

これが「すみぼうず」さんの主だった拘りのメニュー。

メニューの書き方も個性的でインパクトがある。目を通していくと、

酒呑みにはたまらないメニューが続き、すみぼうずさんのレベルとダブらせると、

心がワクワクしてくる。特に写真付メニューは創作和食の絶品が続いている。

今回お酒でも気に成った一日限定10本の注ぐと凍る

「みぞれ酒」も注文した。戦後最初に純米酒を醸した蔵本が

お届けするもので、不思議なことにグラスに入れると

シャーベット状になり、飲みやすくスッキリした口当たりが楽しめる。

いきなりお通しから気合が入っていて、初めての人はビックリ。

備長炭を使って自分で焼く。旬替りの干物、産地に拘って

仕入れているとのこと。最初は海老だが、後は竹の籠に乗った

いわしの丸干し(120円)チーズたら(112円)、えいひれ

ホタルいか(343円)など数種のものが選べて炭焼きを楽しめる。

まぐろのブラック680円。まぐろのカマを揚げ、秘伝の生しょうゆタレに

漬け込みブラックペッパーで仕上げた絶品。これを食した

全員が「これは旨い」と絶句した逸品だ。ブラックペッパーは

ちょうど良いピリピリ感でまぐろのカマの旨みを引き出してくれる。ファンタスティックだ。

びっくり太刀魚コロッケ880円。じゃが芋ベースに太刀魚を

くるりと巻いて熱々ホックホク。これで1人前のビックリボリューム。

ご覧の様にビジュアル的にも迫力があり、

5人で分けても丁度良いボリュームになり、別世界の

コロッケにウットリ。トレビアン!

今回初めて食べたとびっ子チーズ500円/個。5個並ぶと見栄えがいい。

この頃はアルコールもかなり入り、

話も盛り上がっていつものことながら味覚チェックも荒くなる。

とにかくとびっ子がチーズの中に溶け込んで一種独特の味に化ける。

これは素晴らしい独創的アイディアだ。ワンダフル!

秋田出身の相方が故郷を思い出してオーダーした

いぶりがっこ430円。これはコメント割愛。ただただグッド。

相方がオーダーしたフライドポテトカレーマヨ添い550円。

他の創作料理から見ると平凡パンチ。

韓国のりに巻いて食べる鮪のユッケ850円。もう焼酎と

みぞれ酒でイッテしまっていて、食べたのは覚えているが

どんな味だったかはフォアゲット! ノーリメンバー!

トマト天ぷら480円。これも名作だと思う。トマトを天ぷらにする

メニューは他店でもあるかもしれないが珍しいメニューだ。

トマトの甘酸っぱい味がより甘みが出て

素直に口の中で溶けていく。ベリーグッドでした。

これが今回の強烈な絶品 生イカのすみごろ焼とその後の

リゾット(おまけ付)1100円。するめイカ一匹丸ごと肝ダレ醤油で

墨焼したもの。すみぼうずさん自らおまけが絶品と言っているが、

思わずホッペに指を指してブォーノ! オッティモ! アメイジング!

これは行ったら絶対お勧めです。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その36-Ⅱ~

2018-02-28 07:53:55 | 食~居酒屋

新宿 立吉(浦和パルコ店)

2011-9-16付ブログで掲載させてもらった新宿本店に

秋葉原にも店がある串揚げ屋さんだ。とても内装インテリアの

センスが良く、串揚げの味も上品で旨い。とっても気に入っていた

立吉浦和パルコ店は今日をもって閉店と成ってしまった。

3月29日にグランドオープンする東京ミッドタウン日比谷で

出店するため、スタッフ全員がそちらへ移動する為だそうだ。

このニュースを聞いた為か、久し振りに来たこの日は

ご覧のようなウェイティング状態。私もそうだが浦和での

食い納めということで、舌に立吉の味をインプットする為に

来ている人が多いのだろう。

2007年10月10日浦和パルコ店グランドオープンと同時に開店した

「立吉 浦和店」の10年半の歴史を刻んでいるような「立吉串揚げ番付控」

横綱から前頭20枚目まで男女24名の名と食べた本数の

名札が下げられている。男女両横綱の名札はかなり黒ずんでおり

かなり前に記録したのだろう。男性が120本、女性が84本。

1本均一180円だから男性は21,600円、女性は15,120円食べたことに成る。

季節を味わう旬の串揚げは年間100種以上、全品均一

一串180円税込のこの看板も外されてしまう。とても残念だ。

私はここの内装デザインが大好きでとても気に入っていた。

全体的に暖色系でまとめ、ぼんやりした照明と相俟って

とてもあたたかみがあり、ホットする空間を作っていた。

特に壁紙に弁柄系の和紙ぽいものを使い、床はチーク系の

フローリング、そして、外と店内のポイント、ポイントに大谷石の

石板を貼って、洒落た都会的センスに溢れていた。

これも、壊されると思うと忍び難い。

そして、壁際に小さな坪庭を作るなどデザイナーとオーナーの

心意気を感じたものだ。

これがスタート時のセット。右から塩、ソース2種、醤油にからし。

レモン付。お通しはキャベツ、人参、きゅうり、大根、ミニトマトの生野菜。

食べた串を丸い筒に入れ、本数で精算する。

串揚げが途切れた時、口直しに食べ放題の生パセリ。

これが、たまにすごく美味しく感じる時がある。

このペーパータオルに浦和パルコ店が消え、ミッドタウン日比谷店が加わる。

これが如月(2月)の串揚げメニューだ。勘定してみたら42種類。

これを見ながら想像するのがとても楽しかった。

たらの芽

グリーンアスパラガスの肉巻き

わかさぎ

天使の海老

蛤の針葱添え

生牡蠣

バナナ。それぞれ揚げるたびにこれは塩でとか右のソースとか

レモンをかけてだとかコメントが付く。

何もこれに従うことがないが、なぜか聞き直してしまうのは

心理的にどういうことなのか。

カウンターの向こう側、舞台裏を特別に撮らせてもらった。

種に衣、パン粉を付け油へ。

アスパラガスにぬるソース。ソース醤油用のセット。

店の入り口に小さく貼られた「閉店のお知らせ」。

ほとんどの人がこのビラを見ずに店内でそのことを知り、

「ウッソー、ホントウ?」「マジ!」「ショックだワ」。

突然の閉店案内に常連客が驚きの声を上げていた。

私も「本当かよー!せめて今月中にもう一度来よう」と思った。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その361~

2018-02-10 07:48:27 | 食~居酒屋

やきとり 志げる

さいたま市浦和区北浦和3-1-17

TEL 048-832-1580

当店は旧中山道から線路に向かった路地裏にある。

大衆酒場が良く似合う通りにピッタリの老舗やきとん、やきとり屋さんだ。

夏には路地にテーブルを出してサラリーマンが

朗らかに笑っているというのが、北浦和の風物詩になっている。

北浦和エリアは結構グルメタウンだが、夜は飲むので車では行けず、

電車一駅が、かなり心の中でバリアになっている。

この日の様にどうしても行かなくてはいけない時が

新しい店の出会いとなり、他の人とは違う楽しみ方を味わっている。

2階からの階段から1階店舗を、そして入口近くの

カウンター辺りの光景。店は大盛況で熱気がムンムンしていた。

正に完全な大衆酒場だ。お世辞にもきれいとは言えず

場末感があり、これがまた良い。

大衆酒場なのに串焼はガスローターでなく、しっかり炭火を

使っている。こんな所にも安いなりに、味の拘りを

持っていることが伝わってくる。

壁にホワイトボードと紙に書かれたメニュー。

書体がいかにも大衆的で人の温もりを感じさせる。

一番高いメニューで鍋・モツ・牛すじ・つくねと和牛ステーキの680円。

ラインアップもバラバラでいいじゃないですか。

生子袋ポン酢、ガツポン酢 何これ?

2階大部屋の天井下にはズラリ、焼とりメニューから

やきとり屋の定番メニュー、そしてここの名物メニューなどが

並んでいる。やきとりはすべて130円。普段目にしない

メニュー(シビレ、ミミナンコツ、ガツ刺、子袋刺、オッパイ炒、

たぬき奴、等々)も結構ある。

お通しのしらすおろし270円。おろしといいながら辛味大根を

スライサーで千切りにした逸品だ。色合いも

薄い紫でちょっと変わった感じを受ける。

冷奴もしっかりした豆腐を使っていて270円。

これはローストビーフか?580円。見た目は良くないがこれがかなり旨かった。

ごくオーソドックスな漬物。

各種のやきとり、5点。今回は10人以上の団体でワイワイ、

ガヤガヤ、そしてキューと飲む。オーダーは幹事まかせ。

味の方はどの程度だったか、忘れてしまったが、旨かった記憶はある。

この餃子は包み方が個性的でとても美味しい。380円。

これが豚のおっぱいの部位を炒めたおっぱい炒め380円。

歯応えがあり、脂っこくなくクセのない味だった。

なぜか当店では絵になっていた店員のオバサン。

店内の柱に手書きで書かれたこの張り紙。

「防犯カメラ作動中」とても気に成る張り紙で、ちょこちょこ

目が行ってしまった。本当にカメラ撮っているのだろうか?

店内に防犯カメラを置く必要があるのだろうか?

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その358~

2018-01-22 06:48:31 | 食~居酒屋

名物串カツ 田中 浦和店

さいたま市浦和区東仲町8-1

TEL 048-829-9490

定休日 不定休 

営業時間 平日17:00~26:00

土日祝日 16:00~26:00

浦和駅東口沿い、そば美津村の跡(2017-7-22付閉店情報(4)

ブログ参照)にオープンした串カツの専門店。大阪伝統のB級グルメの味を

味わえる店だ。店の外装もいかにも大阪のにおいがする白字に

ロゴのシンプルな看板でB級グルメの雰囲気がプンプンする。

大阪市西成区で創業者の田中勇吉の味を広めようと

平成20年12月に世田谷1号店をオープンし、平成28年7月時点で

全国に120店舗展開している。埼玉県内にも11店舗あり、

運営はFC方式を採っている。店内の写真からもにおってくると思うが、

内装の造りは極めて簡素。床は土間づくりで大阪の庶民生活そのものだ。

女子店員が子供たちとジャンケンをしていたが、何の為なのか、不思議な光景だった。

お通しはキャベツ。(240円) 串カツ田中のルールで口を付けた

キャベツの二度づけは禁止だ。

他にも串カツ田中のルールとして、口を付けた串の二度づけは禁止。

ソースはお箸をつける行為の禁止などがある。破ると1000円の

罰金だそうだ。大阪一流のブラックジョークだろうが?

1本100円、120円、150円、200円の4段階 全部で30種類ある。

5品の盛り合せ640円のセットメニューもある。

他に大阪名物の牛すじ土手。肉吸い。大人気の旨辛豚盛。

聞き慣れないさいぼり、葱まみれチー平焼きなど、興味あるメニューもある。

鍋にちりとり鍋一人前590円。ちりとりとは浅く平らな鍋をそう言うらしい。

やはり大阪はユニークな所だ。

一品メニューとクイックメニュー。大阪名物田中のかすうどん640円。

ホルモンの油の搾りかす、羽曳野の油かすを使ったうどんだ。

右の若い男性が店長。左の男性の胸には名前とバンドマンと

書かれた名札がついている。趣味なのか職業なのか、

アルバイトの人だろう。若い女性店員もとにかく元気が良くて気持がいい。

冷蔵庫を開けるとタッパーウェアーに整然と並んでいる

串カツの種、それを揚げているところ。

左から大阪名物紅しょうが(下の写真)、串カツ牛,

アジフライ、煮玉子、玉ねぎ。

先代田中勇吉より受け継いだ衣、油、ソースは全てオリジナルブランドだとか。

左からウィンナー、芽キャベツ、うずら。この日は早目に

入店したらPM6:00まで2時間全品100円のキャンペーンを行っていた。

これは儲けた儲けた!これだけで豊かな気持ちに成れるとは

大阪の商法は人の心のひだを良く掴んでいると感心した。

左から再度玉ねぎ、たらこ、豚しそ。

ぎんなん。

めちゃ辛い、お子様使用禁止の激辛ソース。ハチミツとマンゴーが入っているようだ。

 

 

大阪のB級グルメ串カツにはまってしまったのは、、大阪元祖串カツの

「だるま」(2015-1-29付ブログ)に行ってからだ。

もう一度食べたくなって大阪に行ったが、どこの「だるま」も

長蛇の列で入店を諦めたっけ。それに近い雰囲気と味に、

地元で出会えたことはさらに心を豊かにさせた。

俺にとっては素晴らしいお店がまた1つ増えた。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その355~

2017-12-08 06:49:29 | 食~居酒屋

梅田屋

さいたま市浦和区本太1-6-9

TEL  048-741-3592

定休日 月曜日、 水曜 金曜 ランチ

又、良いお店を発見した。梅田屋さんは天然の魚と旬菜と

旨い酒を味わえる割烹小料理懐石、会席料理日本酒バーだ。

閑静な住宅街にあり、2015月6月12日にオープンしたまだ新しいお店だ。

屋号はご主人の実家の栃木のお寿司屋さんの店名を引き継いだとの事。

店内はカウンター席が8席、4人掛けテーブルと8人掛けテーブルが

1つずつある。全席で20席だ。又、別入口で8人入れる完全個室もある。

1つ1つのメニューが酒飲みにはたまらないものが続く。

野菜はオーナー板長が手塩にかけた自家菜園産を使っているとか。

又、この手の店では珍しいランチもやっている。

(火、木、土、日 11:30~14:00営業)日替り3~5種類で1000円らしい。

板長は都内の数々のお店で修業したとか。確かな腕前だ。

奥さんも愛想が良い。メニューは毎日更新し、Face Bookで見られると言っていた。

焼酎、ウィスキー、ゆず酒、梅酒、ワイン、活性日本酒、

生酒、熱燗などのアルコールリスト。

これがお通し。〆鯖の棒寿し。いきなり直球できたと思わせる逸品。

写真を見ても旨さとコクが伝わってくるでしょう。

最近はお通しにこの手で攻めてくる店にたまに出くわす。

刺身の3点盛、(金沢のぶり、富山の〆鯖、長崎の赤はた)1人前1300円。

この様なお品書きを見るとどうしてもお刺身は外せないのはなぜだろう。

かき白味噌焼700円。手を加えた白味噌の複雑な味がかきとコラボしてマイウーだ。

金沢ぶりかま塩焼900円。 当店のこだわりがいくつかあるようだが、

鮮魚は天然を扱っているとの事。故にこのぶりは養殖ものではない。

八ツ頭の蟹あんかけ1,100円。 これも素晴らしい逸品だ。

もう1つのこだわり。野菜は種から完全無農薬の自家農園野菜収穫時提供。

完全無農薬京野菜取り寄せ。

だし巻き玉子 生海苔750円。 この組み合わせはユニークだ。

だし巻玉子の味付けはちょっと上品過ぎだったかな。

京都無農薬の小松菜 大根 かぶ、油揚げのお浸し 650円。

相方がこれが大好きとオーダーした。

炙辛明太子 500円。これが御世辞抜きで旨かったナ。焼酎水割りとピッタリだ。

最後の〆に金沢ぶりしゃぶ小鍋仕立て雑炊 1,600円+400円。

雑炊の部分は撮り忘れてしまったが、ぶりからの程良い、コク

出汁が出ていて絶妙な味に仕上がっていた。当店はお米も

完全無農薬無化学肥料のあきたこまちを使っている。

隣の個室の客用のブリの照焼。ただ見て香りを嗅いだだけだが超旨そう。

 

 

そして当店の最終のこだわりはできる限り身体によい新鮮で

安全な本当に旨いものを提供することだそうです。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その16ーⅡ

2017-10-15 06:02:30 | 食~居酒屋

やき鳥 南蛮亭

浦和区高砂1-5-11 (浦和駅西口徒歩2分)

TEL 048-822-9570

定休日 日曜日 祝日

南蛮亭さんは開店以来44年間、欠かさず通い続けた、私にとっては

大変大切な名店だ。この間オイルショック、バブル経済とその崩壊などがあり

色々な人々と食べ、飲み、語り合った、人生の想い出が詰まった

宝物の様なお店だ。前回、6年前にアップ(2011-4-23付)した

もの以外を注文し、アップしてみた。

今回は店内の様子をくまなく撮ってみた。入口から入ると

右側がかぎの手のカウンター席。一番手前にはTVがあり

一人で来ても間が持てる。左奥の唯一の小上り席。

昔はこの席が好きでよく熱い議論をしたっけ。今はあぐらをかくと

スクッとすぐ立てなくなり、どうしても椅子席に成ってしまった。

一番は奥の大勢で来た時、右端に子供たちと来た時が懐かしい。

南蛮亭のスタートはここから1~2分の所で始まったが

確か1~2年で今の場所に移った。それ以来40数年全く

店も味も変わっていないのはある意味すごい。

独身時代横浜の寮に居て、仕事が終わると毎日駅前の

やき鳥屋で一杯ひっかけて帰ったものだ。そこのやき鳥屋は

山椒があって、浦和に帰ってから随分山椒を置いてある店を

捜したが、唯一あったのがここ南蛮亭であった。酔うとたまに

その当時の昔話をすると懐かしくなる。

これが昔から変わらない南蛮亭のメニューだ。私はほとんど

串焼きオンリーでその他メニュー(ご飯物以外)は食べない。

酢の物、なめこおろし和え、牛、鳥サラダなどは40数年間で

食べた記憶が無い。最近は数人で来た時は松・竹・梅のコースを頼むこともある。

オープン以来、ずーと変わっていない「お通し」。大根人参セロリに

キャベツの生野菜。今回うっかりして撮り忘れてしまったが、

秘伝の味噌だれと塩をお好みでつけて酒の肴にする。

何十年も変わっていない。

オクラ巻き(二串で400円)薄くスライスしたバラ肉をオクラに巻いた逸品。

当店の大将が作り出した歴史的名品 アスパラ巻のオクラバージョンだ。

口に入れた時のオクラのネバネバプチプチした食感がとても良い。

しいたけ(二串で400円)。今回は相方もあって野菜系を多くオーダーした。

しいたけを1回水に浸け、塩と味の素を振って炭火焼をする。

全ての串焼でそうだが、大将の塩の振り方数十年も続けると

もう芸術の領域に入っている。

ゲソ焼き(二串300円)。これとホタテ焼き(400円)のメニューは

オープン時からしばらくして入って来たメニュー。この塩がまた旨いんだナー。

この味は舌にインプットされていて、これを書いている時に

味が口の中に湧き出てしまった。

ねぎま(二串300円)。これが焼き鳥の一番オーソドックスなバージョンだと思う。

塩とたれがあって、この日はたまたまたれのみになってしまった。

最近崩れてしまったが、一昔前はマイコースがあって

行くと今日も〇〇さんコースですネと聞かれ、何もオーダーせずに出てくる。

その時のねぎまは塩、たれ1本ずつだ。

とり皮(二串300円)。これが炭焼きすると適当に油が落ち、

カリッとしっとりが交互に来て旨いんだナー。

尚、南京亭の串焼にはレモン切りが付く。

じゃがいもバター(二串300円)。これは記憶では一番新しいメニュー。

新ジャガが出てくる頃、たまに食べたくなる。炭焼したじゃがいもと

とろけたバターの香ばしさがイイんだナー。

ホクホクしながら食べる時、北海道を思い出す。

うずら玉子(二串300円)。これが意外に絶品なんです。

ごくシンプルなレシピだが、炭火で焼くと白身の表面が張が出た硬さになり

中の黄身との黒ゴマのコラボが意外にサッパリしていて

〆近くになると食べたくなる。うずら玉子の表面の焼き加減は

やはり大将の技だと思う。

ぎんなん(二串300円)。ぎんなんの一番下だけ皮をむき他は皮付きのまま

備長炭で焼く。手前にある二つの壺には秘伝の醤油だれと

味噌だれが入っている。南京亭は夫婦と息子の3人で全く変わらない

スタイルでやっている。大将の頑固な程のこだわりは頭が下がる。

大将は和食の料理人だったが請われてこの道に入った料理のプロだ。

里いも(二串300円)。皮付きの里いもを自分でむいて好みで

塩をつけて食べる。里いも特有のヌルヌル感がアルコールをすすめる。

相方が注文した冷奴300円。ここの豆腐は地元岸町にある山田豆腐店のもの。

いずれ近々に浦和エリア隠れた名店シリーズで取材に行くつもりだ。

かくしわさ500円。さしみと三つ葉のおひたし。他に鳥わさ500円。

鳥のあらい600円などもある。これらは息子さんが作る。

最後の絶品の焼きおにぎりを紹介します。2個で400円。

ここまで徹底した焼きおにぎりは食べたことがありません。

味はかなり濃いが醤油の香ばしい香りと表面をパリパリまで焼いてあるが

中はホックリ。正に絶品です。何十年も焼きおにぎりと赤だし味噌汁で

〆てきたが、数年前からおにぎりの旨さに感動して最近遠ざかっている。

この焼きおにぎりが完成するまで幾度もじっくり見たが、

焦げあがるまで何度も何度もひっくり返し、醤油を付けていく。

たかが焼きおにぎりされど焼きおにぎりだ。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その345~

2017-09-11 05:16:18 | 食~居酒屋

田口屋

浦和区高砂2-6-17 (さくら草通り)

TEL 048-822-3960

定休日 日曜日

昭和31年創業の浦和では老舗の焼鳥屋さん。

伝統と技が彩る絶品焼鳥が堪能できる本格炭火焼の店だ。

食べログ焼鳥ランキングでは第2位になっている。

昔は幾度か行ったが、本当に久し振りにお伺いした。

このビルは自社ビルで半地下に店がある。他のテナントとして

当ブログでアップした鮨ふく(1F 2017-4-2付)、

餃子亭春菊(2F 20162-12付)が入居している。

店内は20席(カウンター席6席、テーブル席4席)あり、

焼鳥屋さんとしては高級感がある。席と厨房はガラスで

仕切られていてとても良い感じだ。喫煙はOKで

常連客のおじさん達の憩いの聖地といった感じだ。

焼き手は息子さん。当然備長炭を使用している。

ここのおいしさの秘密の1つは炭の火加減。焼鳥南蛮亭の

オヤジにも聞いたが、備長炭はデリケートでその日の天候

湿度によって微妙に変わるらしい。

この方が当店の女将。必ず着物を着た上に割烹着を

まとっているのが当店の看板の1つとか。よく話を聞いたら

中学校の後輩だった。所作は凛としていて、愛想も良く素晴らしい後輩だった。

これが田口屋さんのメニュー。コースは3つ。水炊きコースは

2日前以上の要予約。数量限定メニューにはソリレス、鶏そで

ハツもとピザなん骨など稀少部位がある。

ソリレスとは腰骨の付け根部分、一羽で2個しか取れない。

フランス語で残す者は愚か者と直訳されるらしい。

一品料理にはアンチョビキャベツ、レバーパテなど

洋風メニューがあるのも珍しい。〆にカレーがあるのもすごいと思う。

むき海老とブロッコリーを和えたお通し500円。

美肌コース2900円を注文。一番目は鶏わさ。

一番オーソドックスな焼鳥、地鶏。タレは創業以来、55年に渡って

継ぎ足されたモノを使用しているとか。

レバーのたれ。

ぼんじりの塩焼き。ぼんじりはぽんじり、さんかく、ゴンボ、テールとも

呼ばれている。尾骨の周りの肉で、周囲を脂肪の塊が

覆っているほんのわずかしか取れない部分。

鶏の尻尾に当たる部分。この三角部分の突起はよく動く場所で

筋肉が発達していて味は格別だ。

鶏もつ煮込み。コースに手羽先が入っていたが満腹状態でカット。

〆は鶏肉を小さく切って甘く煮た鶏そぼろと煎りたまごの

鶏茶漬け。鶏そぼろは上品な味だった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その339~

2017-08-09 07:06:08 | 食~居酒屋

ベースボール酒場 Dug out (ダッグアウト)

浦和区仲町1-2-8 山川ビル2F

TEL 048-711-8308

定休日 月曜日 

営業時間PM17:00~AM24:00

グルメ通りの裏門通り、イトーヨーカ堂の前 家系ラーメン店

「ラーメンとりとん」(2015-5-8付)の2Fに先日7月7日にオープンしたばかりの

ベールボールをTV観戦しながら飲むスポーツバーだ。

サッカーの街浦和で野球ファンも居るゾと言いたげな酒場だ。

実は当店のオーナーも数日前紹介した「月の岩」のTオーナーだ。

総席数は46席。野球好きのための野球観戦居酒屋とあって、

席は3つのゾーンに分かれて、拘りの空間を作っている。

特等席。まったりした1塁側、ソファー席、仲間と大盛り上がりできる3塁側丸テーブル席。

TVは6台設置(内大型モニター1台)され、プロ野球中心に、

MLB、社会人野球、高校野球などを毎日放映している。

こちらは1人でも大型モニターが見やすい VIEWカウンター。

広島カープのユニフォームを着たファンが1人で盛り上がっていた。

野球観戦もなかなか絵になる。

店内には壁一面にセリーグ、パリーグ各チームのユニフォーム、

MLBのユニフォームなどが飾られてムードを盛り上げている。

行った時はちょうど第88回都市対抗野球大会が開催されている時であり、

決勝では地元浦和を本拠地とした日本通運とNTT東日本(東京都)が激突。

残念ながら日通は負けてしまい準優勝となった。

壁には都市対抗のトーナメント表と日本通運のユニフォームが飾らえていた。

飲み放題コースが2Hで3,000円、ウィンナー盛り680円、

シーザーサラダ680円、ポテトフライ500円など。

この人が店長と看板娘。店長は元々野球選手でとてもノリの良い人だ。

普通はカメラを向けると嫌がるのだが、この店長と女性は

「撮って!撮って!」積極的だ。多少アルコールが入っているせいもあると思うが。