語る、シェフ

小さなレストランのオーナーが、日々の出来事を語ります。

  試練の日々が始まります。

2011-03-15 03:24:48 | Weblog
節電しようと思っているのに、こんな時間にブログを書いている私をお許し下さい。
輪番停電(計画停電)が始まった。
うちはラッキーな事に、停電はなっかた・・・
しかし、明日からも続くので、まだまだ影響は不確かだ。
たまたま今日は、定休日だったので様子を見ることが出来たけど、
明日からは、未知数だ。
とにかく今週は、「お客さんもほとんど来ないかもしれない」と思って、覚悟している。
予約もあるのだが、果たして来てくれるか?心配だ。
まあ、それでも現実を受け止めて、元気に明るく生きて行こうと思う。

それから、福島県白河市のレストランをやっている友人と、
仙台市泉区の元アルバイトの女性と、やっと連絡が取れました。

白河の方は、被害はほとんど無いらしいが、断水が続いているそうです。
しかも3月はけっこう忙しい月なのに、今週の予約は全部キャンセルらしい。
それから、ガソリンが無くって困っていた。
「あったら送ってくれ」なんて冗談で言っていたけど、気持ち的には本心だろう。
僕も、もしできるなら、そうしてあげたい。
とにかく頑張ってほしいものです。

泉区件については、コメントも頂いて、しかも「こうのす台」(店のすぐ近く)出身とは・・・。
ありがとうございました。今日の夕方電話してみたら通じました。
お昼まで、電気が通じてなかったらしいです。
それでも、まだガス、水道は復旧しておらず、大変らしいです。
御主人は、地震の当日仙台港の近くのビルで被災したらしく、
3階くらいまで水が来ているビルの5階で1夜を明かし、
膝ぐらいまで引いた水の中を帰ってきたらしいです。とにかく無事で何よりでした。
彼女も元気そうな声で、安心しました。
きっと大丈夫でしょう。

今日も、一応仕入れに行ってきたんですが、なんですかねぇ~、
世の中、何を勘違いしているのか、浮き足立っていますね。
もうちょっとしっかりと現状を認識して、本当に必要なものを、
最低限用意して、もし、足りなさそうならみんなで分け合えるように、
略奪が無いだけマシなのでしょうが、もうちょっと落ち着いてほしいものです。
(それでも、他の国に比べれば異常なくらい節度のある行動をとっているのでしょうが・・・)

とにかく、被災した方々が一刻も早く、少しでも楽になるように、
何度も言いますが、今、自分に出きる事を精一杯やっていきたいと思います。

    それでは、また。