ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

幸田文さまの帯締め「あれっ?」

2015-05-21 08:55:56 | 憧れのきもの女性

 

先に紹介した幸田文さんの著書。

その流れで新潮の日本文学アルバムの文さまのきもの姿を眺めていたら、帯締めの位置に「アレッ」って思ってしまいました。

 

わかりますか?

ページを開いた次の写真も同じ。

 

これは少し見みくいのでアップ。

いいなあ、このきものと帯。

帯はジャワ更紗?

 そう、帯締めの位置です。

どちらも左に寄っています。

彼女のクセなのかなと、ほかの写真を調べてみたら~~。

これは真ん中。

位置にこだわりはないのですね。

 

ファーマルのときには~~。

 

これはS32年、芸術院賞、読売文学賞、そのうえ新潮社文学賞の授賞式のきもの。

ハレの大舞台。

それでも、

 やはり左寄り。

真ん中ではないのね。

このラフさ、

「賞は嬉しいけど、それほどのモンでもないのよ」、という軽さを感じていいなあ。

というか、そこまでも考えてないよね、きっと。

 帯締めって、帯が落ちないようにするための紐ですものね。

 特に結び目が真ん中じゃなくてもいいのかも。

 帯締め、「結び目は真ん中に」なんて、いつからこうなったんでしょう。

自分なりのセンスで細部にこだわるのはステキだけど、それが決まりごとになって「ねばならない」になると息苦しいよね。

まっ、私は真ん中が習慣になっているから、特に左に締めようとは思いませんが。

 

すべてのキレイは鏡から」

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安さに挑戦! 千円きものコーディ

2015-05-19 21:24:50 | フリマ・プチプラ

 

牛丼チェーンのブログですか。

いえ、きものブログです先の「自由に行こう!男着物」(河出書房新社)で、

「呉服屋できものの予算は一万円と言ったら笑われた」という言葉が妙に頭に残って、さぞ傷ついただろうな、その人。

人知れず流した、涙のきものライフ」私も何度も泣いたのよ(笑、今では笑い)

呉服屋は知らないけど、一万円で十分ゲットできるよね」というワタクシの先の物言いには、まだ甘かった!?

女着物だって、自由にいこう!」

で、どのくらい安く、それも、安かろう悪かろうではなく、人前に出ていける(だろう)コーディを考えてみました。

最初のコーディは~~。

木綿の茶色の絣。

これは初期に、いろいろ買ったときにおまけのようについてきたもの。

千円もしないかも。

「わあ、地味!」と(当時でも50歳は過ぎていたんですが、なにしろ着物偏見度高かったから)ずっと放ってあったけど、結構いいんではないの、と昨年くらいから着始めました。

友人の写真展に着ていったら大島と間違えられたもの。

そこに帯は、先の白大島に合わせた川越千円帯。

そこにチェックの生地を帯揚げに、緑の帯締めをしてみました。

全部で3千円くらい。送料込み。

 次のコーディは~~。

次は秋田八丈。自分で洗った単です。

そこに青の花帯を合わせて、ピンクの帯揚げ、紺色の帯締めをしました。

帯締め、もっと明るくてもいいですね。

やはり3千円くらい。

 

ラスト、です。

先の二部式単衣大島のピンクに木綿の唐草帯。

この帯二千円くらいでゲットしたのですが、最初は真っ白だったのです。

それがイヤでいたずらに柿渋で染めてみました。

汚いような、いや、なんとも魅力的なような~~。

捨てようかと迷ったけど、結構いいんではないの、

今度実際に着用してみますね。

きものの予算。一万円なんて言ってたけど、もっと安くコーディできました。

どなたか、もっと安くてセンスいいわよ、と挑戦してみれくれないかしらん。

R子さんも上手なのよ。

「きもの千円ショップ」開こうかな(笑)

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きもの本、あなたはどこを見ますか」

私のジーンズきもの・くるり遊び」

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すべてのキレイは鏡から

2015-05-17 09:50:09 | 着付け、試行錯誤

 

大好きな作家幸田文さま。

「ハンサム・ウーマン」とはこんな人のことではないかと思う。

キリリとしてカッコいい。

でも、こういう人が姑さんだったら息が詰まるだろうな、

だから本だけで十分。

彼女の対談集をぱらぱらめくっていたら、名高い着付け師の遠藤波津子さんという方とのお話を見付けました。

「着物に惚れることですね」とのタイトル。

着物にまつわる、いい話がいっぱいなのですが、その中で着つけが終わって、

実際の体型よりいい姿に仕上がった自分を鏡に映してみれば~~」と遠藤先生のお言葉。

「実際の体型よりいい姿に仕上がる自分」というのはいいですね。

まっ、それに対し、

私など年寄りにしてはたくさん鏡を使うほうでしょうか」と文さま。

そうなんだ、この方、鏡など見ないでさらさらと着るイメージだったので、ちょっと意外~~。

文さまの珍しい日本髪写真、抱いている子どもは玉さん。

やはり縞きものですね。

思春期の頃、鏡を見ていると父親から「鏡ばかり見るな!」と叱られたことがあります。

そのせいか、長いあいだ鏡を見ることは好ましくないことだと思っていました。

 文さまの姿見。わが家のとよく似てるわ

鏡といわないところが素敵!二点とも「新潮文学アルバム」より。

着物を着るようになると、鏡しょっちゅう見ますね。

襟が気になる、乱れはないか、鏡を見る回数が格段に増えた。

鏡を見ているとときどき父の声が聞こえるような気がして。

「鏡ばかり見るな!」

ちょっと気が咎める~~??。

 

で、遠藤先生によると、初心者の着付け師は、お客様に夢中になって鏡をあまり見ないそうです。

「それが一人前になると、仕事をしながら鏡を見て視線は半々でできるようになる」のだとか。

こういうところまでチェックされているんですね。

「やはり鏡というのは客観的に見るという意味で非常に大切でございますね」と遠藤先生。

一生ものの、全身が写せる大きい鏡を、とお二人。

 

そうだよ、お父さん、私が鏡を見ていたのは、自分を客観的に見ていたんだよ、

といまさらながら、草葉の陰にいる父に抗議したい~~??

R子さんの写真映像が面白くて、真剣な顔で撮る紫苑。

 「冬の白ー椿山荘」

 着物を着ると、鏡を見る回数がとにかく増えます。

それが人をキレイにしていくのかも。

鏡を見ましょう、もっと。それも全身鏡、「姿見」でバランスを。

いや、若い方は、もう十分に見てる?

 でも、電車のなかでのお化粧は止めてね、とおばさんは思うのでした。

幸田文の持ったが病と断捨離」

 「幸田文と沢村貞子の「福分」

ススキ帯で幸田文展」

着付け、試行錯誤」のカテゴリー作りました。

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買う快感<捨てる快感

2015-05-16 09:21:55 | きもの新陳代謝

 

 

捨てる快感にハマっています。

で、その前に「買う快感」から。

これまでの人生では「買う快感」にハマったのは二回。

 

「買い物しすぎる女たち」(講談社刊)によると、買い物は抑えられた怒りなどの感情を発散させようとする行為だとか。

簡単にいうとストレスですが、

女性は「周りの人に自分がどう思われているかを気にする傾向」が強く、その分着るもので「よく見せよう」という傾向がありショッピングにハマりやすいのだとか。

まっ、きれいになりたいということです。

最近は、もう男性も同じで、男性の症候群も増えているよね。

で、最近の整理本、「捨てる、捨てろ」の大合唱。

でも、そのときには潔く整理しても、リバウンド来るよね。

なぜって、「物を買うこと、持つこと」

それはカード地獄や家計に支障が起きない限り、「心身の変わり目に、新しい自分に生まれ変わろうとするエネルギー」、だと、私は前向きにとらえたい。

というのは、「買う快感」にハマった一度目は

★出産後に自分の体型が変わり、育児のストレスがたまり、体型が変わったことを理由に、新しい洋服などを買いまくった~~。

もう若くはないことを実感して、でも取り戻したかったんですね、きっと。

★二度目は子育てが一段落して。

ちょうどまとまった収入があったこともあり、きものにハマった。

これが一番大きい、いま考えると、このときが買い物、というよりきもの中毒かも。老後資金心配になったから

初心者熱、プチプラの穴にご用心!」

今考えてみると、この行動は、これまでの自分を捨てて、新しい自分に生まれ変わりたいという願望だったんですね。

嬉しいことに、きものにハマって、なぜかワタシ若くなりました。

活性物質、アドレナリンのせいだろうか。

似合う色とか着付けとか、これまでこんなに「自分のこと」見て、考えたことなかったもんね。

 

こんなに自分の写真ばかり撮ることって、ブログやらない限り、ないよね。

 で、今は、またまた心身の岐路なのか、似合わなくなったきものを整理。

で、今度はセンターに送ったり、捨てたり、オークションに出したり~~。

まあ、生前整理というところ。

不用品は右にある「豊能障害者センター」に送ってね。

これがまた快感。

今は買う快感より、捨てる快感のほうが大きい。

だって、どんどんきれいになっていくんだもの、部屋が。

でも、まったく買わないのも寂しい。

で、やはり「新しい自分」に似合うものを考えてゲット。

まだまだ、「新しい自分」になれるんだなと思えることが大切。

自分の部屋や家は、自分の身体と同じ。

 

溜まったものデトックスして、身体にいいと思うものを入れていくと、心身ともにきれいになる気がします。

身体に悪いといわれる甘いものや衝動買いだって、身体に「喝!」入れるためには時には必要。

買う快感と捨てる快感繰り返して、そのうち消滅。

 これが理想のきもの新陳代謝。

一年くらいかけて、捨てる快感、買う快感も少しは取り入れながら、ゆっくり愉しみながら、新陳代謝していきます。

 「きもの新陳代謝」

きものは大人の最高のファッション」

60代は人生の最高か?-40代以降のファッション」

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琉球絣・杏さん&林檎「百日紅」を観る

2015-05-15 09:11:06 | 映画・演劇

 

杉浦日向子さん原作「百日紅」(さるすべり)を観ました。

江戸時代の名高い、あまりに名高い浮世絵師葛飾北斎の娘、お栄を描いたアニメです。

百日紅」公式HP

お栄の声の吹き替えに杏さん。

北斎に松重豊さん、

そうあの「デートー恋とはどんなものかしら」で父と娘を演じたふたりです。

きものは琉球絣にブルーの帯。

 

この父と娘、とにかく絵を描くことだけしか頭にない、

「掃除も料理もしない。汚れたら引っ越しする」という生活。

駆け込みで北斎展」→展覧会に行ったときのブログ

今の時代に通じるお栄の生き方。

いや、今でもこうはいかないでしょ。

掃除しろとか、女はメシを作れとか言わない北斎。

普通の暮らし、富にも名誉にも興味を示さずひたすら浮世絵を描く年月。

「あと10年、いや5年生きれば少しはマシな絵師になれたものを」と言って死んだとか。

 

大好きな杉浦さんの著書。

 

「龍は描くもんじゃねえ、降りてくるのを待つんだ」とか、

杉浦さんらしい怪奇現象がいっぱい。

そのなかで、盲目の妹とのやり取りは、もう観ているだけで涙腺が緩みます。

何気ない普通の風景のほうが最近は泣きたくなるのです。

浅草や吉原、大川、特に日本橋の景色は圧巻。

それこそ江戸時代にタイムスリップ。

若衆買いや春画などキワドいシーンもあったりして、江戸風俗も満載。

これは江戸好きには見逃せないでしょう。

きものは琉球絣。

 帯揚げは百均のピンクチェック。

半襟と同じにするとまとまります。

ウソツキ作ったり半襟つけたり」

この映画の吹き替えのとき、杏さん、きものを着ていったとか。

「きもの着ていると声の出方が違う気がして」

そうかもしれない。

声の出方、気を付けてみよう。

 

 お栄は、一度嫁ぎ、また北斎のもとに戻り、彼の死をみとって、そのあと消息不明になったとか。

彼女も、世間の煩わしいことすべて捨てて、ひたすら絵を描きたかったのではないでしょうか.

でも残した絵は数少なく~~。

吉原を描いた一枚。「北斎展」で拝見。

光と影の使い方が素晴らしい。

最後までありがとうございました。

江戸に興味のある人はこちらも覗いてみてね。

江戸の恋はどんな恋」

江戸の美人、移り変わり」

 「アート・文化」

 音楽は椎名林檎さん。

すべてコスプレの潔さ」

 

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「女着物」だって、自由にいこう!

2015-05-14 08:22:06 | しきたり、ルールについて考えた

 

長襦袢の洗いのことが気になって、

書店であれこれ見ていたら、

女性向けのきもの本ではなく

男着物」の本で見つけました。


「自由にいこう! 男着物」

(鴨志田直樹氏著・河出書房新社」

 著者は舞台演出家。

年齢は記してないけけど多分40代。

 あるときから着物に目覚めたとか。

 


この本、初心者向け着物本で、

とにかくシンプル。

かつわかりやすい。

男きものは、着つけもカンタン?だからかな。

 

目次をざっと見ただけでも、

その気軽さがわかります。(小文字は本の著者の考えです。)


着物を着るなら人の目を気にするな」

見たければ見ればよい。

「ふだん着の着物なら堅苦しく考えない」

→「着物が伝統文化」「粋」というのはやめませんか。

この考えが敷居をたかくしている。

「着物のルールという厄介者」

冠婚葬祭には着ていかない。

方や家柄によってルールが違うから。


著者は2980円で買った無地浴衣を

着物として着用、高いものは買わない。

女子学生が呉服屋にいって「予算は?」

と聞かれ「一万円」と答えたら、

「そんな安い着物はありません」と笑われた。

だから「もう着物は着ない」と彼女は言い、

そういう消費者の金銭感覚を理解して欲しい、とか~~。


そう、今や着物は呉服店ではわからないけど、

一万円で十分ゲットできるのよ。

 

、襦袢の項目には


「こまめに襦袢ごと洗っているから、

襟は付けっぱなし」

ゆえに使っている襦袢は、

麻と化繊混だそうです。

着物は単衣を冬でも着用、

絹でも木綿でも洗濯機で洗う。

足元は足袋にスポーツサンダル~~。

 

 女性の着物は、私もそうでしたが、

やはりあの美しい彩りや模様に魅かれて着始める人が

多いように思うので、

ガンガン洗うというわけにはいきませんが。

 

でも、初心者がきものを着たいなと思ったとき、

男女に関係なく、この精神は参考になる思います。

とにかく着てみる、

いろいろ知りたくなったら学べばいい、

という考えです。


若い人のふだん着物の着始めは浴衣が多く、

これからの季節、

「女着物」も「自由にいって」ほしいものです。


「女着物」も、フォーマルはファーマルとして、

普段きものはファッションとして、

もう分けて考えたほうがいい.


冠婚葬祭のときには、ワタシも、

自分で着るなんて意地張らないで、

もう着つけの方にやってもらおうかなあ、

肩の力抜けた気分。

きもの歴8年のワタクシにも、

とても参考になりました。

 襦袢に麻、は滑りがいいので、

夏だけではなく使えるかも。

 

「男着物」、まったく興味なかったけど、

めくってよかった、よかった。


男着物って結構、参考になるのよね。

大人の色半襟」男きものを参考に。

自転車に乗っている後姿が可愛い!?


また自由になれた気がする~~。

 息子にも着せようかな、

まだ着ないだろうな~~。

ルールより難しい自由」

自由に疲れた日のコーディは」

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新緑には白大島(単衣)に更紗が合う

2015-05-13 09:08:07 | ビジネス・半分ビジネス

 

銀座で打ち合わせ。

そのあと、友人が素敵なカフェにつれていってくれました。

4月にオープンしたばりで、銀座通の友人ならではのチョイスです。

 

銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」

舌を噛みそうな名前です。芦屋に本店のあるお店。

これはもらい写真。

ゴージャスな感じでしょ?

お昼はそうでもないのよ。

地下にはテーブル席もあって、本を読んだりぼけっとしたりできる、銀座の穴場です。

 

知的なムードも~~。

そんな日のコーディは白大島単衣に薄い黄緑色の更紗。

 

出がけにパチリ。

確かこの帯、川越で千円くらいでゲットしたもの。

新緑には白!青緑が映えて見えません?

この時期単衣の大島はぴったりな気がします。

 グレーに白、薄緑のうろこ模様。

青緑更紗。

薄い黄色、鴇色の入った帯揚げ。

白の帯締め。

翡翠の帯留。

襦袢は二部式です。

 久しぶりに夜会巻、してみました。

翡翠の簪&ピン

トップの膨らみが欲しくて。

 

小腹が空いたのでメゾンで食したのは「ミートパイ」。

パン屋で買うようなミートパイも雰囲気ある料理に様変わり?

緑の葉っぱでうまく顔隠しできるようにしたいと思ったのですが失敗。

幽霊になっても着物!」写真教室に行ったとき。

IT音痴なれど、合成写真作りたい~~、

スマホならアプリがあるらしいけど、未だにガラ携。

時間ができたら調べてみよう。

 

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長襦袢問題、現代のほうが厄介--無双襦袢を洗う

2015-05-12 08:36:29 | きものを自分で洗う

 

先に「長襦袢の洗い、昔の人はどうしていたのかしら?」

との疑問を書いたら、コメントをいただきました。

「祖母の話ですが~」として、

「大正生まれの祖母の話では、

「正絹の長襦袢なんて洗わないわよ」とのこと。

そもそも長襦袢はお出掛け着の為のものという扱いで、

時代的にも贅沢できなかったから

普段は木綿やモスの半襦袢だったようです。

衿だけは(着物も半衿も)

帰宅後すぐにベンジンで手入れしてましたっけ。

着たら洗う、という今の概念とは

まるで違うのでしょうね」(藤子さん)

丁寧なご説明、ありがとうございました。

 

長襦袢、洗いました。

今度は袖は無双で、居敷き当てがついています。

絞りは模様、平織りです。

 

そうですよね、思い出してみれば、

子どもの頃のわが家もフォーマルのきものは一年に何回か、

いや生涯に何回か、かもしれません。

ハレの日とケの日が分かれていた。

よそいきの着物は非常に高価なもので、

長襦袢とセットにして桐箪笥などに仕舞ってありました。

田舎の妹など、未だに着物一度着たら、

洗い(クリーニング?)に出しています。

あっ、クリーニング代で着物が何枚も!?買える、

と私は思っていましますが。

で、今の着物世界は、オークションなどで簡単にゲット、

ファッション化して、

着物愛好家のあいだではお出かけは、

昔より気軽になっています。

着物着たらハレ、お祭り状態(はい、私のことです)、

テンション上げたくて着ている。

 当然、絹の襦袢を身に着ける回数も増えている。

 

そんな中で、長襦袢の手入れだけは未だに、

昔ながらの感覚、つまり何年間隔で、

やはりクリーニング。

 

クリーニングでは汗の汚れは落ちないのです。

なのに、未だに「絹の長襦袢を手洗い??、まあ、」と

驚かれることが。


この襦袢はネットで落として、一度クリーニング。

汚れ、出ますね。

染料の色も出ているから水が汚い。



 着物周りのお手入れといえば、着用したら汚れは

「ベンジンで取る」

これもきもの雑誌によく書かれていますが、

最初の頃は一二回使ったけど、

あの匂いと化学薬品使うのイヤで

(身体によくない気がする)、

いつの間にかしなくなりました。

きれい着物(昔何十万、何百万、

いまプチプラ、いや私のことです)でのお出かけ増え、

しかも現代では、

冬でも暖房ガンガンきいて、冬のほうが汗かくくらい。

 

ふだん着は木綿の二部式か単衣襦袢にしよう。

こんな感じの二部式。(「デニム着物」より)

長襦袢は着ない、という選択」

 

 着たら洗うという今の概念とは、

(昔は)違うんでしょうね」と藤子さんのコメント。

これはきっと洋服のことですよね。

→これは「現代のきもの」のことだそうです。私の取り違い。

詳しくはコメントを見てね。

今はそれでも着物、よく洗うんですね(5・14日追記)

 

確かに、今や洋服やファブリック(ファブリーズ?など)

にはあれだけ気を遣っているのにね。

「襦袢だって、洗って欲しい」

(00だって洗って欲しい、こんなコピーあったね)

襦袢もなるべく、単衣襦袢を着用して、

とにかく洗います、ワタシ。

 

クリーニングでは汗汚れは落ちないとしたら、

そろそろ「年代臭」(加齢臭、いまはこう呼ぶそう)、

怖いし(笑、ではないぞ)。

 

→これもコメントいただきました。

「クリーニングにもいろいろ」参考にしてね。

(5・14日追記)

 

 

 

襦袢は下着、消耗品、

洗って縮んだら二部式にする

 

 

でも、平織りの襦袢は縮まない。

無双袖でも居敷き当てついていても大丈夫。

着丈、水の重みか逆に1センチ伸びた。

裄 最初65センチ→64・5センチ

袖たけ46・5センチ→47センチ(これも伸びた)

 

きもの、襦袢を自分で洗う」の項目作りました。

よかったら参考にしてください。

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きものでも洋服でもチェックが人気な、そのわけは~~

2015-05-10 09:16:18 | パーソナルカラー・コーディ

 

若い人だけではなくチェックは、多くの人が好む柄。

その例に漏れず、私もチェック狂い。

チェック尽くしで旅に出ます」

伊勢神宮に行ってきました」

可愛いチェック帯、作りました」

どうして、こんなにチェックが好きなのか、好きに理由はいらないとはいうものの、またまた愛読の「色の本棚2」(視覚デザイン研究所刊)で、こんなページを。

 

「ギンガムチェックは、透明感のある配色のいいお手本。そこにはどんな秘密が?」とあります。

その秘密を一挙にバラしてしまうと、チェックは何色かの色が交差していますが、その交差している部分では色が混ざり合い、一色の部分と溶け合うようにつながっていきます。

重なった部分が混ざりあっているだけに、一色の部分に透明感が出て、余計に色のきれいさが感じられるというわけ。

もちろん配色の美しさも。

私のイメージでは部屋のなかにいて、窓の外から入ってくる光を見ている気分。

 混ざり合っている部分が窓枠で、一色の部分が窓、ということ。

そう、解放感というか、そんな心持になるのでは?

 

チェックきものに帯を重ねとき、一色の部分を持ってくると透明感が強調され(窓を大きく開ける感じ)明るく爽やかに、混ざり合った部分の色を帯にすると(少しカーテンをかける感じ)、落ち着いた感じになります。

色合わせがしやすく、きれいにまとまる。

もちろん、反対色を合わせるというハイテク(違う色のカーテンをする感じ)もあるわけです。

 

というわけでーーおい、つながりはないぞーーブロックチェック、「きもの新陳代謝」で買ってしまいました。

PCの群青色。

これには白かブルーで明るく爽やかに、紺で落ち着いて、反対色で薄い鴇色の帯を合わせるとキュートに~~。

帯合わせもいろいろできて楽しいです。

物欲あるうちは、元気な証拠~~??

パーソナルコーディ」の項目は、この本にばかり刺戟を受けて色々インスパイアされています。

いい本です。

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「きもの新陳代謝」で弓浜絣ゲット

2015-05-09 09:26:20 | きもの新陳代謝

 

先のきもの整理で「断捨離」、つまりいまあるものを捨て、入ってくるものを断つのは私には難しいとわかったので、

「きもの新陳代謝」、つまり多めに捨てて、少なく買うことにしました。

断捨離ではなく、きもの新陳代謝始めます」

あと何年生きるのかは神のみぞ知るというところですが、どんなに年をとっても物欲をなくすのは難しい。

物欲って、私にとっては生活の彩りでもあるのです。

でも、最近は整理、捨てる快感も知りつつあります。

捨てる、整理するって、「増える」ことでもあるのですね。

何が増えるかというと、空間が増える~~。

フリマに出せば、少しはお金が増える~~(笑)。

で、初期に何の知識もなく、仕事のストレスから買いまくったきもの、どんどん処分しています。

どんだけ知識がなかったんか、どんだけストレスがあったのかと我ながら呆れる~~。

 

きもの着始めの頃は、美しい絹のきものだけがきものだと思っていて、オフ会などでどなたかが、木綿などを着ていると、「どうしてそんな野良着みたいなものを着るんだろう」(ホント、失礼、無知の極みだよね)と思っていたけど、

友、そっと曰く「すごいね、あのきもの、ものすごいお値段なのよ」

ふーん、なんてね(汗)。

今はそんな「野良着」が好み。

着る機会が増えるに比例して、着やすいものが私にはベストと身体がわかってきました。

五枚、十枚と整理して、空いた空間にもう厳選?した好みのものを一枚、二枚~~。

ゲットしたのは弓浜絵絣。

すごいね、糸車の絵。こんな絵を織りで描いていくんですね。

しっかりした木綿で、どんなに洗っても大丈夫。

筆を持っても、私には描けないわ。

着る時間がないので、コーディしてみました。

やはり藍には爽やかに白ですね。

制服に藍が多いのは、日本人の少し黄味がかった肌に一番合うからだとか。

置きコーディではなかなかきものは生きてこない。でも、藍白は定番中の定番だから。

置きコーディって、似合う似合わないより、きものオンリーを見せるためなんですね、最近わかってきた。

プロでも難しい置きコーディ」

今度着用してみます。

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