ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

纏うことの心と技~~「繕い裁つ人」

2018-01-31 12:07:21 | きものの本&本

 

なぜ人は着るものに深い関心を持つのかなあとは

自分が何かを着たり買ったりするときに

思うこと。


着物はその大きな関心です。

洋服には興味を失いつつあるこの頃ですが、

素敵な本を見つけた!


繕い裁つ人」(池辺 葵著・講談社)

全六巻。

夜寝る前に少しづつ、ベッドでページを開きながら

幸せな眠りにつくことができました。

 

主人公は小さな裁縫店営む市江さん。

一人ひとりの人に合わせて洋服を作る

今では珍しい仕立て師ですね。


時代に逆らい、時代に背を向け、と

書くとすごく古いイメージを抱くけど、

まあ、確かに頑固ではあるけど、

ほかを否定するわけでもない。

抜けているところも多く、そこも含めて

魅力的。


「衣」(ファッションではない)に関して

これほど共感を得たのは初めてかも。

嬉しい。

 

ここでは、彼女の(というか師匠である祖母の)

衣服哲学をご紹介。


「洋服はその人にそぐわなければ着こなしが

難しい。だから決してその人に遠いものを

作ってはいけない

でも、あまりに寄り添いすぎてもいけない。

なぜなら、洋服を仕立てようとするとき人は

繰り返す日常に飽き飽きしていて、

自身さえ変えたいと

足を運んでくるのだから~~」


これって、着物に通じます(笑)

着物を着始めた頃のわたしはまさに

こんな気分だったなあ。


 

たとえば、人生にただ一度のオーダーをと

依頼にきた人が

「普段着をお仕立てするなんて恵まれた人が

いるんですね」との言葉に

「どうでしょう。恵まれているって

どういうことを言うんでしょうか」

経済的には恵まれていても、

辛いとか悲しいときに

仕立てる方もいますから」と

静かに反論~~。


自分が作る洋服で街を埋めつくしたいと

願う野心家には

「私はたった一人の人に

満足してもらうものが作りたい」

と言いながら、

「客に合わせないのはむしろ覚悟がいる」と

助力を惜しまない。

腕は確かで、しかも柔軟でドジで面白い~~。

好きだなあ、市江さん。


映画では中谷美紀さん。

 

映画はまだ見ていないのですが、

こちらはファッションと

映像が素敵だとか。

そのうち見るつもり。

自分に一番遠いせいか

職人さんって憧れる~~。


関連記事

人生が二度あれば、女職人になる!?」

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着付けプロとアマ&着物サイズ直しと更紗

2018-01-30 11:51:53 | 着物のいろは・おさらい

 

先の着付けに関するブログに

参考になるコメントありがとうございます。

すごく勉強になりました。

思うに、

ヘアなどの世界ではプロとアマの世界が明確にあり、

プロがアマにあれこれ言うことはないのに、


こと着付けに関してはいつまでもが

この手の話が尽きませんね。

プロとしての強い誇りと自覚持っている方々が

日々精進していらっしゃるのは確かで、

こういう方々には尊敬の気持ちを抱いて

おり、また

こういう方々は、教えを乞う方以外には

あれこれ口を挟まないのではないかと

思います。


しかし一方では、誰がなんのために

こういう細かいルールを作ったのか

本来ならだれでも着られるきものを

窮屈なものにしてしまったのか。

これも調べ考えてみたい。

それを知ることで、

「ああ、これでもいいんだ」と思い、

気楽に気軽に着物着る人

もっと増えてほしいです。


さて、その話題は置いといて~~。

暇暇に、着物を自分サイズにお直ししています。

きれい着付けには

自分のサイズが合っているほうがいいとは、

わかっていたのですが、

なかなか、ね。



ブルーの真綿紬です。

色は気にいっていたのですが、

初期にサイズのこともわからずゲット。


何度か処分しようと思いましたが鳥模様と

色とが気にいってそのままになっていました。

それをお直し。

着てみました。


おはしょり、長すぎますね(汗&笑)

試着でおうちきものです。


帯は木綿更紗です。

こちらも箪笥の肥やしだったのですが、

合わせてみると、結構合うなあ、と


持っているイカットはマルチカバー。

ベッドカバーにしていたものですが、

この度の菊地信子さんの更紗展で、

そうだ、あれを羽織ものにしようと

思い立った次第。

菊地さんの着物の数々を拝見してよかったのは、

それこそ自由な発想!!


洗って干してただいま制作中。

というかひたすら縫うだけだから、

すぐにできるんです。


それまでも自由、というかめちゃくちゃ

とも言われてきた紫苑ですが、

どんなものも、自分が美しいと思った

モノは着物に応用できるのだなと。

もちろんあれほど高価で貴重な布ではありませんが、

分というものがある~~。


前に羽織っていたこちらは

帯に直します。裏の布は外して先の更紗の裏に。

こちらも洗ってスタンバイ。


試しに羽織ってみたもの。


というわけで、またまた楽しみが増えた

紫苑でした。


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着付けに正解ってあるのかなあ~~。

2018-01-29 11:21:25 | しきたり、ルールについて考えた

 

このところ、昭和のドラマや映画のきもの姿を

見ていて、

「いいなあ」と思っていたところ、

マイ着付けに

「襦袢が見えています。残念」との

コメントいただいて、

「またか」と、心のなかでカット、

なかったことにしようとしたのですが、

いや、これは大事なことかもと、

この際調べてみることにしまいした。


着付けに正解ってあるのかなあと。

 

市川崑監督の「古都」の岸恵子さま

設定は昭和38年頃?


不肖紫苑の推測とは外れて、

「正解ってあるらしい」。

というのは、着付けって

国家試験があるんですね。



この試験制度ができたのは

平成21年、

最近です。

 ああしろ、こうしろという方々が

 この国家試験を持っていらっしゃるのか、

というとビミョウ。

 

「きもの警察って?!きもの都市伝説」

 

戦後きもの生活がすたれ、ある時期に

「このままでは日本の文化伝統がすたれる」と

大手の着付け教室ができたのは、

1963年昭和38年。

はい、「装道礼法きもの学院」ですね。

次にできたのはハクビ京都きもの学院5

こちらは1969年(昭和44年)。

そのおかげで着物着る人が増えたのは確か。



それまでは、きもの着る人は自分で着ていた。

着付け教室ができても、自分で着る人が

多かった。


たとえば、こちらは昭和45年放送の

ドラマですが、

結婚式のファーマルでも自分で着たらしく、

きものの襟から襦袢の襟が出ている。

袋帯もざっくり。

いいですね。


で、これら大手の着付け教室が

全国を席捲するようになり、

「この着付けが正しい、正しくない」

とルールを決めるようになった?



 その教室の生徒が先生になるには、

このルールを覚える必要がある。

それは今でもそうですね。

着付け教室によって、着付け微妙に違う。

しかし、それは学校の校則みたいなもので、

絶対ではない~~。

と私は思うけど。

でもその着付け教室で教えるには

そこのやり方を覚える必要がある。

ある意味当然ですね。

しかし、それはその教室のルールであって、

すべてが絶対ではない、と思う。


私は国家資格の着付けがどんな内容なのか

知りませんが、

資格がないと着付けの仕事ができない、

ということではない」とあります。


まあ、ステータスみたいなもの?

きもの文化検定みたいなもの?

持っていること自体は素晴らしいことだと

思いますが、検定で一級取っても、

取ってない人に

ええ!!こんなこと知らないの~」とは

言いませんよね。たぶん。



「残念」なマイ着付け、

いっぱいありますよ。

 

着物の袖と襦袢の長さがあっていない

 

それでも、「着付け試行錯誤」と名付けて、

いろいろ試しているのは、

試行錯誤が楽しいから、

自分の着付けの正解を見つけたいから。

どなたかの言う正解じゃないと

着物着られないとなったら、

いつまでも着られないもの、わたし。


どこの着付け教室のやり方でも、

「そうだな」と思えばやります。

それも当たり前。


細かいこと除けば

着付けにそれほど大きな差はないもの。

裄が短いので袖から襦袢が見えています。

 

自分に不都合なことはカット、

と言いながらも、心に残るモノはある。

それは建設的、前向きに

使わせていただきます。

その方も親切で言ってくれたんだから、ね。


特定の着付け教室を非難するものでは

ありません。着付け教室の歴史を

知りたかっただけです。念のため。


まっ、長い目で見てやってくださいませ。

残り少ないかもしれないけど。


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ブログとリアルのギャップって

2018-01-28 11:06:57 | 暮らし


先の東京ドームでのpocheさんのレッスン、

所用があり行けなくて残念

それにしても、

ブログをはじめてかたいろんな方と

お知り合いになれたのは嬉しいことです。


しかし娘が言うには

「お母さん、話し作ってない?

う~~む、なになに?


たとえば娘の部屋に行った時のネタ。

「娘の部屋に~~」


「まるで私がいい子みたいじゃない」

料理は作ってくれるし、なになに、何も

しなくていい~~?」

確かに、料理については、

「ちょっと辛い、甘い~~」などと言おうものなら、

「それなら食べないで」

と言われることは

書かない。


何もしなくていいのは、

「うろうろしないで、

ちょっと邪魔なんだけど~~」

などと言われることは、

書かない。


「書かない」ことを抜かせば、

確かに、リアルは少し変わる~~。

気持ちのいいものになる~~。




 

それをね、「話し作っている」と言われれば、

それはそうかも。

 

ブログには、書かないこといっぱい。


家族のことだけではなく、

言葉足らずのため残念ながら誤解も確か

にある~~。


ブログとリアルは別の次元のものと

思ってきました。

だからブログがリアルに侵入する

ことはあり得ない~~。


ところが、このところブログを見た人に

お知らせいただいたり、

実際に会ってお話したりと、

ブログがリアルを変えていく~~。



お目にかかった人のなかには、

現実では出会えなかっただろうなと思う方々も。


 

なにより、拙ブログを見てくれているから、

初対面でも

「何!この人」と絡まれることはない。

お行儀悪いせいか、

前にはときどき、ね?


たとえ心の中ではそう思われていても、

リアルで絡まれないのはとても安心。


もちろん、実際に会ってイメージ違う、とか

まあ、いろいろあると思うけど、

それは仕方がない、こと。

だって、ほら、書かないことあるから。

それに写りの悪い写真はカット、カット

だから(笑)


 

 

ブログからいろんなことが起きる!

そして、何よりよかったのは、リアルでも、

心のなかで、

カットできるようになった。

そう、自分に都合の悪い真実は(笑)

誤解やら、嫌なことやら現実リアルでは

生きている限り、

やはりあるでしょう。


でも、ささいな嫌なことは心のなかで

カット、カット。

写りの悪い写真を、ほら、なかったことに

するようにね。

これぞブログ・マジック

追記

タイトルと内容にそれこそギャップありますね。

ブログとリアルのギャップを意識することで、

リアルをブログ的によい方向に

変えていくということで。

すみれさん、仰る通りです。

ありがとうございます。


関連記事

性格が変わる」どきどきブログ」


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二度目の菊地信子更紗展~~琉球紬

2018-01-25 12:18:39 | きものでお出かけ

 

大雪の次の日、再び「菊地信子更紗展」に。


こんな機会はめったにないと、

もう一度ゆっくり拝見したかったのです。

本でも映画でも、気に入ったら何度も見なきゃね。

一回では見たうちに入らないとの言葉も。


寒さと足元が悪いので

ほっこり琉球紬に博多帯です。


今回は菊地様の載った雑誌を

ゆっくり拝見するとともに、

一つ一つのきものの解説をじっくりと。


こちらのきものは志村ふくみさんの作品。


菊地さんの着姿はこちら。

やはり着物は人が着てこそのモノと

実感します。


こちらはカシミアのつづれ織りのショール。

いわゆるジャガード織りのものと違い

生地が厚い。

これを一人が織るのは大変なので、

何人もの人が織って、

それをあとから縫い合わせるという手の込みよう。

そのショールを羽織モノにして襟部分は皮、

裏はエルメス。

 

 

 

菊地さんのきものは、その多くを普通の布から

作っています。きものサイズと違うので、

いろんな部分を継ぎはぎしています。


 

その技術がまた素晴らしい~~。

横幅が足りなくて、千鳥掛けで継いでいますが、

それがまた美しい模様になっている。

この技術は、菊地さん専用の仕立て師がいらして

その方が。

 

こちらは、この企画を立てた藤田さんと

おっしゃる方。

結城に先と同質のカシミアショールを

切りばめしています。


同じ生地で帯も。


シルクラブの店主であるはなこさま。

品があって、優しい~~。

結城に更紗帯&この道明がまた素晴らしい。

「初日にもいらしてましたね」

「はいーー」

このお店の客はおなじみさんが多いので、

見慣れぬワタシはやはり「だれだろう~~?」と~~

 

会場にはやはり素晴らしいきものの方々が。

結城にアフリカの布草ビロードの帯。

「重くないですか?」

「これ作り帯になんです。

普通の帯では重すぎるでしょうね」

一方紫苑はプチプラきものながら、

臆せずあちこち~~。

 

菊地さまは、北海道の病院の奥様。

ご主人とのツーショット。

ご主人はエミール・ガレのコレクター。

美しいものへの愛にあふれて~~。

もちろん美しい奥様への愛も。

 

素晴らしいですよね。

年に一度はヨーロッパ旅行。


お孫さんのエレさまと。

母と娘みたい?孫と祖母みたい~~?

ご主人愛用と更紗羽織も羽織らせてもらいました。


ご主人愛用のこの羽織です。

ではまたお目にかかれますように。


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東京ドームキルト展が始まります。あの方のレッスンも。

2018-01-24 11:13:51 | きもの仲間

 

今年も東京ドームでキルト展が始まります。

東京ドーム公式サイト。

 

 

1月25日から31日までです。

 

わがクリスマス会に出席してくださった

キルト作家で、和部門大賞を受賞した今村さまの

「ワンポイントレッスン」があります。

「パッチワークのあの方もクリスマス会に」

→教室訪問記です。

 

26日12時からです。

お知らせをいただいただきました。

「26日12時からアリーナステージで

ワンポイントレッスンを致します
[コラージュ技法で楽しむパッチワーク]

と題してキルトに様々な素材を張り付けて

楽しんじゃいましょうーというような

お話をします
今回は和の作品ではありませんが、

お時間ございましたらぜひいらして下さい。
ドームに入場された方ならどなたも見れますので〰️」


 

今年は

「私の中のにっぽん」と題した

キルト作家さんたちの競演もあります。


NHKBSでは

1月27日(土曜日)午前11時から

布遊びって楽しい!」という

キルト展との連動番組があります。


 

こちらは昨年のキルト展。

キルト展に行きました」

もちろん今村さまの受賞作も。


皆さま、お誘いあわせの上、

ぜひ覗いてみてくださいませ。


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東京大雪~~カツオ縞紬に自作更紗帯

2018-01-23 12:27:15 | きものでお出かけ

 

東京は大雪。

すごいです。


 

迫力ないど、早朝わが家の前に

早くも足跡。新聞屋さん?


 

これは4年前2014ねん二月の大雪の日。

「雪のなかのきもの・連写」

→雪のなかに飛び出す元気、まだあったのね。

 

雪の日、お出かけではありません。

先にお出かけしたものの、

アップできなかったので。


鰹縞紬に自作更紗帯です。

羽織を解いて作りました。

矢羽帯締め。

全部が寒色系だと寒そうなので、

帯揚げに暖色更紗を持ってきました。

 

お店に行く前に友達と待ち合わせ。


お店に入る前にぱちり。




後ろです。

こんな気軽な着物が好き


アップ過ぎて、済みません。

もっと引いて、とはお願いしたのですが。

更紗の羽織もの、これ、更紗展に刺激されて、

帯にしようと目論んでいます。


というわけで、

今回はこれにて。


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人生が二度あれば「女職人になる」!?

2018-01-22 11:04:49 | きものの本&本

 

人生が二度あれば」あればと歌ったのは、

誰だっけ?

井上陽水?

発売された1972年、今から45年まえには

60代はこんな風に思われていたのね。

いまや歴史的資料?

「ことし母は64~~」♬と、

私と同じ年だけど、

とても悲しい歌だよね。

 

アッ、知らない? 生まれてない?~~


あの歌を聞いた当時は、60代はとても

「悲しい年代」だったのね。

いまや人生百円、

もとい百年時代になり(何度も言うね)

人生は二度あるも同然か~~?

いや、そうはいかない。

 

しかし、もし違う人生歩けるとしたら、

「女職人になりたい」(アスペクト刊・鈴木裕子著)!?



 

 本は、「まったく別の仕事をしていた人」が

和裁師、竹工芸の職人、あるいは

結城紬のり手になったというルポ。



別の世界からというのがキモです。


 

 学校を出て就職し何年か経つと、

「わたし、この仕事続けてていいのか」と

悩む人は多い。

そんなとき、みつけた「好き!」

いただくお金は安くても、

「好き」を続けたいと職人の世界に

入った人々~~。

はい、私も憧れます。

「目標」ではなく、

しかし、こちらは「憧れ」



職人はやはり何十年やって一人前の世界。

プロとアマの間には、

それこそ深すぎる川がある



 それでも本を覗いてみるのは、

どんな風に「好き」を貫いているのか

知りたかったから。

ヘルニアになったり、けがをしたり、

貯金を切り崩したり~~。

「好きだけで続けられるか!」というのは、

かつてよく言われた言葉だけど、

職人の世界は、

好き」!と根気、ガマンがあれば、

結構いけるかもと思わせてくれる内容~~。

あとのふたつがなかなか、ね。

ホントに美しい竹細工かご。



欲しいと思うものを自分の手で作れるなんて、

素晴らしいと思うけど、

それらを手放さねばならないつらさも?

そう思う限りプロにはなれないのかも。



人生が二度あれば、

もう一度二十代、三十代にもどれたら、

と「たられば・シニア」に

なることもあるけど、

こちらは憧れだけにしておきましょう。

これを読むことで、逆に

好きなことをして生活できた幸せを

再確認することができ、加えて

手仕事の素晴らしさ、それを作っている人の

大変さを知ることができました。

更紗展での講演で悉皆屋さんの高橋和江さんも

仰っていたけど、

「それこそ時給にすれば00百円の世界で

頑張っている人も」~。


人生が二度あれば、あなたは

どんな人生を~~?

もう一度同じ人生を、と思う人は

幸せ、かも。

「シニア・これからは憧れより、目標の人を」


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の、紀香さんも、なの?!~~う~~ん

2018-01-21 13:40:07 | きもの 美容

 

たまたまつけたテレビ画面に

大きなアップ。


の、紀香さん!


きものドレス!!


いつぞや浜松の夏祭りで

若い女性が着用していたのを見たことが

あるわ。

びっくりしたわ。

こちらは借り写真です。


紀香さんまで。

きものドレス!

ふ~~ん、う~~ん。

歌舞伎の人だけに、

歌舞いているのね。

※歌舞く=奇抜ななりをする。


ということで

本日はこれにて。


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菊地信子更紗展~~みなさまのコーディ

2018-01-20 11:49:05 | きもの仲間

 

昨日の菊地信子更紗展、皆さまの

コーディをご紹介させてください。

 

まずはがっちり腹ごしらえをしてから

お店に行きましたよ。

 

シルクラブの門の前でぱちり。


ではコーディです。

まずは不肖紫苑を片づけてしまいましょう。

 

 

蜘蛛の巣絞り紬に

更紗鳥袋帯。緑帯揚げ&道明。

刺繍半襟です。


マッ、こんな感じ。

 

では次々と行きます。

更紗展に来ていた人達の更紗。

許可をえて。

半襟や羽織まで更紗なのは菊地さんと同じ。



こちらも菊地テイスト。

茜色がとても美しい~~。

半襟も同じ茜色。


お仲間きもの

こちらはオレンジ更紗。

 

私若い頃にゲットした更紗と同じテイストだわ。

引っ張り出して着てみようかしらん。


きもの着たまだ3、4回目だと思えない

このコーディに着姿。

才能あるわあ。


出初式の帯。

きものはなんと百亀甲の結城よ。

わざわざ奥順さんに行って鑑定してもらったとか。

すごいわあ。

さらりとした手触りでとても軽いの。

清水の舞台から飛び降りたそう~~無事だった?

後遺症ない~~?


 

鷺?、タンチョウヅル?の帯。

すきっとして素敵だわ。

 

こちらは売り物の更紗。

こ、好み過ぎる

おいくらくらいかわかりますか。

当たった人には~~何も出ないけど。


革にアフリカの布ラフィアを切りばめた帯。

この帯も、欲しいわあ。

というか、欲しいモノだらけ。


菊地さんとのスリーショット。

わかります?


朝香さんとのツーショット。

「すみません、後ろ向きでお願いします」(笑)

「えつ~~、そうなの?」と朝香さま。

いつもながら素晴らしい着物&帯。

今回は干支の戌帯です。

きものカンタービレ


 

菊地さんとお孫さんの可愛い写真。

いろんなところに写真が置いてあって、

ご家族の仲の良さが偲ばれます。

 

 

お孫さんとそのご主人。

「このおばさん、だれ?」とご主人??

お孫さんはダンサー、ご主人は役者さんという

アーティスト一家だわ。

菊地家のご家族のぬくもり、祖母への愛を

至るところで感じさせる

とてもいい展示会です。


ティールームでお茶を。

きもの談義弾みすぎて、気が付くと

窓の外は薄暗くなっていました。


持参した母のミンクのショール。

いま使わなきゃ使うときないと、

持参したものの、

滑る~、落ちる~~、引きづる~~

持ちなれないモノを持つのは大変~~。


 

広々と、すべてがゆったりと

 できていて、気持ちまでゆったりする

 素敵なお店。

シルクラブ。

にて絶賛開催中。


 

というわけで、

低いところ、下から目線で失礼します。

二階のカフェから。

(後ろの影がいいでしょ)

吹き抜けになっているの。

ご一緒してくださった皆様、

お店で出会った方々、

ありがとうございました。

すごく楽しい、思い出深い一日が

また増えました。

 

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