若い人だけではなくチェックは、多くの人が好む柄。
その例に漏れず、私もチェック狂い。
どうして、こんなにチェックが好きなのか、好きに理由はいらないとはいうものの、またまた愛読の「色の本棚2」(視覚デザイン研究所刊)で、こんなページを。
「ギンガムチェックは、透明感のある配色のいいお手本。そこにはどんな秘密が?」とあります。
その秘密を一挙にバラしてしまうと、チェックは何色かの色が交差していますが、その交差している部分では色が混ざり合い、一色の部分と溶け合うようにつながっていきます。
重なった部分が混ざりあっているだけに、一色の部分に透明感が出て、余計に色のきれいさが感じられるというわけ。
もちろん配色の美しさも。
私のイメージでは部屋のなかにいて、窓の外から入ってくる光を見ている気分。
混ざり合っている部分が窓枠で、一色の部分が窓、ということ。
そう、解放感というか、そんな心持になるのでは?
チェックきものに帯を重ねるとき、一色の部分を持ってくると透明感が強調され(窓を大きく開ける感じ)明るく爽やかに、混ざり合った部分の色を帯にすると(少しカーテンをかける感じ)、落ち着いた感じになります。
色合わせがしやすく、きれいにまとまる。
もちろん、反対色を合わせるというハイテク(違う色のカーテンをする感じ)もあるわけです。
というわけでーーおい、つながりはないぞーーブロックチェック、「きもの新陳代謝」で買ってしまいました。
PCの群青色。
これには白かブルーで明るく爽やかに、紺で落ち着いて、反対色で薄い鴇色の帯を合わせるとキュートに~~。
帯合わせもいろいろできて楽しいです。
物欲あるうちは、元気な証拠~~??
「パーソナルコーディ」の項目は、この本にばかり刺戟を受けて色々インスパイアされています。
いい本です。
気が向いたら
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