先に長襦袢、単衣なら正絹だって自分で洗えるとの記事をアップさせていただきました。
で、このときにはすっかり忘れていましたが、ブログ友達にいい本を教えてもらっていました。
「悉皆屋さんが教える着物まわりのお手入れ」(高橋和江・河出書房新社)
「わたしは悉皆屋の女将ですが、現場の人間ではありません」という自己紹介のあと、
「着物が嫌いでした。嫌いで面倒でどうしようもない私でもできる工夫を重ねてきた結果がこの本」とあります。
この中では絹の長襦袢単衣の洗い方を紹介しています。
「--正絹を洗うのは勇気がいるかもしれませんが、慣れればいつでもさっぱり着られます」
として、
簡単に説明すると、
1 中性の洗濯洗剤で手洗いする。
2 よくすすいだらヘアリンスを水に溶かして浸ける。
3 そのあと脱水。
この脱水の秒数は書いてないのですが、私は30秒から40秒、つまりすぐです。
4 脱水のあと、すぐにアイロン。
5 半乾きになってから干します。
アイロンは高温で。生地が濡れたままなら高温でも大丈夫。シワが簡単にとれる。
★私はリンスでの仕上げはしていないのですが、これにはどんな効果があるんでしょう。
ヘアと同じに光沢がでる、手触りがよくなるのでしょうか。
それは書いてないから、今度試してみます。
脱水してすぐに半乾きの状態(まで)アイロンをかけるのですね。
というわけで、絹の長襦袢水洗い、プロもちゃんと大丈夫と教えていただきました。
で、ワタクシは、帯皮を洗いました。
出るわ、出るわ、アンティークは汚れの宝庫?
刺繍のジャンク帯。捨てようかと思ったけど、裏が可愛いので、別の帯に使おうかなと。
でも、刺繍も特に痛みなく大丈夫。
長襦袢、自分で手入れしやすいように、やはり「水通しをしてからお仕立てをお勧め」だとか。
これって、もっと浸透すると、着物はもっと気楽に着られるものと思ってもらえるのにね。
「着物嫌い」の女将さんでもできるなら、「着物好きな」人は、もう喜んでできますよね、いや、着るのは好きだけどお手入れは~~??
ベンジンのよりリグロインのほうがお勧めとか、きもの自分でお手入れしたい人には役立つ一冊です。
着物、着るようになって、着物を洗うの気持ちよさも知りました。
それも嬉しい
長襦袢洗い、実践している方から、すごく参考になるコメントいただきました。
ぜひ、参考にしてください。
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